白寿を目指す抗衰老ライフへの誘い

慣れ親しんだ新容器野菜養液栽培に別れを告げ、新たに取組んだ老人の終末課題の経過発信を続けさせて頂きます。

―如何すれば百歳迄生きられる!-

2020年09月10日 | 健康

今年の老人の日は9月21日であり、間もなく到来致します。今年も亦、日本の百歳人口が何人に増えるのか、発表結果を見るのが楽しみです。しかしそんな事を呑気に言ったら、如何にも気楽な事が言える年寄りならではの関心事と、特に今年は厭きられ兼ねません。

何しろ今年は東京2020オリンピック・パラミンピックの一年延期を皮切りに、パンデミック阻止の前代未聞の各国それぞれで実施されたロックダウン、地域封鎖があり、その結果の及ぼした社会経済活動停止の経過状況は事の他深刻で、世界経済全体が不振に陥って居り、波及した経済活動低迷に今尚各国が苦悶している状況にあるからです。

今や老人大国となっている日本の先行きも一層不透明になって居り、100歳超える長寿者の数字など如何でも良く、世代間格差の増大や社会福祉行政での社会負担増の更なる拡大に及ぶではと受け止められ兼ねず、昨今の時世では必ずしも喜ばしい事では無いと言われるのが、本音の受け取り方かも知れません。

―この溌溂たるセンテナリアン候補のご夫婦に、何方が代償を支払ってる!ーWeb imagesより

そうは申しても、「センテナリアン」(百歳人)は、精進して自分の健康を自ら守って来られた自助努力での達成者であり、医者通いの常連でも、医療経済繁栄の功労者でも無く、また社会福祉行政への負担増に拍車をかけてきた厄介者でも無い健康優等生なのです。

言うなれば、誰でもその達成は保証されない、超え難い「白寿」までの長い道程を経て来た、生き方の達人であり、其の得難い努力の意味を理解して誰もしもが、其れを讃える機会になって当然と受け止められるからであります。

扨て、表題の「如何すれば百歳迄生きられる!」 という話に移りますが、其のトビックをネット上に取り上げて 「人が100歳まで健康で人生を全うできる主なる要因は、其の人の住む場所で決まる! とあるのですが、本当でしょうか?」と、あの有名なアメリカ統合医学の権威のアンドリューワイル博士が問い掛けている August 7, 2020付けのSNS記事がありました。

How To Live To 100?

I’ve heard that where you live is the main factor enabling people to live healthy lives to age 100. Can this be true?

Andrew Weil, M.D. | August 7, 2020

 

其の話の概要を纏めて下記に紹介致したますので、是非参考にして、老後人生の優美な過ごし方の一助に役立てては如何でしょうか。

其の情報の出所ですが、ワシントン州立大学、ルソンフロイド医学校の研究からであり、明らかにされた見解は、高度に安全な歩行を可能としている、混合年齢層の地域社会集団に帰属する事で、年配者は100歳まで生きられる最良の機会に恵まれると言う事であります。

―ワシントン州立大学―Web imagesより

其の研究の発表者である医学校の2年生が言うには、新しい発見の中にあって新証拠として増えている数々の事実では、社会的要因と環境的要因とがあり、それら両方がはっきりと寿命延長に貢献している事が判明したと言うのです。

他方では、遺伝的要因として説明できる個々人由来する百歳の長寿に達するチャンスは、僅か20%から35%に過ぎ無かったと言うのです。

更に研究者が明らかにした事柄では、100歳まで生きるのには、最良の都市環境地域にあっての小規模市街地であって、且つ、高度な社会経済位置にある居住地区であり、其処に住む事であります。

其処に居住したら、自らの日常行動を通じて自分の遺伝的形質に基く異なる疾病への罹患可能性を自ら修正するように心掛ける事であります。

亦、新研究で判明した事は、健康で健やかに老いるように、自ら持つ能力の強化に励み、生活環境を通じての健康長寿に繋がるように、以って生まれた弱点を修正し、強化するように生活様式の数々の変更を図る事であります。

―全米で最もの余裕のある都市と言う ワシントン州―Web imagesより

研究者チームは、ワトンシン州の75歳以上で2012年から2015年の間で死亡した居住者145、000人を調査しました。

其の中に含まれるのは、年齢、性別、人種、教育水準、配偶者関係、居住地、死亡年齢の情報であります。

続いて研究者は、各個人の居住地に基いての利用できるデータを、その近隣居住者別に幾つかのカテゴリーに分類して環境別の変数にして記録しました。

それら中には、貧困レベル、利用交通手段、家庭医療利便性、歩行の安全性、労働人口割合、都市郊外別、大気汚染度、緑地空間スペース、その他に何が含まれて居るかです。

それ等から、「生き残り者の分析」を実施する為に、何処に住むかの近隣住民率、亦は人口統計学的要因が、100歳に達するより前の死亡確率が、如何にリンクして居たかを決定したのです。

 本研究で分かったのは、年齢混合集団は誰にでも有益であり、又街路道をより安全に歩行できるようにする努力によって、高齢者の運動がより実施し易くなり、容易に購入先店舗訪問、医療ケアが受けやすくなることであります。

都市空間にあっての近隣住民が提供する年齢層の多様性広がりは、高齢者にとっては孤立する経験をより軽減し、より高度な地域支援活動に役立ちます。

今までの発見と一致するより高度に100歳まで生きる相関性を白紙に戻すと、概ね女性は男性よりも多くの点で百歳に達し易いのです。

以上で此の話を終了させて頂き致しますが、文末には紹介者のアンドリューワイル博士が、その感想を次のように述べていますので付け加えます。

-「これらは興味深い発見であります。けれども私が付け加えたいのは、何処に住もうと関係なく歳を取る従って、誰もが経験する日常生活の質の低下があり、それ等に繋がる影響に所帯財政計画作りであり、健全な健康管理の実践の専心度があります。その他の生活様式で長寿に影響するのは、優雅に歳をとる可能性を含めての生涯学習であり、ボランティア活動の奉仕であり、レジャー追求、第二、第三のキャリアであり、選べる交通手段です。」- 

Andrew Weil, M.D.

―長寿論の権威 アンドリューワイル博士ーWeb imagesより

以上を読んで下さった皆さんに纏めとして申し上げたいのは、100歳を達成するにはそれなりのファクター(要因) があり、それらには、社会的、環境的、身体的、精神的ファクターがあると言う事です。

運よくそれらをクリアーして百歳になられたならば、一度しかない人生の貴重な時間の百年を使い切る特権を賜ったのであり、折り返し点となる賜物の余生を、如何して皆さんに分け与えるべきか、其れを想うだけで、更なる至福が得られるのです。但し、其の達成難易度はには、男性と女性とでは大差があり、仏教文化の死生観の往生(旅たち)も亦、それぞれ異なります。今や21世紀は、だれもが達成可能な人生百年時代であり、成人の日の大切さ、健康余生の公平な社会配分にこそあったのです。

 

 


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (SON)
2022-11-23 08:08:19
紫色のアーティチョークの種を探していて米・オレゴンの種苗会社に辿り着き、ソフトネックガーリックのことを初めて知りました。私は小さな畑で西洋野菜を育てております。
ブログで興味の尽きない深いお話を拝見して、さらにニンニクや野菜の栽培に力が入りそうです。
まだブログは一部しか拝見しておりませんがぜひこれからも拝見させていただきます。
返信する

コメントを投稿