今朝はお行儀よく餌を待つ
今午後1時45分、外を見ると隣の内の屋根は貧しいくらいに輝いているのですが、その南の方の空は真黒に近い黒い雲で、その下は雨なのか、もしかして雪なのか、それは分かりませんね。
気温は日中はきのうより少し低いくらいですか。目下のところの最高気温は6.8度で、午前11時27分に記録しています。
今年も小国川漁協から年賀状が届きました。毎年年券を買っているもので、それでくるのでしょうか。小国川漁協からはその他にも解禁前にも解禁を知らせるハガキがきます。写真入りです。
去年の6月末に来たハガキでは、「今年も稚アユ放流量最大の4,000kg!!」というものでした。それによると、昨年(2018年)の集中豪雨で河川形状が大きく変わってしまい、天然鮎の遡上が心配されていたが、6月には群れになって魚道を遡上する稚アユの姿が多く見られホッと胸をなでおろしたこと。県外産のおとりアユの持ち込み使用を自粛するように協力をお願いしていました。
自粛何て書かないで厳禁とか絶対に持ち込まないでと書けばいいのにと思いました。 でも強く言えないことがあるようなのですね。R13号線近くでオトリ鮎等を販売している店では、オトリ鮎として何となんとナント宮城県産の鮎を販売しているようなのです。そのためかなあ。
まあそれはそれとして、今年きた年賀状には写真と謹賀新年と組合長以下の名前が書かれているだけでした。 年賀状は普通そういうものではないかと言われればそれまでですが、私がいつもオトリ鮎を買っている人からの年賀状は違います。
実に詳しく去年の小国川の状況が書かれています。うまくまとめられています。きちんと総括されています。だからなおのこと小国川漁協として、きちんと総括し反省しているのか、それが気になるところなわけです。
彼の年賀状にはこういうことが書かれています。 やはり前段では、天然遡上鮎の大群が見られ、それが6月下旬まで続いたこと、特に瀬見温泉付近から上流域は数、型ともによかったこと。7月上旬の各メーカー主催の鮎釣り大会でも予選決勝共に釣果に差がなくよく釣れたこと。
でも、前年(2018年)の洪水による河川復旧工事が各所で行われ、濁りで釣り不能となったこと、7月下旬から雨が降らず、異常な渇水となり、その後も松原橋下流の取水堰と長沢堰堤からの取水により下流はほとんど水が無くなり、かつ水温上昇により8月6日以降にはほぼ全滅状態となったこと。
そのため今まで見たことのない情景が展開されたと言います。それは弱った鮎を目当てにして200羽以上のシラサギや40羽以上のカワウの大群を目にしたそうです。 そういう川にとっては悲劇としか言いようのないことがあったのですが、組合のハガキからは全く分かりません。
後半は嘆き、長嘆息が続きます。 毎年行われる災害復旧名目での河川工事により、河原の石が大量に失われ、大量の砂に覆われて毎年好釣り場が失われていく。今春に穴あきダムの試験湛水、水没する河川内の杉の立木2,000本、また上流の大量の倒木がどうなるか。真剣に危惧しています。
広瀬川はどうなるのでしょうか。この渇水状況のまま推移することはないでしょうが、どんな解禁日になるのか、期待は少し、不安は大きいと言わざるを得ませんが、よくなるということはないでしょうね。
やはり、広瀬川分流のお正月も終わったようです。分流にサギやカモの姿が見られるようになりました。