京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

練習は嘘をつかない

2010-10-27 | 小学生レスリング
先週の日曜日(24日)押立杯がありました。
この大会は毎年7月末に開催される全国大会よりレベルが高いと思います。
全国大会は一学年ずつで階級も細かく設定されているのに対し、この大会は2学年が一緒です。
大阪開催でありながら、全国各地の強豪チームが多数参加しています。
このようなレベルの高い大会に、今回、我がチームから15名の子供たちが出場しました。

結果は、またまた惨敗です。
2位入賞1名、3位入賞2名と賞状を獲得した子供もいますが、本当の実力で勝ち取ったものとは言えません。
今回の大会で感じたことは、やはり、日常の練習をしっかり取り組んでいる子供は、それなりの成果・結果を出しています。
反対に、日常の練習に集中できず、いい加減な気持ちで取り組んでいる子供は、あっという間のテクニカルフォール負けかフォール負け。日頃の取り組み姿勢がそのまま試合に出ています。
「努力は嘘をつかない」「練習は嘘をつかない」「努力は裏切らない」という言葉がありますが、まさに当てはまると感じました。

いまの小学生で私の話しをしっかり聞き、吸収しようと努力して、頑張っていると言える子供はホント数人です。
その中でも一番一生懸命取り組んでいるのは、小2の鈴木裕太くんでしょう。
いつも、私の話しを集中して聞いて、コツコツ練習しています。だから、小2にも関わらず、高学年よりもタックルなど技術の全てにおいて上手いです。
今大会は1回戦から3回戦まで3回勝ち抜き、4回目の試合で優勝者に負けてしまって3位入賞にはならなかったものの、15名の中で一番の成果を残しました。日頃の練習どおりです。

結果を出すのは経験年数ではありません。現に、レスリングを始めてもう丸2年が経過するのに、どの大会に出場しても十数秒でフォール・テクニカルフォール負けの子供が大多数です。
年数を積めば結果が出るのではなく、いかに日常の練習を一生懸命取り組むか…。
そろそろ子ども自身が気づき、目の色を変えて欲しいと願います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿