白寿を目指す抗衰老ライフへの誘い

慣れ親しんだ新容器野菜養液栽培に別れを告げ、新たに取組んだ老人の終末課題の経過発信を続けさせて頂きます。

除草剤「ラウンドアップ」の持続性

2011年01月30日 | 農薬

 

 

「ラウンドアップは40種を超える植物疾病の引き金となり、人と動物の健康を危険にさらす、2011-1-17(月)」

―抄訳その3

  

 

―根まで殺す雑草キラーのラウンドアップー

 

環境に持続するラウンドアップ
モンサント社は、ラウンドアップは土壌内で急速に分解されると主張して、生物分解すると誇って来ました。しかし、アメリカもヨーロッパも裁判法廷では同意せれず、虚偽広告で有罪となりました。事実、モンサント自身の試験データで、28日後で分解された製品は僅か2%であることを明らかにしています。

グリフォサートが1週間、数ヶ月、或いは数年掛かって分解されるかどうかは、pH、粘土粒子、ミネラルの種類、ラウンドアップ耐性作物残渣等を含む土壌条件、除草剤構成分子を分解する特別な酵素等によって大きく左右されます。ある条件下では、グリフォサートは土壌栄養分と結合して長期に亘って安定化します。ある研究では、グリフォサートが半分の量に分解するのに22年を要した事実があり、モンサント社の製品宣伝を信頼するには程遠い事です。

グリフォサートは、上からも下からも攻撃可能です。近隣の農場から風で移動し荒廃を周囲に起します。倒れた雑草からも放出されて土壌を通して移動し、健康な作物に吸収される事にもなります。


グリフォサートがダメージを与える事が出来る量は極めて少量です。ヨーロッパの科学者達の実験では、1エーカー当たり半オンス以下で、植物の必須の微量栄養素を摂取して移動させる能力を阻害する事が分かりました。

 

その結果、ラウンドアップを散布した後何年も経って、植えた作物が弱くなった防御力と増えた土壌病原菌で苦しむ事に気付く耕作者がだんだん増えています。

―推奨散布量の1/40でのミネラル分摂取&転送の減少率―

 

***グリフォサートは又、アルファルファのような多年草の内部には散布を重ねると6-8年蓄積する事ができます。

***グリフォサートの土壌中で捕捉されて固定された残留分は、リン酸肥料の施肥や、或いはその他の方法で再活性化されます。例えば、西部、中西部のジャガイモ生産者は、再活性化したグリホサートから深刻な被害を経験しています。

 

***グリフォサートは、散布によるドリフトや汚染した水、更に鶏糞堆肥を通して耕作地へ事故として入るものが見つかっています。

 

***グリフォサートの土壌中の濃度は、引きき続いての各散布で耕作シーズン毎に高くなります。

 

肥料として農地に鶏糞堆肥を撒いた替わりに、堆肥に混じっていた土壌の中のグリフォサートによって作物の病害が促進され、雑草と共に作物も枯れる事が分かった耕作者のショックを想像してみてください。堆肥の検査結果では、グリフォサート/AMPMの濃度は大きく,0.36-0.75ppmを示しました。通常のグリフォサートの除草剤の含有率は栽培圃場で、0.5ppmです。

 

他の家畜の厩肥でも又、除草剤を撒いているかも知れません。アメリカでは、とうもろこし、穀粒、大豆などに大量に蓄積されたグリフォサートを家畜が消費しているからです。もし、家畜糞尿に見つからないなら、更に悪いことになります。食事の度に体内に蓄積されて最後は我々の食する肉やミルクに含まれることになります。

 

このようなとうもろこしや大豆の為に、既に高騰している我々の食料の中の残留グリホサート量の脅威に加えて、尚も、我々の健康を脅かす重大な問題をグリフォサートは抱えているのです。グリフォサートは、不妊、内分泌攪乱、異常低精子量、流産、胎盤細胞死、異常出生、発ガン性、そのほか多数(グリフォサート健康影響原本リスト参照)に関連しています。

(この項続く)


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2019-03-16 16:33:47
情報ありがとうございます。
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