京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

寝屋川大会

2012-09-10 | 中学生レスリング
昨日は大阪で寝屋川大会が開催されました。中学生7選手が出場し、4階級で決勝に進んだものの2階級のみしか取れませんでした。

私は高校生の試合とかぶってしまったため、直接試合を見ていないため、詳しくは語れませんが、47㎏級の拓磨と53㎏級の優樹に59㎏級の和世にはあと一歩頑張って欲しかったですね。

竜太郎の決勝、タックルを決め、そのままの流れでアンクルも決め、理想的な試合展開…。ようやく、タックルが仕掛けられる場面が増えてきました。いまのタックルにプラス、これからはさらにハイクラッチも習得させなくてはと思っています。

晃次郎の決勝、1R、いきなりフォール体勢で危ない場面がありましたが、7月に続けて優勝。結果が出せて良かったです。本人も自信になったと思います。

俊之は、全中2位の和歌山の選手との決勝、簡単にタックルからのポイントを許しました。スコアから見れば1-1、0-2ですが、まだまだ、スコア以上の差があります。

来樹も、全中3位の和歌山の選手との決勝、1R、0-0クリンチの優先権を確実にものにできず、あれだけ有利な体勢からデフェンスされ取りきれない。2Rは簡単にタックルを許す。俊之と一緒で、スコアを見れば小差の点差ですが、スコア以上の差があります。

あの和歌山の力のある2人には、高校に上がれば近畿、全国と常に対戦していくことになります。追いつき・追い越そうと必死に思い練習を積み上げていかないと、この差はなかなか縮まりません。

中学生の全中選抜まで、あと2ヶ月です。6月の全中で1人も優勝者を出せなかったので、11月は6月のリベンジができるよう頑張ります。


京都府高校生グレコ選手権

2012-09-09 | 高校生レスリング
今日は京都府内、年1回のグレコの大会「京都府高校生グレコ選手権大会」が開催されました。
1年の谷口慧志と2年の野上泰士の2選手が出場しました。

慧志はよくやりました。岐阜国体に出場する3年生の選手に、1R0-0でグランドを返せず落としましたが、2R、3Rはスタンドでポイントを奪い、競り勝つことができました。結果が出て自信になったと思います。当面は11月の新人戦に向け、モチベーションを高めて練習に取り組んで欲しいです。

泰士は、投げの失敗からの失点から、簡単にローリングにまわってしまったことが敗因です。フリー・グレコに関係なく、グランドは絶対に守らなければ勝負になりません。返されたら、ほぼそこで勝負ありです。新人戦に向け、タックルも含めグランドも意識を持たせ練習させたいと思います。


今週末は試合です。

2012-09-07 | 高校生レスリング
今週末は高校生、中学生とも試合です。
中学生は寝屋川大会。7月の関西大会以来、久しぶりの大会です。11月半ばの全中選抜につながるよう、練習のつもりで臨み、ガツガツ攻めることです。
高校生はグレコの試合です。グレコの差し合いが強いとフリーにも活きてきます。11月の新人戦につながるように…。

現状に疑問を持つこと。

2012-09-06 | 名言
いきなり売れるネタを探そうとしても上手くいきません。
ネタを探すことに躍起になるのではなく、目の前の課題をひとつひとつクリアしていくことが大切です。
課題というのは、目の前の常にあるものです。
ある商品が100個売れたら、「なぜ1000個売れないのか」と考えれば、それが課題です。
現状に疑問を持つことです。それを自分の努力や情熱で乗り越えていけば将来につながります。

「高田明 通販会社・ジャパネットたかたの創業者」

レスリングも同じで、「これでいい」とそこで満足してしまうのではなく、
常に課題を持ち、「積み重ねる」努力をしないと前へは進みません。
タックルなどの「反復練習」においても、ただ単に、繰り返しているだけでなく、
試合と同じ心構え、試合と同じ力とスピードで反復する。
試合が終われば、良かった動き、悪かった動きなど振り返り、自分に課題を与えながら積み重ねていくことですね。

残った機能を最大限生かす

2012-09-05 | 考える
障がい者スポーツの発祥の地イギリスで、パラリンピックが開幕しています。日本は、9月5日現在で、金2・銀3・胴2と活躍中です。

パラリンピックは、1948年、ロンドン郊外の病院で16人の車いす患者が参加して行われたアーチェリー大会が原点だそうです。
生みの親のグトマン博士は「失った機能を数えるな。残った機能を最大限生かせ」という言葉を残しています。

この言葉の重みは凄く、なかなか言えるものではないと思います。
我々健常者も競技だけに限らず、仕事など、何事においても私たちの多くは、短所ばかりを数えているように思います。
指導者や上司など、上に立つ者は、その人が持っている力を発揮することに力を注げば…と思います。
そして、短所ばかりを見つけて指摘していても、うまく前には進まないような気がします。