鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

秋には芸術が、

2013-10-24 16:27:07 | お知らせ

 きょうも全く冴えない天気です。 午前中は降りそうで降りませんでしたが、午後からは小雨、霧雨が音もなく?シトシトと降りはじめました。 台風が接近して秋雨前線を押し上げているためでは仕方がありません。

            (午後2時40分頃の撮影です)

   

 おかげで広瀬川は素晴らしい水量となっています。

 いつもの見慣れた風景ですが、岩盤肋骨は全く隠れています。

 

 分流の上流もこのように豊かな水量となっています。

 

 本流と分流の合流地点を下流側から撮ったものですが、 これだけの水量があれば分流にはどこからでも遡上はできます。

 

 

 小雨の中じっと佇んで川面を見つめていたら、ようやく1匹だけサケを見ることが出来ました。 川面を注視していると、水量があるものの川面に変化が生じ、上流に向かってできる波紋によりサケが上流に向かっているのだということが分かります、辛うじて。

        

 午前中ようやく行って来ました。近いのに、近いからいつでも行けるという気持ちになりなかなか行けない 宮城県美術館 、シャガール展も27日(日)でお仕舞ですので、午前中何とか行って来ました。 1,500円  十分にその価値はありました。

 ポスターは遠い順番に撮っています。 これは建物の軒下のポスター。

            

 これは入り口の自動ドアの前にあった大きいポスター

    

 最後は館内で2階に上がっていく階段の前にあったポスターです。

            

 絵画はちいさいものからかなり大きいものまで、また版画や彫刻もあり、シャガールの飽くことなき探究心には感心するのみです。 驚いたのは 『下絵』 の多さです。 大ざっぱな下絵から徐々に細かく色もついていく様が分かります。

 とくにステンドグラスのための絵は、第1段階から第4段階や第5段階まで下絵を描いているのです。 ここまで拘って最終までもっていくのかと思うと、ほとほと感心するのみです。

 そしてとても意外で、それだけ逆に親しみを持てたのは ”額” です。 ほとんどの絵はどこにでもある角材や細い板様のもので済ませているのです。 額には拘らず、あくまでも絵自体に拘り、充実した完成品にもっていったということなのでしょうか。

 ただ、南仏での晩年の作品は、大きな絵に見合ったしっかりした重厚荘厳な額となっていましたが。 「天蓋の花嫁」 「赤い太陽」 「天使と恋人たち」等々

 中では、オペラ座や寺院のステンドグラスの映像を正面・左右・天井に映し出して見せていましたが、これが素晴らしかったです。 自分が動いてしまっているかのように、映像が次から次と湧き出して来るのです。 心地よい眩暈みたいなものを感じてしまいました。 浮遊感!?シャガールの絵そのものではないですか。

 まだ見ていない方がいらっしゃいましたら是非とも見ておくべきであると思います。今までの絵画展では経験したことのない感動というか、体全体で、体全体がシャガールに染まってしまったかのようで、心地よい気持ちで美術館を後にしました。

 

 20日のこのブログの最後でベートーベン第9交響曲 第4楽章合唱 について、12月の本番は指揮者が代わり、ドイツ語の発音も巻き舌ではなくなると書きましたが、それは勘違いでした。お詫びして訂正します。 

 でも今度は歌い方が今までとはかなり変わりそうです。 指揮者の意向、考えがかなり強く反映された 合唱 になりそうです。 

 具体的には、マルカートとレガートが多用されること、さらにクレッシェンドとデクレッシェンドの部分が多くなり、発音というか発声もいろいろと注意されそうです。 いままで経験したことのない第9合唱になりそうです。

 リセットはしたものの、新しいことを取り入れられ自分のものにできるか、また新しい不安と心配がでてきました。 合唱経験の浅い若輩?者にとっては辛いことですが、ここは一生懸命努力していくよりほかはありません。

 

 それにしても寒くなりました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする