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それでも生きる子供たちへ

2007-06-14 | 映画

原題は「All The Invisible Children」。
スパイク・リーやエミール・クリストリッツアら7人の気鋭の監督が
タッグを組んだオムニバス。

内紛、ドラッグ、エイズ、DV、貧困、犯罪など
子供たちがさらされる苛酷な現実を描きつつ、
救われる思いがするのは子供たちの屈託のなさかな。

子供は本当に遊びを生み出す天才ですね。
スラムだろうがゴミ捨て場だろうが、どこでもプレイグラウンドにしてしまう。

各ストーリー20分足らずのショートムービーながら
7作品とも自然と考えさせられる内容でした。

一番印象に残ったのは、最初のストーリー、ルワンダの内紛で闘う
少年兵を描いた「TANZA」。
ラストで小学校に爆弾を仕掛けるために潜入した少年兵が、
爆弾のスイッチを止め、教室の机で声もたてずに涙を流すシーン。
ショートムービーならではの余韻が残ります。

印象的だったのは、お金持ちの少女と、身寄りのいない貧乏な花売り娘
のみなしご少女を同時進行で描いた最後のジョン・ウー作品。
物質的に恵まれても心が枯渇している子供の不幸と、
スラムにいながらも愛情を知る子供の不幸とは
同じ天秤では量れないなあと思う。

原題の「All The Invisible Children」は邦題とはニュアンスが違いますね。
諸悪の根源が「invisible」なままに、選ぶ自由もなく、
否応なくその環境に身を置かざるを得ない子供たちを
追いやっているのは何か、考えさせられます。


CCつれづれ日記

誕生日大全
誕生日ごとに性格や適職、恋愛などを占う。
友人や家族のも読んでみたら結構当たってる。
だけど「57歳で転機を迎えます」っていうのはファイトわかないな。

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