エキストラ専門の会社が東京にも京都にも大阪にもある。これが儲かるのだ。エキストラのギャラは決められており、あらかじめ決められた時間を過ぎると超過料金を取られる。「卒業式のシーン」や「朝の通勤風景」などはたくさんのエキストラがいる。エキストラ派遣会社は、テレビ局や映画会社、制作会社が支払うギャラの一定金額を手数料として取る。損は絶対しない。京都のロケで、地元のエキストラ会社のおばちゃんと喋ったことがあるが、彼女の会社は溝口健二が「雨月物語」を撮った半世紀前くらいから、代々、この仕事をしているとの事。京都のエキストラは、ちゃんと自分達で、カツラは付けられるし、着物も着られる。そして、ロケ場所が移動した場合は、みんな自前の「原チャリ」でロケバスの後ろを付いてくるのだ。とっても仕事がしやすい。
京都は20世紀初頭から映画を撮っていたという事があり、地元を仕切っている「テキヤ」ともちゃんとルールができていて、嵐山の「どこどこ」は「××テキヤ」に「日本酒を二本」を持っていけば、撮影OK。(もちろん、警察には撮影許可書の提出は必要だが)便利な仕組みになっている。「歴史が文化を創っている」のである。
京都は20世紀初頭から映画を撮っていたという事があり、地元を仕切っている「テキヤ」ともちゃんとルールができていて、嵐山の「どこどこ」は「××テキヤ」に「日本酒を二本」を持っていけば、撮影OK。(もちろん、警察には撮影許可書の提出は必要だが)便利な仕組みになっている。「歴史が文化を創っている」のである。
「通勤風景」で検索してたどり着きました。
エキストラで思い出しましたが、我が家の75になる父親がなにを血迷ったのか、シルバーモデルに応募して、1、2、3次とオーディションを通って最後の面接で登録料35万と聞いて逃げてきたと言っていました。登録だけさせておいて、仕事がないという悪徳業者ではないのでしょうか?
ま・・業界が違えばいろいろ面白い事件はあるものですね。