今日11月22日は語呂合わせでいい夫婦の日です。朝刊に載っていました。朝日新聞ですが、MDRT日本会のアンケート調査が載っていました。「定年後増える夫婦の時間・『うれしくない』妻32%・夫16%」
これを我々夫はどう捉えればいいのでしょうか?MDRT日本会のHPにアクセスして、詳しい調査結果を一通り眺めてみましたが、こんなにも妻と夫では意識が異なるのか、びっくりします。
夫の定年に伴い夫婦の時間が増えることに、夫は約半分48%が『うれしい』と答えているのに、妻はたったの27%。やっぱり、「夫は元気で、留守がいい」ということですか・・・。
まあ、確かに夫の定年により、それまでは日中一緒に居ることがなかった夫が、しょっちゅう一緒にいるなんて、厭わしい、耐えられない、考えられないということになるのでしょうか。
そういえば、妻がこの頃言います、町内会の婦人部長をしているということは前にお知らせしていますが、婦人部の連中との話しを教えてくれるのですが、Aさん夫婦は、昼は別々にしていると、つまり、家で一緒に昼食を食べることはしないということで、お互いに納得しているとのことです。それをさもうれしい?ことのように我々もそうありたいとでも言いたい感じで、話していました。日中の生活はお互いに干渉しあわない、自由にしあうということになりますか。
我々男としては、決して「濡れ落ち葉」にならないように、「下駄の歯の雪」にならないように、現役のうちから一人でも生きられるように刻苦奮励しておかなければならないということになります。
「健康寿命」の延伸を心がけなければなりません。つまり、極力寝たきりになったりして他人の世話を受けなくてもいい期間を延ばすということです。極論すれば『PPK』ですか。つまり、「ぴんぴんころり」です。元気に生活してきて、死ぬときは誰にも迷惑をかけないで『ころり』と死ぬ、ということに尽きますか。
でも、元気に生活していくためには、健康であることは当然として、自分なりの生きがいを見出し、それを実行していくということが必要です。妻に頼らず、自分の健全な?世界を構築して、余生を楽しみ、死ぬときは人知れずころりとあの世へ行く。その心構えが絶対に必要です。
何といっても、女は、というか高齢の女性は、連れ合いが早く亡くなった後のほうが元気に、生き生きとした生活を、長いこと送ることができるという立派な統計があります。
それに引き換え、男は連れ合いが亡くなるとガクッと精気がなくなり、生きる屍と成り果てるようです。お互い気をつけましょう、ご同輩!!
こう考えると、やっぱり夫に限らず、男は常に夢を見ているのだなあと、自分のことを考えても、そう思ってしまいます。
『シビアで現実的な妻・「賢母幻想」にすがる夫』だそうです。