全国選抜大会近畿ブロック予選会（古澤宏野）

３年生が抜けて２年生部員がおらず１年生が３選手。団体戦には予選すら出場できず寂しい限りですが、個人戦に２選手が出場しました。
地元の大山崎町体育館で開催されたこともあり、中学生の選手たち、高校生・中学生の保護者の皆さんと多くの関係者が応援にかけつけてくれてありがたいです。

６０㎏級の古澤宏野は京都予選２位通過で出場。初戦１回戦は大阪１位と対戦。この対戦は京都八幡の意地とプライドをかけても絶対に勝たないといけない試合で、私の思うどおりの試合展開をしてくれました。
相手に合わせるのではなく、手足が長く懐が深い選手なので、もつれた時には力を発揮します。
また、相手は差されたら、もろいことが分かっていたので、２ピリオドからは徹底的に差しからの攻撃に徹しました。
予測どおり差してからの攻撃でポイントを奪い、３ピリオドまでもつれましたが勝利しました。
２回戦は、技術・体力とも相手と差があり、レスリングをさせてもらえなかった試合内容となってしまいました。
この後、敗者復活戦にまわり、接戦を制して３位決定戦へ。３位決定戦では、２ピリオドのクリンチで優先権を取られたのは仕方ないにせよ、１ピリオド、簡単にポイントを奪われたのが悔やまれます。
技術面はがぶり、差しからの投げ、デフェンス面においては良いですが、決めるタックルがないことと、組み手・手さばきが単発で相手を追い込めない、崩せないことが、今後の課題です。
また、体力については、全ての面でまだまだ発展途上で、筋力・パワー・スピード・スタミナなど全てにおいてレベルアップが必要です。
選抜では１回戦突破したら、どこかのブロックの１位・２位のシード選手と対戦します。
まずは、１・２回戦突破できるよう頑張らせたいと思います。