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本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

「死」を考えていて、この本を読んだら、地に足が着きました。

2006年05月08日 | 本・雑誌・漫画
死体とご遺体 夫婦湯灌師と4000体の出会い

平凡社

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内容(「BOOK」データベースより)
湯潅とは、死体を洗い、化粧をほどこし、仏衣を着せて旅立ちのための“ご遺体”にする儀式のこと。かつてCM業界で活躍した著者は、バブル崩壊による倒産に見舞われ、紆余曲折のすえ、湯潅サービスの起業にたどりついた。以降十年、出会ったご遺体はかれこれ四千体―。死者を抱き、洗い続けること。そこからみえる、現代の死生の姿とは。(Amazon.の解説より)

僕が肉親の死に接したのは、もうすぐ四年前になる父の死である。その時、僕は喪主を初めて務めた。「祭壇」は幾らのにするか?とか、「戒名」をつけて貰うのに、お坊さんに幾ら包めばいいのか?とか、「代表焼香」を誰にお願いするとか?贈って頂いた「花の順番」はどうするか?とか、「?」だらけだった。父を亡くした「悲しみ」を感じる時間もあまり無く、葬儀の前後数日間を過ごした様に思う。
本屋さんの店頭で、この本のタイトルを見た時、瞬間的に読みたいと思った。読んで良かった。「生きる」・・・を考えさせてくれた本。

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