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鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

最上小国川

2014-01-07 15:04:44 | 小国川

 新年を迎えたというのに、去年のことで恐縮ですが、去年の12月に山形県の最上小国川では大変大きな動きがありました。 漁業権を盾にとった山形県の横暴が際立った月でした。さすが行政、ずるい、小賢しい、いや大賢しい挙に出ました。

           (写真は午前9時20分頃の撮影です。)

     

 10年ごとに更新される山形県の内水面の漁業権は、ちょうど2013年(平成25年)の12月で10年となり、更新の時期であったのをいい口実にして、それまでは設けていなかった条件、『公益上必要な行為への配慮』という条件を一方的に設置して、漁業権を付与して欲しければ、黙って県の言うことを聞けと言わんばかりの暴挙に出たわけです。

                       

  一連の簡単な流れは地元の河北新報で知ったのですが、実際に山形新聞の記事にあたって読んでみました。

 2013年12月18日から同月26日までの記事を読めば一連の流れが分かります。

 

 「配慮」の具体例として県は、①治水や内水面漁業振興に関する県の説明を聞くこと、②話し合いに応じること、③測量、影響調査を妨げないこと、を示しています。

 結局は小国川漁協の沼沢組合長は苦渋の選択に追い込まれ、あくまでもダム建設には反対ではあるが、「アユ漁などの水産振興も治水対策も公益にかなう」ということから公益上必要な行為には配慮するという文言を入れた文書を提出することになり、山形県は25日に開催された県内水面漁場管理委員会に更新を諮問し、即日委員会は”適格”と答申し、今年1月から10年間の新たな漁業権が付与されることになりました。

         

 山形県農林水産部は、「漁協に『ダム計画に賛成しろ』と言っているのではない。配慮するという言葉の『担保』を示してもらえれば漁業権は付与できる」なんてことを建前論としていていますが、実際問題として受け取る方がどう感じるか、非常に大きな圧力と感じるのが普通でしょう。

 今後山形県はこの配慮を根拠にしてどんな圧力をかけ、無理難題を押し付けてくるか、解釈の拡大を図り有無を言わさないような暴挙に出てくるか、どんな言いがかりをつけてくるか、十分に注意しなければなりません。

     (漁協の組合員です。)

 山形県の小国川漁協に対する締め付けは行政権、許認可権を持っているものとしてあくまでも謙虚でなければならないし、弱者の立場をどれだけ斟酌するかがとっても大事なことと考えます。

      (北から南へ飛んでいる飛行機)  

  (これも南へ向かっていました。)

 

 むかし昔このブログでも書いたことがあるような気がしますが、漁業権の付与に関して各漁協が設定している遊漁料こそ何とかして欲しいと思っています。 山形県の大河、最上川にはたくさんの漁協がありますがその中でも「最上川第八漁協」には大いに問題ありと思っています。

 資料となっているのは、(ちょっと古いですが)平成18年2月に山形県農林水産部生産流通課が作成した「釣りのルールとマナー  山形県の内水面」という小さい冊子です。 小さい字で、43ページにわたりびっしりといろんなことが書かれています。

 小国川の遊漁料金は1日券で1800円(現在も同じ)、年券が9000円です。 寒河江川がある最上第二漁協は1500円と6000円、この二つの漁協は河川管理やアユの放流等についてもよくやっていると思います、山形県の代表的な優良漁協でしょう。

 しかるに最上川第八漁協は、何となんとナント驚くなかれ、1日券 友釣り:3000円、ガラガケ3000円、 年券は友釣り、ガラガケともに10000円なのです。 この金額だけを見れば何という素晴らしい漁協だろうと思うかもしれません。そんなに高い入漁料をとるのであればさぞかし漁協組合の体制も河川管理も、遊漁者に対するサービスも非常に素晴らしいことだろうと思うでしょう。

 ところがどっこい、現実は全くその逆なのです。 例えばアユをみると、本当に放流して鮎資源の確保をしているのかどうかさえ非常に疑わしいと言わざるを得ません。 何もしなくても天然鮎は最上川を遡上してきます。 漁業権確保のために放流はしているのでしょう、してはいるのでしょうがどこにどれくらい実際に放流しているのか、内水面漁場管理委員会は確認しているのでしょうか。 

 最上川第八管内に行ったことがありますが、どこにも養殖アユを売っているところはありませんし、どこで日釣り券を買えばいいのかも全く分かりません。 その時思ったのはこの管内の漁協は何もしていないのではないか、いや正しくは何もしなくてもいいのではないかとさえ思った次第です。する必要がないのではないかと。 ほっといて金を巻き上げるのか!?とさえ感じた次第です。

 こういう漁協の漁業権の更新こそしっかりとやって欲しいものです。入漁料を徴収する資格のない漁協としか言いようがありません。 「公益上必要な行為への配慮」ではなく、「公益上必要な行為」を行うように指導して欲しいものです。


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最後?の小国川

2013-09-14 21:53:15 | 小国川

 あすからは台風の影響で全国的に荒れた天気になるというきょうの日に、山形県は小国川に釣りに行けたということは何と素晴らしいことでしょうか。 神に感謝です。 

 山形はとってもいい天気でした。 暑かった。 川に入っているのがとっても気持ちがいい。 今の時期に川に入っているのが気持ちいいなんて、ありがたいことだし嬉しいことです。 午前の水温は20.5度くらいでした。

 まあ、一日を総括してみるといいことや悪いことがありました。 いいことばかりであるよりはかえっていいのかなと思います(負け惜しみではなく)。

 

 舟形町に到着して向かうはオトリ店へ。 S名人宅でオトリ購入。 ここで、名人と打ち合わせがおわった地元の釣り仲間と再開、それだけではなくオトリを購入して車に向かう時、いわき市から来た懐かしい釣り仲間にも会ったのです。 ともに知り合ったのは”がまかつ”の大会でした。 がまかつの地区予選を経て、ブロック大会や全国大会に出たときに知り合ったわけです。 一体どういうことでしょうか。

 今小国川は落ち鮎漁のためでしょうか、ところどころに”止め”が造られています。石や草木を利用してうまい具合に造るものです。

 

 午前中は長沢よりも上流の、鮎を焼いて食べさせる店があり、川には簗(やな)があるところの150メートル上流に入りました。 地元の釣り師に教えられたからです。 入るなら岩盤の溝があるところがいいと言われたのですが、その上には良い瀬がありましたので、私は迷わず瀬に入ることにしました。

 結構長い瀬が続くのですが、垂涎のマトといっていい急瀬では掛かりません。 掛かったのは瀬が始まるところでした。 瀬の上流、鏡となっているところには先行者がいました。 その下の瀬に入り、何とか掛かってくれと祈りながらオトリ鮎を泳がせます。

 そしたら開始15分後(開始は10時25分)、心地よい当たりが伝わってきました。 敵は流れに乗って逃げようとします。 それを何とかこらえて、左岸に寄せて取り込みました。

 

 オトリが変わったので、これからは掛かるだろうと内心喜びながら、釣り下るのですが、掛かってくれません。下の写真の釣り人が写っている付近まで動くのですが、掛かりません。

 

 下流から見た長い瀬の様子です。 ところが鮎は少ないのでしょう、掛からないのです。 それで再度上流まで戻って釣り下りました。 そしたら1匹目が釣れた瀬の下流右岸でまたしても掛かりました。 最初は15分後、2匹目は50分後でした。

 

 11時30分にはいったん納竿し、下流へ向かいました。昼食後 一関大橋から下流に釣り下ろうかと思ったのですが、30分経ってもウントモスントモ言わず。 それで、一関大橋の上流、経壇原の方が釣れそうに思ったのです。

 竿を担いで土手の上を上流に向かいました。 あと50メートルくらいで着くという時、天上糸が木の枝に絡まってしまいました。 なかなか取れず、結局仕掛けを駄目にしてしまいました。ついていません。

 経壇原には4,5人の釣り人がいました。 私が入ったのは下の写真のところです。午後2時30分から。 最初はおもりを使ってみました。 ところがすぐに根掛かりという有様。 おとりもろとも仕掛けを失いました。

 

 やっぱり瀬は瀬でも、いろんな変化があった方が断然いい!!と思います。 変化に富んだところ、大きめの石が入ってるところが最高です。 ここで3時50分までの間に7回掛けて取り込みは5匹という結果でした。

            

 下の写真は、上の2枚の瀬の上流部の様子。 一関大橋よりは経壇原の方が、水量があり、変化に富んでいるし、飽きないような川相となっています。 2回もばらしてしまうのでは情けない!!

 

 午後4時30頃の一関大橋下の川相と釣り人たちです。 夕映えに映える?小国川!

 釣り師たちは静岡や水戸ナンバーの車でやってくるのですね。 すごいし、ありがたいことです。

 

 上は橋の下流、下は上流側の様子です。 左側にある簗へ導くように大きい石で堰き止められています。

 

 結局午前2匹、午後7匹掛かって取り込み5匹、合計で7匹という釣果でした。まあ結果としては上出来かなと思っていますが。

 橋下で若い男女がバーベキューをやっていました。釣り友が煙草の火を借りに行き、「上手そうな匂いですね」といったとか。 そしたら少しして、丁度車を走らせようとしているときに、若い男女がトレイをもってやってきました。

 そうなのです、焼きあがったばかりのヤキトリを4串も持ってきてくれたのです。 塩味でした。 まさか、あったかいヤキトリを帰り際に食べられるなんて全くの想定外でしたから、余計に嬉しかったですね。 ありがたく、美味しくいただきました。

 きょう9月14日の有終の美を飾るにふさわしい出来事ではないですか!!これで終わればよかったのです、・・・。

 帰りも帰り、西道路のレーンに入った時やけに混んでいるなと思ったら、交通事故があったのです。片側2車線のうちの1車線が使えないため延々と続く渋滞。 結局トンネルを抜け出すのに40分?近くかかりました。

 

 そういうわけで一日が終わりました。 今夏の鮎釣りも終わりかも? S名人宅のオトリ鮎もなくなったということですし。 でも多分自分で釣ってきた鮎を活けて置くのではないかと思ったりもするのですが、果たして如何?!

コメント (7)
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今夏初、ツ抜け

2013-09-12 22:44:44 | 小国川

 きのうの午後、あした(=きょう)小国川へ行ってみようかな、釣れなくてもいいや、川に入れれば、・・・という気持ちで小国川へ向かいました。

 もうゆっくりの釣行です。 7時43分に家を出たということは、出勤時間ということですよね。 朝ご飯を食べてからの釣行、これもいいものです。 まあ、途中までは大変混みましたが・・・。 だから舟形町についたのは10時近くとなってしまいました。

 S名人宅でオトリを入手。 オトリは大きいぞと言われましたが、小国川のオトリはそんなに大きいはずがない、という思い込みがありましたので、オトリの巨大な生簀でオトリを見せられた時の驚き、何これ?これが小国川のオトリ鮎?信じられないくらいの大きさのオトリです。

 当たり前でしょうか、養殖アユではなく、S名人が小国川で釣った鮎ですから。 20センチ前後の鮎がどこでも釣れるとのこと。 大きいのと中ぐらいのオトリを選んでもらいました。 これなら最上川や北上川でも十分に通用する立派なオトリです。

 小国川の鮎は9月一杯釣れるだろうということです。 オトリ鮎もS名人が確保しておいてくれれば申し分ないです。 これからも鮎釣りが可能な川はズバリ ”小国川” でしょう。それしかありません。

 これから小国川のきょうの鮎をお見せいたします。 とくとご覧あれ!!

 予定では午前中は長沢堰堤下の瀬で、午後からは瀬見温泉で竿を出そうかなと考えていましたが、どこでもいい型の鮎が釣れるということですので、午前中は長沢堰堤下、午後は経壇原にすることにしました。

 長沢堰堤下の下流。長いいい瀬が続きます。10時20分からスタートです。 天気は最高! 真夏を思わせる日差しと眩しさ。 山形に来てよかった~とつくづく思った次第です。(仙台の方も蒸し暑いくらいのいい天気だったとのこと。)

 

 この写真の白波の上流の瀬で掛かったのがこの鮎です。10時30分に同じところで掛かったのですが、ばらしてしまいました。 でもすぐに同じところで掛かったのです。 

 

 おもりではなく、背バリで攻めることにしました。水量から言ってそれで十分という感じでしたので。

 下流で竿を出していた釣り人です。

 

 

 こういう瀬で、12時10分までの間に7回掛かり、5回引き抜きに成功しました。つまり2回はバラシタということです。 もったいない!!確保は5匹。 ハリ掛かりの場所はほとんどが口周辺、エラ周辺でした。 ここでは背掛かりはなかったです。

 

 でも長沢堰堤下の長い瀬で掛かったのは、約1時間くらいの間で、その後は当たりがすっかり止まってしまいました。 駐車場で話しをした人は、何時間かははっきりしませんが、平瀬で8匹掛けたと言っていました。 時間が遅かったので、午前の部は釣り切られてしまったのかもしれません。

 

 12時10分過ぎに上がって昼食としました。 駐車場のそばの草むらにいた窯きりです。

  大きくはならないカマキリです。

 

 午後は経壇原へ。 午後になるとなぜか空は曇り、いつ雨が降ってもおかしくない天気となってしまいました。 カラッとした暑いくらいの夏を感じさせる炎天下の元で竿を出したかったのですが、自然条件には逆らえません。

 経壇原の写真です。

 ① 

 ② 

 ③ 

 ④ 

 ⑤ 

 長沢堰堤下には釣り人が6,7人はいました。 経壇原にも5,6人の釣り人が竿を出していました。 だから入りたいところには入れなかったのですが、仕方がないので一番の急瀬というか荒瀬近くの瀬に竿を出すことにしました。それが⑤です。 午後1時からのスタートです。 ⑤の下にも、上にも釣り人がいました。

 流芯よりもやや右岸よりの瀬にオトリを入れたらすぐにいい当たりが伝わってきました。 下に釣り人がいますので、半ば強引に左岸に寄せて何とか無事引き抜くことが出来ました。 これも口掛かりに近い掛かり方でした。

 その後は掛からず、天気はいつ雨となってもおかしくはない天気の中で、なおかつきょうは夜にサークル活動があるので早めに帰宅しなければならないため、上流へ向かい、①付近から竿を出し、掛かっても掛からなくても釣り下って、2時過ぎには納竿しようと考えました。

 最初は掛かりませんでした。 この付近には釣り人が入っていたので、釣り切られたかもしれないと思いつつ竿を出し続けました。 きょうが最後かもしれないということで神様がご褒美をくれたのかもしれません。 2時10分までの間に、20分くらいの間に4匹も掛かってしまいました。

 川の中央よりはやや右岸よりの瀬で掛かりました。 掛かってからが何かと大変なのです、写真をみればお分かりのように大きい石がゴロゴロしていますし、川底もいろいろで歩きにくいし不安定です。 ここできょう初めて”背掛かり”が2匹ありました。 やはり口周辺の掛かりが多いのです。

 でも先の竿を出していた3人くらいの人たちが昼食休憩しているときに、自分だけ短時間に掛けまくっているのは何とも嬉しいものです。 霧雨も降ってきたし、早めに帰宅しなければならないし、涙をのんで納竿することにしました。 

 時間的にいえば、3時以降がよく掛かるということで、4時くらいまで集中して竿を出し続ければ合計で20匹は十分に超えたのではないかと思うのですが、これだけは何とも言えません。(or結果論ですので、何とでも言えます。)

 きょうの釣果です。 恥ずかしながら初めての”ツ抜け”です。 オトリ鮎として購入した野鮎が3匹入っています。

 

 

 どうです、この雄姿。 大きさは19センチから22センチでした。

 

 9月の中旬になってようやく鮎釣りらしい鮎釣りができました。小国川に感謝です。 謝謝  非常感謝 です。

 

 山形県小国川、まだまだ小国川は健在です。 鮎は一杯います。 大きいです(小国川としては)。 もう1回は行きたいです。 みなさまも鮎釣りしたいなら、そうです、小国川です。 小国川しかありません!!!!


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小国川フリーフィッシング?

2013-08-08 22:47:20 | 小国川

 きょうあすの広瀬川は友釣りは無理だろうと判断し、近場で川に入れそうなところを探すと”小国川”しかありませんでした。

 ということでゆっくり山形県小国川へ釣行してきました。 結果は改めて申し上げるほどのことはありません、まったくありません。 が、やはり正直に結果を報告しておかないと、無責任のそしりを免れません(評価はみなさんです)ので、時系列に書いていきます。

 きょうの小国川釣行は何が何でも鮎を釣るのだ!というのではなく、急瀬や荒瀬でおもりを使って鮎を掛けるということに拘ってみようかと思った次第です。 背バリからすっかりおもりへと重心が移動しています。 

 大きく3つに分類していました。 上流から ① 長沢堰堤の下流の急瀬(荒瀬) ② 経壇原下流の急瀬(荒瀬) ③ 一関大橋の下流の荒瀬 という具合です。

 ① 長沢堰堤下流; 9時15分から10時30分の1時間15分  釣果は3匹

 

 上の写真の上の方の右側の瀬で10分後に掛かりました。 しかし、掛かりどころが悪かったのでしょう、オトリとして送り出すと2号のおもりも負けてしまって、浮き上がる始末でした。 すぐにお亡くなりになりました。

 

 その後上下の瀬で竿を出しました。 3匹掛けたのですが、愚かにも1回はタモで受けるのにオトリの方を受けてしまって、肝心の掛かり鮎はタモの上を通り過ぎ水中へ回避してしまいました。

 

 当たりもいい当たりだし、2匹目の時はなかなか上がって来ないので、もしかして大きなハヤか二ゴイかなと思ったりもしたのですが、実際にタモに入ったのは20センチあるかないかくらいの大きさでした。

 ② 経壇原下流;11時から11時45分   釣果1匹

 ここでの釣りの写真はありません、 がまかつの大会の時に入った急瀬・荒瀬です。(7月25日のブログをご覧ください) 5分後に大きめの鮎が1匹タモに収まりました。 2回目は30分後くらいですか、大きな黒っぽい石の上流側を泳がせていたら、強烈な当たりと引きが伝わってきました。 竿が一気に弧を描きます。 よし来た!と喜び勇んで竿を寝かせたら、”ハイ、ソレマ~デ~ヨ”となりました。 これが悔しいのです。

 11時45分頃に何となんとナント 痛恨の根掛かりでした。 アチャ~ です。 どうしても外れないので、竿を畳み、天井糸を持って引っ張るよりほかはないと判断するも、何と言うことでしょうか、天上糸が芯竿から離れていくではないですか。 鮎だけでなく、ハナカンから水中糸、天上糸まですべての仕掛けがパ~となりました。それで経壇原をお仕舞としました。

 ≪昼食は、一関大橋下流の釣りの様子を見ながら食べました。≫

 ③ 一関大橋下流;12時35分から13時   釣果1匹

 こういう押しの強い、そこ流れの強い瀬です。大きな石がないだけ、流れ自体は見た目以上に厳しく強いのです。 ① ②では鮎が入ったのですが、ここではなかなか入ってくれません。3号のおもりにしてもダメでした。

 

 結局ここで掛かったのは思わず笑ってしまう大きさ、12センチくらいのチビ鮎でした。まだこんな小さい鮎がいるのかと感心した次第です。

 大会の決勝戦に使われる一関大橋下流は、水位も下がり、本当に申し分のない川相となっています。 川底の石も滑るようになってきたし、ハミ跡は至る所にあります。 この分ならどこでも釣れそうなのですが、そうはいかないのです。

 

 

 そうそうオトリを買った時も言われました。 水量は丁度いいけど、掛かるところと掛からないところがはっきりしている、と。

 きょうの小国川も私にとってはとっても厳しいものとなってしまいましたが、そこそこ瀬釣りの楽しさを味わうことができました。 ほぼ午前中の釣りということになってしまいましたが、猛暑の中、川に入って竿を出すことができたことに感謝です。

 これが23センチとか25センチくらいの鮎が急流で掛かってくれたら最高ですねえ~。 ということで5匹はキープしたのですが、根掛かり喪失がありましたので、最終的にはたったの4匹という釣果となります。お恥ずかしい次第です。 この分では小国川へはもっと通うことになりそうです。ほかにいい河川がないこともあります。

 

 最後に、いました! お待たせしました!!例の猫です。 何事もなかったかのように、堤防で憩っていました。 午後5時頃です。

   

 猫と同じころの分流です。

            

 

 ※ 何かすみません。睡魔によりまとまりのない記事となってしまいました。もう眠くて限界です。 体力の無さを痛感します。

コメント (6)
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G杯争奪全日本アユ釣り選手権予選 小国川会場

2013-07-28 11:07:16 | 小国川

 きのう開催されたがまかつの小国川大会の様子です。

 2時30分前に、目覚まし時計がなる前に起床。 用意して自宅出発は3時15分頃。外は雨、細かい霧状の雨が音もなく降っています、舞っている感じ。 今回のR48は仙台から山形方面に行く車が数台あり。 25日のダイワの時とはかなり異なる。

 今回の大会参加が最後となるかもしれないので、車の中ではラジオではなく ピンクフロイド を聴く。 もう40余年のピンクフロイドのファンであり、CDもたくさん持っています。 #原子心母#、久しぶりに聴きます。 心が落ち着きます。 次に#THE WALL#、帰りは #DELICATE SOUND OF THUNDER# を聴きました。

 県境の関山トンネルと超えるとそこに広がっていたのは、何となんとナント”乾いた道路”でした。そして明るさ(といってもまだ暗いのですが)の違う空が待っていました。嬉しかったですね、晴れている!これなら気温も上がるかもしれないと勝手に思ってしまいます。

 途中道の駅でトイレ休憩(25日の時は節水にご協力くださいという張り紙があり、一体何のことかと不思議でした。こんなに雨が降っているのに水が足りない?これはどういうことか? そしたら水が多すぎて処理能力を超えていたのでした。 浄水能力が間に合わなかったための節水であり、断水でした。TV報道で知りました。こういうこともあるのかと意外な盲点に驚きました。)、コンビニで食料の確保をして、舟形町へ向かいます。

 丹生川は以前よりも減水しており、この分なら小国川も減水傾向にあるだろうと内心少し嬉しくなりました。私にとっては水量は少ないほどいい!!

 5時前後に集合場所到着。小国川は幾分神秘的な流れとなっていました。

 (一関大橋の上流側)

 

 (下流側)

 

 遠くに月山が見えます。 考えてみると月山を見るのは7月に入って初めてかも。

 

 雪を抱いています。

 

 月山が見えたし、川は澄んでいて水量もやや少なくなっているし、東の方面が明るいのが嬉しかったですね。 これは時間の経過とともに陽も射し、夏らしい夏となってくれるかもしれない。 気持ちがいいものです。

 

 駐車場で懐かしい地元の釣り友、かって一緒にがまかつの全国大会に出たことのある人に会え、いろいろ雑談しました。 (もう一人の全国大会参加者はシマノとダイワには出たのですが、がまかつは出ていなかったようです。) なぜか話が家族のことになり、何となんとナント彼の3人の孫の一番年下の子は仙台育英で野球部に入っているとのこと。きょう仙台で試合(夏の甲子園大会)があるかどうか心配していました。 意外でした。 一番若い孫が18歳高校生で、その上に二人の孫がいて、一番上はもう結婚して一緒に生活している、とはいっても二世代別々とか言っていました。 そんなに大きい孫がいる歳だなんて、全く想像もしていませんでした。 そうであれば70歳は超えているのではないかと思います。年齢は聞きませんでしたが。 そしてそろそろ大会は引退しようかと思っているとも言っていました。 そこまで大会で頑張っていたんだ!と思うと、こっちも負けてはいられないななんて思ったりして、まことに人間はいい加減なものです。勝手ですね。少々考えてしまいました。 (彼もBグループです。)

 5時30分から受付開始。 がまかつはABCと3つのグループに分かれます。 私はB-12でした。 Aは上流域で長沢堰堤下流、Bは大会本部から歩いていける経壇原、Cは国道までの下流域となります。 今回初めて上流域に入る(入らざるを得ない)ことになります。 もともと経壇原は好きな場所ですので、あとはどこに入るか、入れるかということになります。

 丁度下の写真の上流域、写真でいえば中央右側になります。

 

 Bグループは24人。 オトリは24番から自分で選び、入川は1番からとなります。10秒おきで、追い越し禁止。 B-12はちょうど真ん中、オトリを選ぶとき樽の中には4匹しかオトリが入ってなく、選ぶのは容易かったですが、いいオトリがいなければ惨めになってしまいます。 やや大き目と中型のオトリを選び、下流に向かいました。 大半の人は上流を目指します。 敢えて下流の急瀬・荒瀬を選びました。

 というのも741CHフィッシングTVでみた「2013 鮎」で、ダイワマスターズで2回優勝している瀬田匡志の6月下旬の中国地方での鮎釣りを参考にさせて貰いました。 彼の語り口や説明には好感を持ちました。なるほどなと思わせます。 その中で多いに参考となったのは、キャスティング「鮎の空中輸送」とおもり釣りの解説です。

 個人的にはおもりは根掛かりしやすく、はっきり言って苦手にしていました。嫌っていました。おもりがタモの中でこんがらがったりするためです。 またオトリの交換が面倒でもあります。 始められるところは各グループの責任者の判断で早く始めてもいいことになっています。 Bは結局は6時45分頃からスタートとなりました。

 竿とハリはがまかつ製品を使用することとなっています。いつもでしたら竿は「ファインスペシャル引抜早瀬95」を使うのですが、今回はおもり釣りにも挑戦すること、荒瀬に挑むことを考えて、昔の名前入りの竿「ヴィンテージ鮎引抜急瀬90」にしました。 水中糸は敢えて太目を使い、メタビートの0.1号、ハリはがまかつのものですが、いろんなものが一杯あって名称は分かりません。7号クラスの4本イカリとしました。 おもりは3号です。

 上流側からやや左に流れ込むかなり流れの荒い、根掛かりしたら絶対に外しに行けない荒瀬と急瀬です。

 

 

 竿を出せたのは下の2枚の写真の流れです。

 

 

 最初オトリはなかなか流れに入ってくれませんでしたが、手前からゆっくり入れて、あとは竿の操作でベタ竿にして川底に沈めました(そのつもり)。 川は上の方が流れが速く、川底は意外と速くはないという瀬田さんの言葉を思い出しオトリを沈めました。

 そしたら意外とオトリは元気で急瀬の中でも泳いでくれました。 そしてオトリを泳がせてすぐに軽い当たりが感じられました。掛かったかもしれないという程度の当たりです。でも掛かっていました。 慎重に竿を溜めて、左岸の浅瀬に誘導し抜きました。 13センチクラスの小さい鮎です。目にかかっていました。掛かりどころがよくありませんし、小さいので養殖オトリには引き続き頑張ってもらうことにしました。

 そしたら2,3分過ぎに今度は明快なドンという大きな当たりです。やったあ!と喜びながら抜きに掛かりますが、なかなか浮いて来ません。これは大きい、もしかして大きすぎるかも?、二ゴイかサクラマスかもと思いながら、少し下って浅瀬から引き抜きました。水面スレスレを飛んできます。無事キャッチ、途中で分かりました、ハヤだと。 大きい丸々と肥えたハヤでした。これが大きい鮎ならその後の展開は変わっていたかどうか?何とも言えませんが。

 (途中ですが、ここでいったんアップしておきます。続きは午後に)

 (脱原発みやぎデモに参加して、ずぶぬれで帰ってきました。)

  今回の予選はここの急瀬と荒瀬に賭けました。この20から30メートルくらいの距離で時間一杯粘ってやろうと思い、自分としてはよくやったものと思っています。 正直なところはどこに移っても同じだろう、あまり掛からないだろうと思った次第です。 粘り続けること1時間以上、8時20分頃ですかようやく3回目の当たりが伝わってきました。 

 急瀬の中心よりもやや右岸側にオトリを入れて泳がせていました。 そしたらいい当たりが伝わってきたのです。 左岸に寄せて引き抜くと、嬉しいことに大きな、オトリよりも大きい鮎でした。 8時20分頃でしょうか。 今年釣った鮎の中で一番大きかったと言っていいでしょう。 さすが荒瀬に縄張りを持っている鮎だけのことはあります。 しかも立派な背掛かりです、文句のつけようのない立派な鮎でした。 

 よし、これなら荒瀬でも十分泳いでくれるだろうし、仲間も数匹呼び寄せてくれるのではなかろうか?なんてかってに自分に都合のいいように考えるのです。 でも現実は厳しく、すぐには続いてくれません。 入れ掛かりを期待するのは、今年の現在の鮎では無理でしょう。 次にようやく掛かったのは8時35分頃か、チビ鮎でした。  オトリ鮎が小さいと掛かるのは大きい鮎、オトリが大きいと小さい鮎が掛かるというのは確かですね。

 これでハヤを除いて掛けたのは3匹、オトリ込で5匹ですか。 これで予選を通過するのは厳しいかもしれないとは思いました。 2,3人私の下流域に入ってくる人がいましたが、掛かってはいなかったし、すぐ上流粋で竿を出している人は早々に竿を畳んでいるような感じでしたし、もしかしてぎりぎりセーフかもしれないとも正直思いました。

 結局その後は掛からず。9時45分には上がりました。検量の結果、Bのトップは10匹です。上流の方で釣ったようです。 どこにでもいるのですね、厳しくても釣る人が。 でも何が幸いするか分かりません。 5匹は3人いましたが、Bグループでは5匹までの人が予選通過となりました。 引っかかりました。 今年3回の大会に出て、最後の最後でようやく引っかかりました。予選を通過しました。

 これをどう考えたらいいのでしょうか? これで最後だからこそ神がほくそ笑んでくれたと思うのか、これからも出続ければいいことがあるかもしれないという神のお告げなのか?何とも言えません。

 予選の時の天気は思ったほど暖かくはなりませんでした。 時折陽が差し、その時は背中に暖かさを感じて嬉しくなるのですが、それは長くは続きません。股下まで入っていると冷たさを感じてしまいます。朝方が一番いい天気だったようなものです。

 まあ、何にしろ予選は通過しました。 ABC3グループからの勝ち抜き者での決勝戦は11時15分からとなりました。天気がいつ急変するか分からないので少しでも前倒しで早く実施しようという主催者側の意向が読み取れます。 全体で24人ですか、決勝に残った形になるのは。 くじ引きをして入川順位を決定します。 オトリ配布は入川が一番遅い人からとなります。 私は11番。またしてもほとんど真ん中の番号。 面白くないですね。 中庸は。 中途半端です。

 決勝戦はどこに入るか? 決勝戦のエリアは一関大橋を挟んで、BブロックとCブロックの中間となります。 このエリアは決勝戦用に確保しておいたということになります。 シマノもダイワもそういうことはありませんでした。 下流の方の荒瀬に入ろうかと最初は思っていました。ここはシマノもダイワも誰も竿を出してはいません。竿抜けとなっています。おもりをつけて、オトリさえ入ってくれれば、入れ掛かりは無理でもそこそこ掛かってくれそうに思いました。

 でも選んだのは一番の近場の一関大橋のすぐ上流左岸側です。ここは結構な流れと水量があり、ダイワのときの決勝戦で青森の村田寅少年がたくさんのギャラリーを前にして、少しも臆することなく竿を出し、ギャラリーの期待に応えて結果として見事3位となったところです。

 そこに入ろうとオトリを受け取って上流に向かいましたが、流れに抗して進むのは大変でした。ダイワの時よりも水量は減っています。でもすごい体力がいるのです。 見た目よりも水圧が強かったです。 一歩一歩歩を進めるのですが、なかなか思うようには進みません。 早く進もうと気ばかり焦ります、そのためでしょうか、こともあろうにギャラリーのまえでこけてしまいました。 前のめりに倒れてしまいました。 流れに垂直に向かっていたためですが、足もとを掬われるような形で前に倒れてしまい、深さは膝上くらいでしたので上半身はずぶぬれとなりました。 右手に竿を、左手では曳舟を持っていましたが、そのままの形で前のめりに突っ伏してしまい左手の薬指と右足の弁慶の泣き所を打ってしまいました。 そのときは大して痛いとは思わず、それ以上に恥ずかしい思いが強かったです。

 これも悲しいことに体力の低下、加齢に伴う体力の低下ということなのでしょうか?またしても悲しい厳しい現実を突き付けられてしまいました。 25日は若手も若手の村田少年が余裕をもって竿を出し、ポツポツながら確実に鮎を掛けていたところです。 しかも25日の方が水量が確実にありました。流れも急でした。 比較しても始まらないことは重々承知の上ですが、年齢を感じさせられてしまいました。

 決勝戦は本来は11時15分から13時15分の2時間ということでしたが、結論から言うと11時45分までの30分で終了となりました。 それは昼近くになってから、天気は暗雲が立ち込め、その度合はますます強くなり、ついに雨が降り出し、それだけならいいのですが何となんとナント雷様までが最初は低く、ついにはすぐ近くで聞こえるようになってきました。 こうなると自分としては釣りどころではありません。 拙いのではないか、試合を中止にするか、いったん休止にするかどちらかにすべきではないかと思いながら、つまりは気もそぞろのまま竿を出していました。

 掛かったのですよ、私も。 左岸へチの急流はとてもオトリが入りそうにもなかったので、逆に川の中央付近に竿を出すようにしました。 つまりはギャラリーに背を向ける形です。おもりは2号にしました。 5分もかからないところで、軽い当たりがあって15センチくらいの鮎が掛かりました。周囲の中では早い方の掛かりです。 でもその後が続きません。 気持ちが集中できませんでした。

 正直なところ予選さえ通過すればいいやという気持ちがありましたし、強い雨や雷が鳴る中での釣りは集中力を欠いてしまいます。 よく周りの選手たちが平気で竿を出しているなと思いながら、自分も竿を出している有様です。

 でも強烈な雨脚に加えて、雷鳴も強く響くようになったため、本部としても30分経過後に終了としました。 13時15分を待つことなく、11時45分で決勝戦は終了となりました。

 その後は大変な集中豪雨となり、車に入り着替えましたがまるで台風の暴風雨みたい。この天気の急変は一体なんだ?!気まぐれな天気、まあこれは全国どこでも経験しているところです。 ずーと車から出なかったためでしょうか、その間橋下の本部では集計作業をし、表彰を行い、抽選会までしていたのです。 こちらは何らかの連絡があるだろうと車の中で指示を待っていたのですが、楽をした罰ということなのか、抽選会に加わることができませんでした。

 大変長くなりました。ということでG杯の小国川の大会も終了したということです。最後が拙かったというか自己責任でよくなかったことになってしまいました。 

  タオル

  6.5号のハリ7本(4本イカリ)

  エチケットケース  これはいい!

 この3点が参加賞でした。 帽子は、今年はありません。帽子は溜り過ぎていますので、なくても構いません。

 

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がまかつ小国川大会

2013-07-27 21:22:46 | 小国川

 毎日目まぐるしく天気が変わります。 日単位ではもはや言えませんね。 一日の時間単位で天気が回ります、いや変わります。たまたま間違って「回ります」と入力してしまいましたが、「変わります」よりも「回ります」の方が現実を正しく表現しているのかもしれません。(「目まぐるしい」ということは「回る」ということに通じますか。)

 いつまでこんな状況が続くのでしょうか。 問いかけてもどうしようもないですよね。 どうしようもないことはどこにでもあります。 それを受け入れるよりほかがないことが。 天気から人生に話しが行きそうなのでやめときます。

 きょう延期されたがまかつの小国川大会が開催されました。 いつものことですが、詳しいことはあしたにさせていただきます。 眠くてたまりません。

 

 その前におとといの小国川河川敷駐車場として使っている草むらの状況です。 これだけをお知らせしてきょうはお仕舞とさせていただきます。

 実にいろいろな鳴き声が聞こえていました。 それらの一部はかれらの仕業でしょう。

 本当に自然豊かな地域です。

  

     

                                    ( このカエルは鳴きません。)

      

 ほかにカジカガエルも鳴いていますね。 カジカガエルは広瀬川でもよく聞きます。本当に心が和む鳴き声、メロディですね。

 


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ダイワ鮎マスターズ南東北大会

2013-07-26 11:08:05 | 小国川

 外は雨、梅雨本番を感じさせるような降り方です。 最初はシトシトでしたが、幾分強くなってきました。 雷様も怒りはじめたようです。

 きのう早朝は雨降りではなく、それだけで重い気分にならずに運転できました。 平日だからかどうか、仙台から山形へ向かう車はトラックを含めほとんどなく、逆に山形から仙台へやってくる車、大半はトラックですが、はたくさんありました。

 会場である小国川一関大橋には5時過ぎには到着しました。曇り空、小国川の水量は7日のシマノのときと大して変わらず。 ただ全体的に7月も下旬というのに、7日よりも寒いように感じる。 

         

 上が本部の上流側で、下は下流側です。

 

 さすが?はダイワの大会、平日開催、しかも延期されての開催にもかかわらず結構集まりました。 92人の参加といいます。 その割には車が多かった。

 本来は上流側と下流側の二つに分けられるのですが、今回は参加人数の関係でしょうか、帽子はつばが赤と白であっても、エリアは一つということになりました。決勝戦用の場所の確保ということもありません。

 3000円の参加費を支払ってワッペンの抽選です。A-79です。 本来から言えば上流側の79番なのですが、今回は単純に79番です。 ダイワはオトリの受け取りが、1番・50番・100番からとなりますので、79番はかなり後ろの方となります。抽選の段階で厳しい状況となりました。

 空は暗いし寒さもありますのでカッパ(ショートレイン)を着用しました。これは正解でした。7時の予選スタートと同時に結構強い雨が降ってきました。 まあ、何十分も降り続くということではなく、その後は降ったり止んだりの繰り返しです。 

 水は冷たかった。16.5度くらいでした。 手を入れると直に冷たさが伝わってきます。でもその割には足の方はぴったりと下タイツを履いているためか、冷たさも何とか我慢できる程度ではありました。 ウエットタイツです。 ほんとうはドライタイツかスリムウエダーにしたかったのですが、増水している川では冷たくても安全のためウエットタイツにしています(年齢を考えれば、直接冷やさない方がいいのは重々承知していますが)。

 全体で92人の参加と少ないのですが、50番から99番までの列は、前の方にたくさんの選手がいて、私の後ろには5人しかいませんでした。 オトリ2匹を受け取って、さてどこに入ろうか?思案してもどうにもなりません。

 予選開始の前に懇意?にしているオトリ店の人と話をする機会があったのですが、2,3日前にものすごい大水となり、R13の方の公園は水を被ったといいます。その泥を流すのに消防のホースを使ったりして大変だっと言ってました。 そんなことがあって、かなり鮎は流されている、どこに入れば掛かるのかは分からないと正直に話されました。その中でも流れが緩くなっているワンド状態のところは残り垢があるかもしれないとのこと。 そんなこともあって小国川でのオトリの販売は1週間で開店休業とも自嘲気味に話していました。

 そんなこともあり、オトリを持って向かったのは下流側、楽をして近場、といってもシマノと同じところ、中洲の分流にしました。 本当は分流の上流の本流の右岸に入りたかったのですが、ここはいつもすぐに埋まってしまいます(人が入ってしまいます)。

 こんな感じです。

 

 (分流の様子)

 

 ここには私も入れて4人だけでした。

 

 でも掛かりません。7日の再現は無理としても、せめて坊主だけは逃れたい、何とか1匹は確保したいという切なる思い・願いを胸にオトリを流れに送り込むのですが、現実は非情です。 年寄りを相手にはしないようです。 僻み根性が出てきます。 鮎には敬老精神がないのか!なんて言ってみても始まりません。 鮎は天邪鬼の典型ですから。

 45分近く粘ったかな、全く掛かりませんので、ジプシーの旅に出ました。とはいっても早々竿を出せるところはありませんが。 分流を下って分流と本流の合流点の上流でも竿を出しましたが、ウントモスントモいいません。 川が応答するのは根掛かりだけです。

 

 上の写真は本部側を見たもので、写真の右側は広い早瀬から急瀬、そしてガンガン瀬となります。 別角度から見るとこうなります。(下の写真) 写真中央の中洲の向こう側が分流です。

 

 ここでは、左岸側から竿を出している人がいましたが、お互いに全く掛かりません。石はすっかり垢(苔)が飛んでいます。でもどこかに残り垢がないか、広く探ってみるのですが無駄な努力だったようです。

 途方に暮れてどこに入ろうか、どこから竿を出せるか周囲を見渡したところ、右岸へチ狙いの人が一杯いたところの一部に何とか入れそうなところがありましたので、半ば強引に入れさせてもらいました。 ところが肝心のオトリ鮎が泳いでくれません。もう弱っているのです。右岸へチ迄行ってくれません。行ったかなと思うと、水面近くに浮いているのです。これでは掛かりません。 背バリ仕様です。 周りの人はほとんどみんなおもり使用でした。この違いが出たのかも。 何とかしておもり恐怖症というか心配性・不安症を克服しないといけません。

 竿を出していた時、思っていたことは、お恥ずかしながら ”早く温泉に入りたい、温泉で温まりたい” ということです。 これでは勝負に勝てるはずがありません。もう既に敗北主義です。 ここまでお付き合いしていただいた皆様はすでにピンときたことでしょう。 そうです、予選の時間は7時から10時30分(本部帰着は11時)までですが、9時45分で納棺ならぬ納竿(まさに納棺ですが)することにしました。

 結果は7時から9時45分で釣果ゼロ(オトリのみ2匹)でした。 予選の結果はトップが13匹です。凄い人です、偉いとしかいいようがありません。地元のクラブの人です。1匹でも掛けた人は72人、つまり”20人は釣果ゼロ”という結果でした。酷いものです。

 その後は仮眠したり、おにぎりを食べたり、写真をとったり、決勝戦をみたり、また車で眠ったりを繰り返し時間を過ごしました。 せめてこうなったら最後の最後の期待、抽選会にすべてを掛けよう!!幸いにもダイワは自分には相性がいいところ、過去にもクーラー等結構な品物が当たっています。一昨年もクーラーが当たりました。

 でもその間にあった出来事、心象風景とでもいいましょうか、今後のことで決定的なことがありました、そんなことが起こるなんてその時までは全く信じられませんでした。辛い現実ですが、これが現実です。事実なことです。今までは気が付かなかったのか・・・、そんな余裕がなかったのか、まさかこんな気持ちに襲われるなんて・・・。自分で自分を知らなかった、きちんと向きあっていなかったということなのか?(なんのことか分かりませんよね)

 仮眠して起きだして車の外に出て、車のドアの窓に映る自分の姿を見て、衝撃を受けたのです。 今まで何度も見てきたのに・・・。お笑いになるかもしれませんが、自分のガラスに映る顔を見て、ガーンとショックを受けました。

 こんなに老けていたのか?!俺という人間は、newoneはこんなに老けていたのか??!!自分の顔なのに、とってもみすぼらしく、醜いようにさえ感じてしまったのです。 なぜでしょうか? なぜ今この時にそんな気持ちにならざるを得なかったのか??

 場所の関係かもしれません。 きょうはダイワの鮎釣り大会の日。 周りには若いエネルギーに満ち溢れている釣り人達が一杯います。 周りはみんなそうですと言ってもいいくらいです。 それに大会の惨敗が追い打ちをかけたのか。 気力体力が衰退したのは事実です。かってなら時間を残して川から上がるなんてことは考えられませんでした。時間いっぱいまで粘ったものです。最後の最後まで尽力するのが当たり前でした。

 根気がなくなったことも事実で、これは加齢に伴う必然的な結果といっていいのでしょうか? それとまだ試合が始まる前のことですが、隣に止めた山形県の人から言われたことがありました。『おとうさんが落としたのでは?』と言われたのですが、確かに二人の車の間には何か落ちていました。彼がいうには帽子に付けるサンシェードのようだと。 これもちょっとショックでした。 見知らぬ鮎釣り師から『お父さん』なんて言葉を掛けられるなんて・・・。(思い起こせば映画「じんじん」の撮影の時も、ディレクターらしき人から言われたことがありました。) その時は複雑な心境ではありましたが、自分を否定するかのようなことまではいきませんでした。

 それといつも一人が多かったのですが、このところは二人で参加することが多くなってきた鮎釣り大会ですが、今回は一人になったこと、しかも増水のため開催が延期になってしまったことも少しは影響しているのかもしれません。 でも大会参加者の中には何人か知ってる人がいて雑談はできるのですが。

 自分では、確かに白髪は多いがこれは遺伝的なことが大きく、全体的には若作り(馬鹿づくり)であり、同年輩の他の人よりも若若しい男と思っていました。 体だけではなく、気持ちの上でも活動的ではないかなと思っています。 でもきのうの午後早くの出来事はそれらをすべて打ち消すような、衝撃的な出来事でした。

 自分の顔を見て、ガラスに映る自分の顔を見て、何て老けた生気のない顔をしているのだろうと思ってしまった。 グリム童話に出も出てくるような、これが本当の怖い話だったりして。 自分で自分の顔が醜く感じるなんて、こんな自己否定がありますか。

 はやり一番はきょうの大会の結果があまりに情けなかったこと(気持ちの上では何としても寒河江川のブロック大会に出たいと強く思っていたのですから。)や、周囲の元気な若い釣り師たちの会話や動作を見ていて、ああこれはもはや自分の出る幕ではない!!もうすでに若者たちの世界となっていたのだ、それを知らなかっただけである、と思ってしまいました。思わされました。 何と気が付くのが遅かったことか!!そうか、今まで何人もの釣り仲間が大会から去っていったが、それはこういうことだったのか!もう引退する時期であると悟ったから出るのを辞めたのか! 

 それに引き替え自分は何と鈍い、ある意味傲慢な男であったことか!!70歳まで大会に挑戦し続けるなんて大言壮語をしていたなんて、これは未熟さの表出以外の何ものでもないのか! そう思い始めたら、もう完全に周囲から浮き上がっている自分に気が付きました。 もう思うとこちらからも声を掛けられませんでした。 自分の殻に閉じこもってしまったかのよう、とてもその場に居辛い感じです。

 正直に心の映りゆくさまを書いてきましたが、読んでくれている読者は私の心を理解できるでしょうか。 寂しさ、人生の悲哀を急に感じてしまった。それは身を引くという時期を逸してしまったから・・・。

 27日のがまかつの大会を最後にして、もう大会に出るのはやめよう!そう思いました。ちょっとだけ惜しいのは、シマノのベテランアングラー賞ですが・・・。 そうかあ、やはり男は ”引き際が肝心” なのだな、そう思います。

 そういう気持ちで臨んだ最後のイベント抽選会。 92人と参加者は圧倒的に少ないのに、なんにも当たりませんでした。 何から何まで完敗です。 そうそう決勝戦での優勝者は17匹でした。下流域で釣ってきたのですが、彼は予選も13匹でトップ通過者でした。 凄い!の言葉以外ありません。 しかもお楽しみ抽選会でも最後に曳舟が当たったのですから。 何から何までツキもあったということでしょう。 それに引き替え・・・はやめておきましょう。

 広瀬川で鮎が釣れていればまた気持ちは少しは変わっていたのかもしれません。

 唯一よかったのは仙台と小国川の往復とも渋滞はなく、スイスイと走れたことでした。帰りは眠くもならず、休憩もなしで1時間30分近くで無事帰宅できました。

 長くなってしまいました。読んでくれてありがとうございます。

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ダイワ鮎マスターズ南東北大会

2013-07-18 14:05:51 | 小国川

  きょうのダイワの大会は絶対に実施することはない! できるはずがない!! この強い雨のことを考えれば当然のこと!!! でも数年前のがまかつの東日本ブロック大会のことがあるからなあ、(この時は新潟県の荒川が会場だったのですが、増水で無理なため支流の何とか言う小河川に移動しての実施ということになりました。)そんなことを考えながら3時前に起きだしました。

 やはり当日早朝の問い合わせができるような体制が望ましいですねえ。

 外は雨、本降り。 玄関に用意しておいた釣り道具一式を車に詰め込み3時20分頃自宅を出発。 西道路のトンネルに入るときまでは大した雨降りではなかったのですが、トンネルを出てびっくり、何だこの雨足の速さ、大粒の雨は!! 4キロ弱のトンネルを超えただけでこんなにも雨の降り方が違う、まさに土砂降りの雨となっていました。

 対向車線を走ってくるのは大型トラックのみ。 山形に向かう車はほとんどなし。 もともと私は運転は得意ではないし、好きでもない、ましては雨の日の走行は嫌い、それなのに真夜中の土砂降りの中の運転は一番嫌い、やりたくないこと、なんでこんな日に無理して走らなければならないのかなんて独り言を言いながら、前方に注意を払って運転していきます。

 道路の境界線が見えない(見えにくい)のは怖いですね。 作並温泉を超えたころから、大雨のほかに何となんとナント 雷様 までが登場してくるではなりませんか!?稲妻に怯えながら、早く関山トンネルを超えたい、そうすれば、もしかして山形の方は大して降ってもいないかもしれないし、雷もないかもしれない、これは夏の季節、よく経験したことで、宮城県側はパッとしない天気でも、トンネル(奥羽山脈)を過ぎるとカラッと晴れていたりとかするわけです。

 でも、今朝は逆でした。 雨降りの強さは変わらず、雷が物凄かった。 目の前でバリバリバリろ稲妻が走るということではないのですが、しょっちゅう雷が鳴り響き(大きくはなかったですが)、ラジオに何回も何回も雑音が入ります。 増水に加えて雷が暴れていては、絶対に鮎釣り大会はあり得ない、雷鳴は稲妻は命に係わること、主催者はたとえ川の状況ができなくはなさそうでも、雷が鳴っていればそれだけで中止なり延期とするだろうと思いながら走ります。 

 よっぽど引き返そうかなと思ったのですが、ここまで来たらはっきりさせないままで帰れないなんて変な意地で、小国川を目指しました。 途中丹生(にゅう)川を横断するのですが、思っていたほど増水はしていなかったのです。

 舟形町に着いたのは5時10分くらいかな。 小国川は想像以上に増水していました。以下は写真特集となります。 小国川の一関大橋の上下流、下流の身障者用のトイレがある付近の写真です。

 ① 

 ①は大会会場の上流側の様子です。

 ② 

 ②と③は一関大橋のすぐ上流右岸にある大きな簗場がほぼ隠れている状態。これだけを見ると簗場とは思わないでしょう。なにか大きな石が並んでいるとか。

 ③ 

 ④は車の中からの撮影です。 一関大橋

 ④ 

 大会の時はどの大会でもいつも釣り人が竿を出す一関大橋の下流の様子。 狙うのはみんな右岸へチなんですよね。 この辺は左岸はもとより、中央部もほとんど見向きもされません。 釣り師は右岸へ右岸へと向かいます。⑤

 ⑤ 

 ⑥は左側に荒瀬があり、流れは右にカーブしているところですがご覧のような状態でした。 7日のシマノの大会の時に竿を出した中洲も、中洲の右岸も隠れています。

 ⑥ 

 ⑦ 

 ⑦と⑧はR13号線に近く、身障者用のトイレがある向かいの川の流れです。

 ⑧ 

 

 というわけで、深夜の恐い大降りのなかのドライブは終わったわけです。深夜出かけて朝帰宅しました。 

 ダイワ鮎マスターズ南東北大会は、25日木曜日に延期となりました。 ダイワの関係者もたくさん来ていて、いちいちお詫びをしていました(深々と頭を下げられても困ってしまいます。)が、やはり何とかして大会当日早朝の照会回答システムの確立はできないものでしょうか??何かうまい方法がありそうなものですが・・・。

 ところで21日のがまかつの大会はどうなるのか? きょうはやめに雨が止んでくれて、その後降らなければできるかもしれませんが、どうなるのでしょうか?? 25日あたりは最高の条件が揃うかもしれませんが。

 それにしても寒い日が続きます。


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小国川釣行

2012-08-20 22:05:35 | 小国川

 18日(土)の話しになりますが、釣友4人(私も含む)で小国川へ行ってきました。 個人的にはこれで5回目となります。 鮎釣り大会が3回、リサーチが1回、そして18日の釣行で5回目。 年券は9,000円です。日釣り券は1,800円ですので、5回行って元を取った形になります。

 S名人宅で、オトリと日釣り券を購入し、小国川の情報を入手。 その結果、午前中は下流域、午後から型狙いで上流域に行くことにしました。

 下流域は富永橋下流に入りました。 もう小国川には刺し網の用意がしてありました。現在は太い条鋼を打ち込み、そこに石と枝を設置して鮎が逃げないようにしています。

 こういう感じです。 左岸土手には監視小屋も設置されています。

 

 水深はとっても浅いです。 小国川も超渇水です。深くても30~40センチくらい。

 我々が車を止めたあとに、山形ナンバーの車が止まったのですが、話しを聞いたところ、彼の仲間はもう小国川を完全に見限っているとのことです。 それだけ今年の小国川は釣りにならないということ。 何か寂しいですね、そこまで言われると。

 それでもめげずに竿を出す我々4人組でした。

                

 何とか粘って右岸へチ近くの瀬で2匹を掛けることができました。  でもその後全く掛からなくなったので、上流の瀬へ移動しました。

 釣り友の一人が先行していたのですが、全く釣れないとのこと。 実際なかなか掛かりませんでした。

  

 でもこの瀬の中央からやや右岸側の何ということのない瀬でようやく1匹掛かりました。 オッ居るじゃないか、居れば掛かるだろうと気持ちも明るく、前向きになって同じところにオトリを入れます。 そしたらまたしてもいい感じの当たりが手もとに伝わってきます。 鮎釣りってかなりメンタルな面がありますよね。 気持ちが上向くと、鮎もそれを察知してか、掛かってくれるようです。

 ということでそこで何となんとナント4匹も掛かってしまいました。 正直有頂天でした。 その後この瀬の下流の右岸へチぎりぎりの、深さは10センチあるかないかというところで結構いい型の(オトリよりも大きいということ)アユが掛かったのです。 これが一番うれしかった!!ヤッタア~と心の中で叫びました。

 9時から11時までの2時間で7匹の釣果でした。 でも他の釣り友がパッとしないので、2時間で切り上げ、上流へ向かいました。

 上流は瀬見温泉の小国川に入りました。 減水のため、川幅はかなり狭くなっています。当然深さも浅くなっています。 (くどいようですが私にとっては減水はありがたい!)

 流れは下の4枚の写真のように、トロから急瀬、荒瀬となり、平瀬からトロ瀬となります。

                  

            

        

  

 がまかつで身を固めた4人組です。 ずーとこの場所を離れなかった。 この下流すぐには深くて大きいトロがあり、その後また瀬が続きます。 そこから鮎が指してくるのでしょうか、ポツリポツリと掛かってはいるようでした。 私としてはとてもこのような釣りは無理です。 じっとしているなんて不可能です、我慢できません。

 午後は12時50分から15時まで竿を出しました。上の4枚セットの写真の2枚目の瀬の上流の急瀬で5回掛かりました。 そうそう仕掛けは0.175号のフロロです。 竿は初めて使用する”ソリッド”です。 5回掛かったけど、3回目の掛かりの時です。 竿がギューンと下流に持って行かれます。よし来た!これで10匹、ツ抜け達成と喜んだのも束の間、親子丼ぶりとなってしまいました。

 この急な瀬での0.175号は無理でした。 その後複合メタル(0.07号)に張り替えて、何とか2回掛け、念願のツ抜け達成と相成りました。

 そうそう、水温ですが、下流域は26.5度、上流域は24度でした。

 

 最後は河原の生き物です。

 

 監視小屋のブルーシートにつかまっていたカエルとバッタです。逃げませんでした。

                       

 そして瀬見温泉の小国川ですが、水はとってもきれいです。川底がくっきり、はっきり見えます。 そしたら居たのです、カジカが。

 

 3メートル防水のデジカメが、初めて水中のきれいな映像を撮ってくれました。

                

  広瀬川にも数は少ないですが、カジカはいるはずです。 現実によく見るのはカジカではなくて、ヨシノボリですが。

 何にしても、ツ抜けができて幸せです。

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もう引退すべきでしょうか!?

2012-07-17 21:20:16 | 小国川

 きょう17日は今夏最後の鮎釣り大会、ダイワ鮎マスターズの日です。 釣り友とシマノの時よりも早めに仙台を後にしました。

 関山を超えても天気は芳しくなかったです。宮城県のほうがまだしもいい天気だった。 くもり、空は一面雲、黒っぽい雲、ときどきパラパラと雨滴がフロントガラスに付きます。 北上するにつれさらに雲行きは怪しくなり、きょうもカッパ(ショートレイン)を着用しての試合となりました。

     

 シマノは大増水(私にとっては)、がまかつは本格的な雨降りの中、ダイワも雨模様の中の大会となってしまいました。 結果は天候等の理由にはしたくはないですが、快晴の下で試合をしたかった、甘いですが。

        (試合前のやや上流側の様子)

 

 抽選の結果、B・167で、これは下流域となります。何とも複雑な心境。釣り友もB組(私より若い番号)で下流域です。

       (こちらは試合前の下流域の様子です。)

 

 下流域と言っても、一関大橋の真ん中から下流鉄橋のところまでとなっています。 オトリを受け取って下流側に歩きだしましたが、心の中では「近場でいい。」という声と「どうせなら去年同様最下流まで歩け」という声がせめぎ合っています。

 だけど、近場(丁度上の写真のところです。)は先行者で埋め尽くされようとしています。とても入り込める余地はありません。 だから歩き続けます。ひたすら下流を目指して。 右側に見える小国川を見ながら。先行して歩いている選手たちは少しずつ川に入り、徐々に人数は減っていきます。

 約30分歩いて鉄橋の前、国道13号線まで来てしまいました。

 川幅のない急な流れに加えて上部を国道が走っています。極めて釣りにくいところです。それだけ釣られていない鮎が多く棲みついているのではないかなんて勝手に想像したりしていました。

 7時15分から竿を出しました。予選は7時から10時30分までの3時間30分ですが。遠ければ往復の時間が余計にかかり、実釣時間が短くなるという不利な条件となります。

 この付近の釣り人は5,6人くらいで、ゆったりとしています。 15日のがまかつの時に使用したフロロの0.2号を使いました。7時15分から25分後の7時40分、ようやく1匹掛かり取り込みました。ようやく掛かった! よしこれからが勝負だ!と自分に言い聞かせ、オトリを野鮎に交換します。

 しかし、何となんとナント、一番深く、流れも早い流芯にオトリを沈めたと思ったら、そうなのです、根掛かりです。1匹も取らないうちに。 「そんな馬鹿なあ、こんなことがあっていいのか?!」 何とか根掛かりを外そうと努力はすれど外れず、結局水中糸は切れてしまいました。

 ようやく掛かった鮎、それが全く何の貢献もしないうちに川底に張り付いてしまうとは!! おまけに野鮎を掛けたオトリ鮎がなぜか急に重体となってしまいました。 ショックが強く立ち直れません。 ガッカリ がっくり 。

 でも、もう1匹、元気なオトリがいますので、そのオトリを実釣に使いました。水中糸もフロロから複合メタルに交換しました。しかし掛かりません。 移動を決意し、上流側に向かいました。

 広く浅いトロ場の右岸へチを狙うことにしました。ここにも先行者が6人いました。 でも右岸側に近寄ることができたのですが、竿を出すこと10分、またしても根掛かり。 正しくは、水中糸の下の方がへチの葦に絡まれてしまったのです。そしてここでも下の方の水中糸が切れてしまいました。 まだ十分に働いてはいない養殖アユなのに・・・。

 時は午前9時。 全ては終わりました。 引き船の中のアユはもうすでに死後硬直しています。 降参です。 敗けました。 完敗です。

 こんなことがあっていいのでしょうか???何でここまで試練を課されなければならないのか!!3度目の正直どころか3度目が一番ひどい結果となってしまいました。

 7時から10時30分という時間帯は、7時15分から9時までとなってしまいました。 ひどいものですよね。 こんなことがあっていいのか、!!

 これは早めの帰りのついでに撮ったものです。

 

          

 

  下の写真は決勝戦後の検量の様子です。

 

 これは賞品ですね。右側が入賞者に与えられる賞品で、左は抽選会の賞品です。

            

 すっかり我を見放した天は、抽選会でも見放しました。一つもいいことがなかった7月17日でした。 それにしても抽選会の賞品は少なくなったのではないでしょうか???

 表彰等が終了し、解散する入賞者10人です。

   

 ということで、これ以上ないという惨憺たる結果となってしまった ”ダイワ鮎マスターズ小国川大会”でした。 眠くなってきて文章がまとまらなくなってきました。 もうやめて寝ます。


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どこまで続く泥濘(ぬかるみ)ぞ!

2012-07-15 16:07:59 | 小国川

 早朝?深夜?2時15分に起きてゆっくり準備し、3時にいざ出陣!!山形へ!! 熊ヶ根あたりから凄い霧に覆われ、嫌な気持ちになりましたが、それは的中しました。 関山トンネルをこえれば、そこは別天地! いつも晴れている(はず!)という潜在意識がありますが、見事に外れました。

 山形県は小雨。西に向かい、北上するころから本格的な雨模様。 正直一気に気が萎えてしまいました。 こんなはずではなかったのに、なんて勝手なことを言うようではだめですね。天気のせいにしてはいけません。天を恨むなんて、傲慢です。

 5時前に一関大橋に着きました。幸いにも川は濁りも増水もなく、その点はホッとしましたが、雨は結構強く、気温も低いのです。

       

 裏返しになっているゼッケン番号札を引きます。C-15 です。今回は100名を4つのブロック(A/B/C/D)に分けています。各ブロックとも大体25人前後、A/B/Dブロックは車で移動ですが、Cブロックは歩いて移動です。近いから。

  

 大会前の小国川。

 

 上が上流側で、下は下流側です。

 

 Cはポンプ小屋から一関大橋の上流までの区域です。ちょうど中間点あたりでオトリ配布と入川となりました。オトリは番号が多い人から選び、入川は若い人からとなります。

 やや下流の経壇原に入ることにしました。先行者はいましたが、右岸側にはまだ余裕がありましたので。 3日の小国川の調査のときにもここに入りましたが、1時間竿を出して全く掛かりませんでした。 今までそういうことは全くなかったことですが、3日から10日以上も経っているし、もう条件は変わっているだろうと考えたわけです。 何といっても実績のある場所なのです。

 複合メタル0.06号に背バリをセットして右岸へチ寄りを泳がせます。

 そうそう予選は7時から10時の3時間ですが、実際に竿を出したのは7時25分となりました。 10時までにはオトリ配布の場所に戻らないと失格となります。

 しかし、掛かりません。掛かる気がしませんでした。生体反応なし、感じられず。 オトリは健気にも泳いでくれるのですが、追うアユはいません。 そんなことをしているうちに、30分経過した頃何となんとナント”根掛かり”です。 恐ろしいことが待ち受けていました。腰くらいの深さですが、流れがあります。私の体力では無理と判断し、天上糸をもって一か八かの賭けをしましたが、負けました。 目印の下のラインから切れました。

 これで1匹釣れるどころか、1匹マイナスです。雨は降り続きます。 水温は18.5度。 外気温は上がりません。 ショートレインを着ていても寒さを感じます。

 気を取り直して、周囲を一望します。 上流側の少し浅い平瀬にしました。一昨年かな、同じがまかつの大会でやはりマイナス1からのスタートで、何とか勝ち残ったことがありますので、その時をイメージして、これから流浪の旅に出るがいいことが待っているはずと思い、新しい仕掛けフロロの0.2号で泳がせますが、多分ハヤでしょう、目印に飛びついてきます。癪に障りますねえ~。

 そこも諦め、さらに上流側の左岸早瀬に何とかもぐりこみました。というのもここにはすでに6人前後の釣り人が竿を出していたからです。ポツポツと誰かに掛かっているようです。本当はその列の一番下流側に入りたかったのですが、ちょっと距離が近すぎるかなと自分としては弱気?になり、やや上流域へ向かいました。 そしたら後からっそこに入った人が悔しいことに早々と掛けていたではないですか。見たくなかった光景ですが、見えてしまいました。

 早瀬の左岸へチを狙います。あたりはありません。時間ばかりが経っていきます。もうすぐ9時。もう限界だ。寒い。余計にみじめさを感じます。 熱いコーヒーを飲みたい!!もうやめようか?早々と上ってしまおうと本当に思いました。

 シマノの続いてがまかつでも釣果ゼロ!!あまりにひどいではないか!ひどすぎる。 きょうはマイナス1である。 何という大会となってしまったのか、今年の大会は。こんなことが現実にあるのだとは・・・。

 しかし、9時丁度です、待望の当たりが目を覚まさせました。 冷えた体をショックが走ります。 来たか?!ようやく掛かってくれたか!?下竿なのが気になりますが、あまり下がれないので半ば強引に抜くことにしました。型は大したことないから大丈夫と思って。 しかし、伸され気味だったためバウンドし、水面スレスレの状態で何とか手もとまで2匹が飛んできたのですが、あろうことかキャッチしたのはハナカンのついたオトリ鮎で、掛けた鮎はタモノ外へ・・・・。あまりに掛からないため、キャッチの仕方も忘れてしまいました。

 がっくり、がっかり。何というみじめさ!!もうやめようか、それともバラしたとはいえ1回掛かったのだからもう少し粘ってみるかと思い返し、再度左岸へチを泳がせます。

 そしたら、粘り勝ち! 9時25分、またしても小気味よい当たりが伝わってきました。 今度は慎重に抜きました、掛かりアユを目標にしてキャッチしました。 オトリより大きくきれいな鮎でした。 それを泳がせたら10分後またしても掛かりました。9時35分です。その後続かなかったので、9時45分納竿です。 混み3匹。惨憺たる結果ですが、まあ、掛かっただけでももうけものと思うことにしました。

 シマノより悪いスタートではあったが、がまかつでは3匹掛けた(バラシ1匹)し、最後のダイワではもっといいことがあるのではないか!!と思うことにしました。

 

 決勝戦に残った人たちです。

 

 昼前には薄日も差しました。 カジカが鳴きます。心が洗われます。しかし、ここにもウミネコがいるのです。 あの、ミャアミャアという声はいただけません。相応しくないです。

 少しだけ決勝戦をみて早々に帰途につきました。

 愚痴ばかりのブログ、読んでいただきましてありがとうございます。笑ってやってください。


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行ってきましたが、小国川

2012-07-04 10:55:12 | 小国川

  7月2日の朝日歌壇とともに進めます。 3日小国川へ行ってきました。

 いやあ、さすが山形県、さくらんぼだけでなく天気まで素晴らしい!!快晴です。 東根市から村山あたりでは朝の7時10分くらいというのに、暑いのです。まるで真夏、盛夏を思わせる暑さ。猛暑を感じたくらいです。 これぞ夏!です。

 もっとも北上するにつれて、薄曇りとはなりましたが、うすら寒い天気はどこえやら、水に入っても全く寒さを感じることはありませんでした。 小国川の朝の水温は20.5度でした。

 囮屋さんの話を聞くと、解禁日と翌日はヤマセが吹いて肌寒く、全く釣りにならなかったようです。28日の調査釣りでの爆釣は、きょう(3日)のようにいい天気だったからということです。

 しかも水量は極端に少なかったようです。 きのう(2日)に雨が降って何とかよくなったとか。

 ということは、気温も水量もきょう(3日)が一番いい条件であるということになりそうです。

 鮎釣り大会のメイン会場となる「一関大橋」の下流側の様子です。

 

 上下の2枚は朝方8時前後の様子です。 駐車場には県外ナンバーの車がかなりありました。 

             

 以下の写真は午前10時頃の写真です。

 

 釣り人は大会のようにずらーと並んでいたのですが、見ていてもなかなか掛かりません。そのうち2,3人は移動を始めたり。

            

 橋の上流側です。 水量が少ないのがお分かりでしょう。これでも前日よりは増えています。 川の中のいしの頭が真っ白になっている石が結構あります。                        

 

 小国川の釣行目的は殊勝にも8日のシマノの大会の為の下見、事前準備です。 上流側から下流側へ移動しようと考えました。

 最初は上流の砂利工場の向かい側付近の、深さ腰下のとってもいい平瀬に入りました。 下流側に地元の人、上流側に福島の人(車の番号で判別)が竿を出していました。 福島の釣り人は大変です。地元で竿を出せないなんて、気の毒極まりないです。

 『アユ・ウグヒ阿武隈川にセシウムの検出されて瀬音さびしき』 (福島県:谷口 修作さん)

 地元の人にあいさつをしても返事がなかったのですが、福島の人とは話をしながら竿を出しました。 2時間でやっと1匹掛かったという。 川を見るとアユが跳ねています。目印の付近でピョンとやられると頭にきますよね。

 二人の間に入って竿を出しました。8時50分スタートです。9時12分頃軽い当たりが伝わりました。そもそも型が小さいから当たりも小さいだろうという心構えをしていましたので、細心の注意をしながら引き抜きました。 今年度初めての掛かりアユです。囮よりも小さいですが、綺麗です。 15センチくらいですか。 掛かってくれただけでもありがたい。 アユに感謝です。

   

       (左側)                  (上側) 

 『美しき鮎は風土記の昔より良き匂ひもてこの川上る』 (日立市:加藤 宙さん)

 小国川の鮎は昔から「松原鮎」として大切にされてきました。将軍家に献上したとか。

 ここで30分で何と3匹も掛かってしまいました。さらに10分竿を出しましたが当たりなし! でも根がかりが2かもありました。 川底には枝の切れ端等が結構沈んでいるようです。 気を付けないと。 といっても見えませんので如何ともしがたいですが。

 40分で上がって、こんどは経壇原へ。大岩や大石がごろごろあるところですが、5,6人釣り人がいました。釣り人の間隙をぬって、流れの芯を超えて右岸側へ。いつも大会でも掛かっているところに入れました。 さてここではどれだけ掛かることやらと内心期待していたのですが、・・・。

 結果はゼロ!坊主です!!一体どういうことでしょうか??周りの人も掛かっていなかったようですが、下流側の芯を釣っていた人に1匹掛かったのを見ました。1時間竿を出して釣果ナシ!!でも最後の方でおとり鮎を空中輸送してポイントへ入れたら、ほとんど着水と同時ガツーンという強い当たり。引き込まれます。右岸の草むらに持って行かれないように必死に竿を寝かせて、こちら側に寄せようとしたのですが、敵も然るもの、少し寄ってはまた戻ります。少し水中の魚が見えました。もうこれは鮎ではありえない、二ゴイだろうと思ったのですが、もしかしたらサクラマスかもとも思いました。

 水中で見えた魚体はずんぐりむっくりしているように見えたので、二ゴイではなかったのかもしれません。二ゴイにしては小さいし、力も強くない感じ。 まあどちらにしても下の点け糸から切れてしまいました。水深もあり水量も流れもあるので無理だとは思っていたのですが。

 その後一関大橋の様子を観察しました。 今度は下流側へ移動です。

  障害者用トイレのあるところにはテトラポットがあり、手前は長い瀬に、右岸側は浅いトロ場から急瀬へとつながります。それぞれのところに一人ずつ竿を出していたので車から見ていました。 掛かっている様子はなかったのですが、ポイントとしてはいい感じなので実際に川に入って見てきました。食み跡はあります。

 あとで瀬で釣っていた岩手県の人に聞いたのですが、それぞれのポイントで2匹くらいしか掛からなかったようです。

 次に釣りの用意をして下流R13号線下へ向かいました。R13の上流側は浅いトロ場で、昼過ぎればナイロン糸での泳がせ釣りには面白いところです。

 R13の下流は幅10メートルくらいに絞られてカーブしています。去年のダイワのときかなここで一人だけバカ釣れしている人がいました。私も鉄橋下から戻ってくるとき人がいなくなったここで竿をだし、4匹入れがかりでした。

 竿の操作がしにくいのが辛いところです。9メートルの竿ではR13の橋にぶつかってしまいます。 約1時間で何とか3匹掛かりました。 掛かると小気味よい引きが感じられ、これが鮎釣りなんだと実感します。

 ということで十分下見とはとても言えませんが一応それなりに最下流部まで見てきました。R13の下流に奥羽本線(山形新幹線)の鉄橋があるのですが、新庄駅が近くのためやまびこは減速して走ります。 往復で3回見ました。いいものですね、まじかに川から見上げるというのも。

 『(わた)を抜き輪切りにしたり若鮎の瀬ごし言ふは刃の切れ味』 (長野県:沓掛 喜久男さん)

 鮎は義父に持って行きました。

 

 

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水墨画の世界、小国川

2012-01-24 21:16:52 | 小国川

 青葉カワセミ会新年会 ③ として、きょうは雪の小国川をご紹介します。 場所は泊った旅館のすぐ真向かいの小国川です。撮影22日。

        

 どうですか? いい流れでしょう。 夏の小国川しか見ていない私にとって、はじめてみる大寒杉の小国川です。 とっても新鮮、別の川のようにさえ感じてしまいます。 この川に天然鮎が遡上し、夏になると太公望が長い竿を出す、何か信じられないくらいです。

 

 今夏はどんなアユ釣りを演出してくれるのでしょうか。

 今この川の上流に穴あきダムを建設しようと、山形県は動いています。漁協は強力に反対行動をとっていますが、官憲に押し切られようとしています。 ダムのない清流小国川、そこで育っている松原鮎、それらが今危機を迎えています。 由々しい事態です。 

 われわれ鮎釣り師も、小国川漁協のもと一致団結して、何とか工事着工を断念させたいものです。

        

 撮影は22日の午前10時前後です。

 

 旅館のすぐ近くにあったものです。 何でしょうか? 湯気が立っているのでお分かりでしょう、”足湯”です。

      

 そして、その足湯の奥にあるのが下の写真のものです。神社等にお参りする前に口を漱ぐ手洗い鉢とそのための柄杓ですが、これはお分かりのように、水ではなくお湯、当然温泉です。 飲める温泉です。 少し飲みましたが、美味いとはとてもいえません。

         

 付近には200円で入れる公衆浴場もあります。

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第25回 ダイワ鮎マスターズ

2011-07-20 20:10:08 | 小国川

 きのうは失礼しました。眠くて眠くて。お陰さまで熟睡できました。5時まで目が覚めませんでした。

 第25回ダイワ鮎マスターズ 南東北大会の参加報告です。 きのうはプロローグと思ってください。

                      ★

 オトリアユを2匹受けとって下流域を目指しました。すぐ近場にしようかな、その方が楽だからというサボりたい心の声に、もう釣り人が入ってしまい、どこも入れるところがない、こうなったら最下流部まで行け!!当たって砕けろ!!というもう一つの声。この声が勝ち、歩きました。地元の人らしい人と歩きながら雑談、そのうち顔見知りの人とも合流し、3人でどこの場所がいいとか話し合いながら下流を目指し歩きました。(いいことを聞きましたが、それは秘密にします。個人的に試してみたいので。)

       

       (下流域には月山が見えます。雪が残っています。)

 歩くうちひとりふたりと入川したので、私一人とりあえずR13号線を目指します。50メートルくらい先の先行者は5,6人ですか。後をついていく格好でR13の手前で川に入り、中洲を下流に向かいました。

 いいかなと思ったところには既に先行者が入っていましたが、1ッ箇所だけまだひとり入れるような場所がありましたので、とりあえず入りました。まず場所の確保、次は野アユの確保です。川幅は10メートルあるかないかと狭く、そのため水量がある急瀬から早瀬となっています。川底の大きな石も黒く見えて、もしかしてこれはいい場所かもと思いながら釣りの準備。

 もう既に7時15分。ほかの人たちはとうに竿を出して釣りを開始しています。約25分歩きました。よくぞ歩いた、この歳で、褒めて遣わすと言い聞かせ、オトリを送り出します。 5分前後して流芯の右岸側で小気味いい当りが手元に伝わってきました。 大いに喜びながらも慎重にためて引き抜きます。オトリと同じくらいの、ということは今頃の小国川の鮎としてはかなり大きい野アユがタモに収まりました。

 やったあー!幸先いいゲット、これは何とかなるかもと喜びながらベルトにタモを指、し浅いところで膝をつき引き船を引き寄せていたところ、”ポチャン”という音が聞こえました。アッもしかしてと思ったのも後の祭り。そうなのです、幸先よく掛かった野アユが逃げてしまったのです。 『野アユ逃亡!』 こんなことがあっていいのでしょうか?!去年はシマノの大会の時、深かったために鮎に逃げられ、今回は浅かったために逃げられました、・・・。

 このショック、衝撃、実感できるでしょうか。ガッカリ、傷心、何でこんな目に合わなければならないのか、曇り空を見上げて恨みました。その間もカーブしている上流側の人は鮎を掛けています。瀬の開きというか、鏡状のところでよくか掛かっているようです。 悔しさと情けなさに満たされつつも、何とかしないとと自分に言い聞かせ、再起を図ります。

 また、根掛り外しで流芯を渡った時です。思ったよりも流れが早く、深いのです。あと一歩のところで身体を保たれなくなり下流側に倒されましたが、右手の竿はきちんと持ち左手で態勢を立て直そうとしました。しかし、足が底の石に埋まったテトラに挟まりそうになり、慌てました。ついていません。

 25分くらい経ったでしょうか、急瀬から早瀬の開き近くでようやく二度目の当たり。慎重に引き抜きました。今度は逃亡されないように十分注意してオトリ交換。 でもその後がなかなかやって来ない。その間も上流の人は面白いように竿を曲げている。また20分位して3回目の当たり。これも無事キャッチ。でもその後掛からないので思い切って移動することにしました。最下流部へです。ここの小石そこの浅いトロで泳がせで勝負に出ることにしました。

 JRの鉄橋のすぐ上流部です。鮎もはねています。それまでは水中糸はホクエツの複合メタル「乱0.06号」でしたが、ここではフロロカーボンの0.125号としました。 オトリはよく泳いでくれましたが、野アユは追ってくれません。追ってくれないと掛かりません。焦ります。鉄橋を在来線の電車やときに山形新幹線のはやぶさ?も走ります。すぐ目の前を走るのを下から見るとかなり迫力があるものです。

 なかなか釣れませんでしたが、そのうち目印がグイット引き込まれるのが見えました。このシーンはいいですよね、何回でも見たいものです。そうなのです、掛かったのです。見事な背掛り。でもいくらいいオトリをとっても次が続きません。鉄橋下のテトラポット周りを攻めてようやく1匹追加したのみ。 残り時間も少なくなってきました。

 フロロで瀬を釣ってみようと思い、R13下の瀬に向かいました。ここにも最初は釣り人がいましたが、そのときは空いていました。この下には最初から釣れまくっている人がまだいたのですが。 9.5メートルの竿ではR13号の国道にぶつかってしまいます。竿操作を慎重にしながらオトリを瀬に沈めなければなりません。掛かってもすぐに竿を立てるわけにはいきません。

 釣りにくいところだったので鮎が残っていたのでしょうか。風も出てきて釣りにくくなってきました。9時50分から10時10分くらいの20分でなんと何とナント4匹も掛かってくれたのです。最初の2匹は腹掛かり、後の2匹は背掛りでした。いやあ嬉しかったです、喜びの絶頂にいました。これでオトリ込み10匹となりました。今夏初の二ケタ台の釣果となります。

 鮎のサイズですが、10日と比べるとかなり大きくなってきました。木の葉あゆは掛りませんでした。養殖オトリと同じ大きさの野アユが掛かってきました。 0,125号のフロロでも十分過ぎるくらいの大きさです。

 10時半まで竿を出し、11時までに本部テント前に戻ればいいとなっていましたが、帰りのことを考えて10時15分頃には納竿し、20分頃帰途に着きました。行きと異なり帰りは足が重い。辛いワインディングロードとなりましたが、少しだけもしかして決勝に残れるかもしれないという淡い望みがあり、励みともなりました。

 帰りは約30分かかりましたが、途中の分流で小学校の先生と生徒が川遊びをしているのを見かけました。いい風景です。ここ舟形町の人々にとって小国川はとっても身近な川で、みんなで大切にしています。河川敷には障害者用のトイレまで設置しています。

 検量の結果は10匹。既に数十人が検量済みでしたが、その時点ではナント私がトップだったのです。そのため本部テント前で待機しておいて欲しいといわれました。そんなに釣果は厳しかったのか、可能性はあるかもと内心嬉しかったです。

  

      (一関大橋から上流の様子)

 でも、現実はとっても厳しく、B地区の最低ラインは11匹でした。あとで分かりましたが、11匹は2人、10匹は4人もいました。そうそうA、Bブロックとも各13人ずつが決勝戦に進めることになっていました。 これでは無理ですよね。 ダイワの試合では、同数の場合はゼッケン番号の若い方(少ない数字の方)が残ります。B179番では10匹だとしても無理な話しでした。

    

          (ほぼ橋直下の様子)

 ということで、今夏3回目の大会も予選落ちとなった次第です。だらだらしたブログをここまで読んでくださいましてありがとうございます。

      

              (橋下流の様子)

 今年の大会もこれで終了です。正直ホッとしました。これでもうチビ鮎とお別れできる、釣れない川に行かなくてもいい、と思うと嬉しくなります。

 ついていなかったのは、オトリに逃げられたこと、危うく足に怪我をする所だったこと、ウエットスーツの下に着用するアンダータイツですが、先割れと思っていたら先丸だったことですが、ついていたことは、最後の抽選会で13リットルのクーラーが当たったことです。

       

 ダイワの抽選会では本当にクーラーがよく当たります。これで3個か4個です。内大きいクーラーと今日のクーラーは釣り友に差し上げました。

 

 

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ダイワ鮎マスターズ

2011-07-19 20:09:17 | 小国川

 眠くなってきました、まだ午後8時12分ですが。疲れが出てきました。

 出てきました、今年3回目のアユ釣り大会「ダイワ鮎マスターズ」に。

 今日の山形は、仙台もそうでしたが、あの猛暑は一体どこに行ってしまったのか??不思議なくらい、涼しいとまでは行きませんでしたが、熱くもなく、蒸すでもなく、薄曇の中ずーと忘れていた爽やかな天気でした。だけど水温は24度くらいあったので、川にはいっても寒さは感じませんでした。

 山形県は小国川でのダイワ鮎マスターズ。今年で25回目とか。平日の火曜日開催なのに、毎回沢山の釣り人がやってきます。今年は170人をA(上流)・B(下流)二つに分けて、7時から10時30分までの試合となりました。

 17日の時もそうでしたが、小国川は渇水、あかぐされが見られ、きれいなハミ跡のついた川底の石をみることはありませんでした。アユはいるのです。跳ねている鮎が見えますし、釣りをすれば全く釣れないことはないのですが、きれいに磨かれた石は見えません。

 一緒に参加した釣り友と私はともにBグループ、下流地域です。しかも私が引いたワッペンの番号は「179」でした。また今回も悪い順番となってしまいました。 おまけに苦手な”下流域”です。

 オトリ配布は後ろも後ろです。近場では入るところがなさそう。何しろダイワ・マスターズではおとりをもって走るのですから。こうなると若者に有利に展開します。 近場で入川したくなる弱虫の性格に逆らい、これなら今日は一番遠いところまで行ってみようかなと思いました、殊勝にも。自分に厳しく!です。 そうです、”なでしこジャパン”のひたむきさ、大金星が、その喜び、歓喜が私を歩かせたのです。

 下流域の下限はJR鉄橋の下。距離は1.5キロとか(別の大会での説明の時の記憶です。)。

 

 すみません、もう眠くて、思考回路もお休み状態ですので、きょうのブログはここまでにさせてください。 スミマセン。


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