京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

負けた試合からこそ教訓を得る。試練は良薬。

2009-06-07 | 高校生レスリング
惨敗でした。
インターハイは個人2階級のみの出場。
これが現実でいまの実力です。
試合後、浅井・藤元・古家の3人のいつもながらの会話は一切なし。
みんな無言でした。選手も一緒です。
「勝ち負けはツキ」とか「勝負とは時の運」なんていう言葉は、
あまり好きではありませんが、
団体戦の決勝と個人の決勝で0-0のクリンチ勝負になったのが計5回。
その5回のうち4回は優先権を奪われ勝負がついてしまったし、
1回の優先権もタックル返しのポイントとして取られ敗れた。
運にも見放されたという感じです。

団体戦で勝てなかったこと。個人戦では、特に選抜3位のマサルと
3年生の翔一を勝たせられなかったことに非常に責任を感じています。
応援に来ていただいた保護者の皆さんはじめ、関係各位の皆さんの
期待に応えられず申し訳ない思いでいっぱいです。

とにかく、いまは1ヶ月後の国体予選で結果を出すことしか考えていません。

選手達には、こう言いたいです。
勝負というものは、負けるより勝ったほうがいいに決まってます。
でも負けてからしか分からないこともあります。
人間というのは、何事も、自分が敗れたとき、失敗したときこそ種々の教訓を得るものです。

自分で練習してきたことが試合で全く生かされなかったという点が一番ショックだと思う。
しかし、負けて反省させられたことをプラスにしなければ、次に進みません。
「もう一度、自分自身を見つめ直し、もっと努力しろ」という試練を与えてもらったと思いなさい。
もう、とことん頑張るしかありません。



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