京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

祝卒業

2014-03-09 | 高校生レスリング
遅くなりましたが、本年度3名の選手が京都八幡レスリングを巣立ち大学へ進学していきます。
古澤宏野は中学で一旦競技から離れましたが、高校から再びレスリングに復帰しました。1・2年生まで、なかなか結果が出なかったものの、腐らずに練習を積み重ね、最終学年にはインターハイ2位、国体3位と残念ながら優勝まであと一歩でしたが、入賞して結果を出すことができました。3年間通じて、細身の割には身体が強く、怪我が少なく練習を休んだことがない選手でした。年間を通じて、怪我が多く全く練習が積めていない、同階級の新2年・中林とか、新1年の杢本とかは見習わないといけないでしょう。
野上泰士は中学まで柔道選手、高校からレスリングに転向した選手です。中学3年夏、柔道の京都府大会を視察した際、私が直接声をかけた選手で、よく京都八幡へ来てくれました。個人では選抜の近畿予選を勝ち抜き、選抜本戦に出場…しかし、残念ながらインターハイには出場できなかったものの、貴重な軽量級の選手として、団体の府予選優勝、近畿優勝に大きく貢献してくれました。レスリングを始めてまだ3年であり、まだまだこれからです。
浅井 翼は小・中学校時代、全国少年、全国中学と一度も優勝したことがない選手でした。小学5・6年生の全少では、いずれも1回戦敗退…中学3年の全中でなんとか3位入賞できた選手です。現在のレスリング界で優勝する選手のほとんどが、全少、全中で優勝している選手であり、小さい時から活躍しているイメージがあります。しかし、小中時代に全く優勝経験がなくても、コツコツ積み上げれば自ずと結果は出てくることを、浅井 翼は後輩たちに良い手本を示してくれました。後輩たちには頑張ってもらいたいです。
ということで、浅井 翼は拓大、古澤宏野は立命大、野上泰士は中京学院大とそれぞれ3人別々の大学へ進みます。京都八幡レスリングは巣立ちますが、これから京都八幡の看板を背負ってさらに努力していきます。関係者の皆さん、今後も卒業生3人に温かいご声援をよろしくお願いいたします。


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