白寿を目指す抗衰老ライフへの誘い

慣れ親しんだ新容器野菜養液栽培に別れを告げ、新たに取組んだ老人の終末課題の経過発信を続けさせて頂きます。

―イチゴは今が季節です!-

2015年05月18日 | 苺栽培

昨年11月のブログ記事 「促成栽培イチゴは薬漬け」の中でも申しましたが、今が一期成りイチゴの本来の収穫期です。

ところが、今店頭に並んでいるイチゴと言えば、既に終末期を迎えての見切り品が多くなり、酸味と適度の甘さがあって、イチゴ特有の香りがする季節本来のイチゴらしい美味しさが殆ど無くなっています。

拙宅では、農薬漬けの促成栽培イチゴでは一寸控えたくなる事から、自作の新ポット栽培でのイチゴ作りを復活させたのですが、昨年10月にポットに植え付けたたった12株のイチゴの「カレンベリー」、今丁度熟し始め、傍に寄ると完熟イチゴが放つ特有の香りが漂って来ます。

 

 ―色付いて垂れ下がり出したイチゴカレンベリー成り数は少ないー

唯、イチゴは季節到来に合わせたように順次開花するので、果実の熟期も亦開花順であり、たった12鉢ですと、一度に採れるイチゴの数が限られており、せめて一回にワンパック分は取りたいと言う家人に、聊かフラストレ-ションを感じさせているようです。

 

―ポット栽培見て楽しむにはこれで充分ですが‥家人は不満?

其のイチゴ、アメリカは世界一の苺の生産量を誇る国であり、今がイチゴの旬の季節と云い、例のアメリカの健康食品サイトThe worlds healthiest foodsの今週のたべものに、イチゴが選ばれて掲載されて居りました。

アメリカの食文化の中にしっかり定着している豊かな栄養分を持つイチゴのベストシーズン、旬と成れば廉くてたっぷり味わえるその季節の果実であり、消費量は日本と比べたら、断トツに多いようで羨ましい話です。

 

―一回に10個程の収穫では足りません!-

その冒頭に先ず書かれて居た事は 「慣行栽培イチゴは、残留農薬成分が尤も高い食品にランクされて居りますので、出来れば何時でも、有機栽培イチゴを選択する事をお薦め致します」と言う事です。

 

続いてのイチゴに就いての What,s New & Beneficial 野菜や果物の一日の摂取量が足らない食生活に慣れてしまっている方の多い日本とは、一寸異なる健康意識で捉えられているイチゴの持つ健康に資するポイント情報 「5Adaysの参考になればと思い、抄訳で其の内容の一部を紹介させて頂きます。

 

―アメリカカルフォニアのイチゴ畑風景―WebPagesより

  合衆国で一般に消費される食べ物の多くが、価値のある抗酸化作用物質源であります。ところが、最近研究者が調べたところ、一般に食べられてい るベスト50種に揚げられる抗酸化作用物質源の中でイチゴは極めて例外である事が分かりました。

単位重量当たりに含まれるイチゴの全抗酸化物量は、合衆国でのベスト食品の中では27番目にランクされます。それに、果物だけで見るとイチゴは、ブラックべリー、クランべリ-、ラスベリ―に次いで四番目になるのです。

しかし、多くの食べ物は一度に大量に消費する事は稀であり、研究者は一般的に食べられている量に注目して抗酸化作用量を測って居ます。

其れで見ると、イチゴはスパイス類や調味香味食品、果物や野菜の中で、抗酸化作用が最も高いと言われているブラックベリーとクルミに次いで3番目で有り、最も有り振れた果物のあり乍ら、イチゴはそれ以上でもあると言う事です。

 

―U-Pick イチゴを食べての摘み取り販売です!-WebPagesより

次に揚げられていたのがイチゴの保存の話であり、最近研究で示されているのはイチゴが驚く程ひ弱で、傷み易い繊細な果物と言う事です。

貯蔵時間、温度、湿度、及び其の熟成度を細かく観て見ると、イチゴは保存方法で重要な違いが発生します。研究で分かった事は、平均してビタミンC及びポリフェノール抗酸化作用力の主だった損失が起こらずに、保存できる日数は最大で2日間であります。

これはイチゴが傷みやすいから危険とか、2日で価値が無くなると言うでは無く、保存時間が伸びればそれだけ、栄養損失が大きくなると言う事です。

貯蔵湿度は90~95%が理想で有り、貯蔵温度は2℃と言い、殆どの冷蔵庫が内部循環で湿度がそれより低くなるので、イチゴは2~3℃にセットしてコールドビンで貯蔵する事です。

イチゴの熟度ですが、果実は未熟でも過熟でも植物栄養素に思わぬ大きな影響力を持ち、特に抗酸化作用ポリフェノールに違いが出るのです。

幸いな事に、其の熟度の判定は果実の色で判断します。果実の色がピンク赤色であり、艶が有って生き活きして居る事です。(イチゴは追熟しないので緑色や黄色が残るものは避ける事)

 

-家族でのイチゴ狩りアメリカでも盛んなようです!-WebPagesより

★  イチゴと健康に関する研究での長年の興味分野は、血糖値を改善する制御力でありました。ところが、研究者は最近、イチゴとテーブルシュガーの摂取と血糖値との間に素晴らしい関係が有る事を発見しました。

予想されているように、過度のテーブルシュガーの摂取、スプーン5~6杯で好ましく無い血糖値の上昇が結果として起こります。しかし、同時にワンカップのイチゴの消費によって、血糖上昇を減らし、その心配をしないで済むようになるのです。研究者はそれをはっきり見つけました。

約ワンカップ、150グラムの生のイチゴで、砂糖だけの摂取で起る血糖値上昇を減らす事が出来るのです。

更に健康科学の研究者達は、イチゴに含まれるポリフェノールが血糖値を制御する反応を助ける役割を果たしていると推測して居ます。

この発見は、正常な血糖値を維持したいと望んでいる健康人、生のイチゴを楽しみしているⅡ型糖尿病の方、イチゴを決まって楽しいんでいる方にも亦大変な朗報であります。

 ★  アントシアニン、エラジタンニン、フラボノール、テンペノイド、それにフェノール酸を含めての驚くべき植物栄養素の組み合わせを持つイチゴ、其の持つ抗炎症作用特性に就いての研究の興味を増大させている事は今や驚くに値しません。

此の注目すべ果実には炎症作用レベルマーカーの「CRP」を下げる効果があり、1回に約1カップのイチゴを週に七日、毎日食べる事で現れる効果を見ると、実にわくわくさせられます。最近の研究では、定期的にイチゴを摂取する事で、幾つかの慢性的な炎症作用マーカー値の改善が起こる事が示されています。

興味深い事に、或る大規模な研究では、イチゴは少なくも週に3度消費しされないと抗炎症作用の恩恵は示されません。此の研究から、果物全ての摂取では、週に3-4回はベリー類を含める事をお薦め致します。

―カレンべリー果重型で果数が少ないイチゴですー

以上ですが、日本で一般に市場に出廻るイチゴの殆どが今では季節をずらして作られる促成栽培の施設園芸品であり、其の本来の栄養成分に触れての分析評価、日本では先ずは見当たりません。

それに比較して日本のイチゴ、産地間競争もあって、品質的には大変優れていますが、施設栽培の高コストに高付加価値化が進んでか高価であり、健康に良いと豊富に食べられる程の日常的な果物とは、一寸言い難いのが実情です。

 

-このざるに盛り上がる程の一回の収量が目標です!-

拙宅では来シーズンはもう一寸増やして、1回分に採れるイチゴの量をざるに盛り上がる姿を目標に、ポット栽培から新プランター栽培に切り替えて30株程作りたいと思っています。

これ亦課題が増えて頭が痛いですが、今年の反省での苗作りで果数が決まる事が分かったので、勿論イチゴの新ポット栽培は続けます。

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