ネットラーニング カスタマーセンター

eラーニングに関する情報、つれづれなる日々の写真日記

iPhone

2007-02-28 | 世情

話題のiPhone

メール、通話、「Music」、「Video」、三者通話、
「Visual Voicemail」、「SMS」、「Photos」、「Maps」、と機能満載。

約$500~ ということでけして安くはないけれど、
PDAとiPhoneがあったら仕事と趣味に必要なツールがポケットにおさまりそう。 
カーナビみたいに道案内もできるらしい。

しかし残念ながら日本で使えるようになるのはまだ数年先とも言われている。
閉鎖的な携帯市場がiPhoneに席巻されるのを阻んでいるんでしょうか。

電車の中を見渡すと、横1列全員が携帯に見入っている光景も珍しくない。
なんか、おかしいですね。
そのうち全員横並びで携帯の仮想空間に入って、会話したり仕事したり
しながら電車に乗ったりするんでしょうかね。 バーチャルトレイン。
どっちがホントでウソかわからなくなる。 

iPhone、正直言ってちょっと欲しいけど、本だけは紙がいいですねえ。
膨大な書籍を格納できたら便利だけど、電子ブックのあの集中力が
散漫になる感じはなんなのだろう。
ぱらぱらページを繰るリズム感がいいのかな。

CCつれづれ日記

体内から逆電磁波を放出しているのか、
身の周りの電化製品が次々に破壊されていくんです。

月見ル君想フ

2007-02-26 | 音楽

青山にあるライブハウス
ステージ正面真ん中におっきな満月がのぼっている。

先日、ここで奄美のシマウタの唄者、朝崎郁恵さんの月例ライブ、
「満月の夜に奄美を唄う」が催されたので
以前から興味もあり、彼女のお弟子さんをしている友人も
出演しているということで出かけてみた。

三線の調べにのせて奄美の言葉で唄われる伝統的なシマウタは、
どこか懐かしいような気持ちにさせられ、静かに波が打ち寄せる海岸で
どこからともなく聞こえてくる民謡のようだった。
朝崎さんは時折奄美の言葉を説明しながら情感をこめて歌い上げる。
島への愛情たっぷりに。

齢70を超え、年輪を感じさせる独特のコブシが
ドラムスやシンセの近代的な音色とも不思議とマッチして、
時にはアカペラで、時にはドラムスの伴奏だけで、と
彼女なりのアレンジがとても良かった。
UAやゴンチチなどとも共演しているそうです。

1990年 NYカーネギーホールやLA、キューバにてコンサートを開催。
2002年 67歳にしてメジャー初のフルアルバム「うたばうたゆん」をリリース。

何事も遅すぎるということはない、というのを体現している人ですね。
でも、今だからこそ、というところもあるのかな。

CCつれづれ日記

社内研修で「アセスメント+ラーニング 個人情報保護対策」コース受講中。
3回目の研修ですが、毎回あらたな発見があるものですね。

パンデミック

2007-02-24 | eラーニング

鳥インフルエンザのニュースが流れ出したのはいつからだったか。
パンデミック(Pandemic)とは世界的に伝染病が蔓延する状態のことを
言うらしいが、新型インフルエンザが大流行した場合、
東京では人口の3割が感染して死亡する、なんていう予測をする
保険機関もあったりして、そら寒い戦慄をおぼえる。

世界各地で医療アシスタンスを提供するインターナショナルSOS
では、新型インフルエンザの脅威と、企業内での感染防止策を
社員教育用の講座としてまとめ、ネットラーニングはそのeラーニング化
のお手伝いをさせていただきました。
(2月23日の日経産業新聞朝刊に記事)

鳥インフルエンザのヒトへの感染・死亡事例がアジアを中心に報道される中、
危機管理を徹底する必要性が高まっています。
アジアで発生したインフルエンザがアメリカに到達するのは
数ヶ月にも満たないとも言われているので、
備えあれば憂いなし、とまでいかないが被害を最小限に食い止める
ための先手を打つ必要がある。

鳥インフルに感染した人はかなり高い確立で死亡する。
インフルエンザ治療薬、タミフルを服用した人が異常行動を起こして死亡
というニュースも少し前にあったし、新型インフルエンザの抗ウイルス
ワクチンは病原体が発見されてから半年後にしか出てこないなど、
たかがインフルエンザと思っていると恐ろしい目に遭う気がする。

SARSだのO157だのノロウイルスだの、空気感染というのは
目に見えないだけにどう備えたらいいのかよくわからない。
手洗いとかマスク着用とかで防御する、よく眠って体力をつける、
という防止策で果たして十分なのか甚だ疑わしい・・・。

インターナショナルSOS 新型インフルエンザ・パンデミック対策情報


CCつれづれ日記

博士の愛した数式」/小川洋子
せつないけど、心あったまる話。
感情の散りばめ方がすごくよかった。
元タイガースの亀山をひたすら応援するファンの描写が笑えた。

ナラタージュ

2007-02-23 | 

最近若い小説家の活躍がめざましいですね。 とくに女性。
綿矢りさ、金原ひとみ、島本理生。
芥川賞、直木賞、文藝賞にこれら若い人たちが選ばれるのは
若者たちの表現力が優れているのか、
団塊ジュニアの才能が凡なのか。
前者お二人の作品は未読ですが、島本さんのは人の薦めもあり
2冊ほど読みました。

タイトルの「ナラタージュ」はその1冊。
ナラタージュとは、ある人物の語りや回想によって
過去を再現する手法で映画などでよく使われるそうですが、
なるほどそんなストーリー展開でした。
人生の中で、誰にも言わずに大事に胸にしまってきた箱を
ずーっと後になってそっと開くような話。
ニュー・シネマ・パラダイスをはじめ映画には確かに多いですね。

で、作品。
瑞々しい文体。 思慮深いけどさりげなく選ばれた言葉。
登場人物は等身大の観察眼から描かれながら、
その文体はとても大人びていて不条理ではないミスマッチを感じましたが、
けして嫌味ではなく、むしろ心から感心してしまった。
感受性が人並みはずれているのか、
若いうちにいろいろ経験しちゃったのか。
でも文体からすると後者ではなさそう。

今の若い人たちと話をしていると、ひと昔前より格段に
「個」としての自己が確立している人が多い気がします。
隣の人とは違う何か、を持ってるような。
独立心とも違うけど、帰属意識が薄いというイメージがある。
物質的に恵まれ、社会的な重圧からも生まれながらに解放されているためか、
その他にもさまざまな社会的現象が絡んで
世代間の違いを生んでいくのかもしれないな、なんて思います。
綿矢さんや島本さんたち若い小説家の活躍も
そうした時代を反映している気もしてきます。

前出の島本さん書き下ろしの純愛小説「ナラタージュ」は、
じんわりとした読後感のある、清涼飲料水を飲んだような
気分にしてくれる恋愛小説。  
作者が弱冠二十歳っていう背景はこれを読む上では重要なんじゃないでしょうか。
続けて「リトル・バイ・リトル」も読みましたが、
なぜか吉本ばななの「アムリタ」を思い出した。

彼女たちが30代、40代になったとき、どんな文章を書いているのか
想像もできないけれど成長が楽しみ。

純文学というカテゴリの中では、私は圧倒的に女性作家が好きです。
男性も好きな作家はたくさんいますが、心理描写、とくに女性の、が
非常に偏りがあって一人よがり(男よがり)なところが多分にある
気がして白けることがよくある。 
渡○淳一の官能小説もしかり。 妄想です、妄想。
まあ、逆もしかり、かもしれませんが。


CCつれづれ日記

昨日からDo As Infinityの「遠雷」が頭をぐるぐる。
メロディと歌詞が感傷的。

小諸旅情

2007-02-22 | 

年1回、昔なじみと小旅行に行くようになって10余年。
大人らしく、はしゃぎすぎず、ケチり過ぎず、
ほんとうに美味しいものを求めてひたすら食う旅。

ここ数年は長野・小諸の「中棚荘」を利用している。
島崎藤村ゆかりのこの温泉は、軽井沢からしなの鉄道で揺られること20分。
小諸駅から15分ほど坂道を下っていくと、
穏やかな佇まいでぽつんと存在する良宿。

新館と旧館があり、私たちはいつも旧館を利用するが
泊まるなら絶対「大正館」という旧館。
古くても清潔感と味わいがあって、お風呂が少し遠い以外は
気になることはない。
旧館は休前日でも1泊2食で12,000~15,000円。
今年は「藤村の間」の角部屋だった。ラッキー。

お風呂はりんごがぷかぷか浮いたりんご風呂。
露天からは千曲川が見下ろせる。

料理はすごーーーーうく美味しい。
山の温泉というと山菜や川魚料理を思い浮かべるけれど
ここのお料理はDanchu!で取り上げられただけあり、
自己主張は強くないのに、量も味も毎回大満足する。
朝食も抜かりない。 とろろにダシが利いていて何杯もおかわり。

そして女将さんをはじめ従業員の人たちの
ホスピタリティがすばらしい。
料金、料理、雰囲気、どれをとっても背伸びせずに純粋に
リラックスできる温泉宿は貴重だ。

中棚荘隣接の「はりこし亭」では旨い酒と信州蕎麦が食べられる。
翌日も小諸ダウンタウンにある「そば七」で昼から飲んだくれる。
帰りは東京まで全員無言で帰還。

 中棚荘  http://www.komoro.co.jp/

Second Life

2007-02-22 | 世情

Second Lifeはオンライン3Dのバーチャルワールド。
PC上にアバターといわれる人物をカスタマイズし、リアルに商取引を
させたり、コミュニケーションをとることができる。
いわゆる、仮想空間に自分の分身をつくる。
今はまだ英語版しかないらしいが、年内には日本語版が登場する。

この仮想空間におけるビジネス活動が注目されているらしい。
自動車を試運転させたり、広告やキャンペーンを展開したり。
誰でもバーチャルな世界で会社の社長になることもできる。
本物の自分よりも高収入を稼ぎ出してくれるかもしれない。

このSecond Lifeのβ版が登場したのは意外に早く、
2002年にアメリカで開発された。
これまでに1千万人近い人々が同サイトを訪れたことがあるらしいが、
基本的に利用は無料。 サービスによっては有料も。

Second Lifeでできること

大きく分ければ以下の6つ。

・チャットなどによる他ユーザーとのコミュニケーション
・3D空間の探検
・ゲームや車の運転などのアトラクション
・建物から小物まで世界を構成する3Dオブジェクトの作成
・作成した製作物の売買
・ゲームや不動産の所有・売買

すでに世界のどこかには凄腕の不動産ブローカーが存在して
「Second Lifeのロックフェラー」などと呼ばれているらしい。

こんな世界にどっぷり浸かると、分裂症になったりしないんだろうか。
リアルな世界に失望している人の逃げ道となって
仮想から帰ってこれなくなる悪夢を見そうでこわい。
パソコンの世界の中に分身をつくること。
mixi以上にすばやい速さで広がっていくかもしれない。
バーチャル出会い系とかで恋愛したりするんだろうなあ。 
でもなんか孤独。 

もちろん、利点もたくさんあるとは思う。
世界の避難区域などにいる子供たちがバーチャルな世界で
ゲームなどを通じて人と交わり、
社会的技能を身につけて将来に役立てたり、
現実の世界ではコストなどの問題があってできないことを
Second Lifeで試してうまくいったときに現実世界に役立てたり。
そうしたインタラクティブなやりとりが可能なのもメリットだ。

アメリカではSecond Life内で大学の授業をおこなう実験もされている。
あまり石橋たたかずに取り合えずやってみるところがいいな、アメリカは。

CCつれづれ日記

Second Lifeでは「ボッキュッボン」なアバターに変身して
ジョニー・デップにせまってみたい。

オペラシティ

2007-02-21 | 音楽

たまーに折り目正しい音楽が聞きたくて
訪れる初台のオペラシティのコンサートホール。
会社から近いこともあり、早帰りの日などに
何度かコンサートを聴きに行っている。

ステージから近いところで見ることにはあまりこだわりがないので、
たいていはBとかCとか3,000円程度の座席チケットを買って
すばらしい音響で届く音に感動したり(ときどき居眠り)してると
足裏マッサージに行くより数倍リフレッシュしてしまう。

どんな音楽ジャンルにおいても専門的な知識はないので
もっと楽器やコードなんかを知ってたら楽しいんだろうなあと
感じながらも、十分に満喫できる。
とくにクラシックとかジャズなんかは拍手するタイミングも
やや難しいところがあって、そんな瞬間には変に見得をはって
わかったようなフリしたりしてあほみたいな自分と思いながら
別にそんなの理解しなくたってこの空間が好きだったらいいじゃないか
と開き直って雰囲気に酔ったりしている。

オペラシティはミュージアムもあって、そちらも何度か写真展などに
足を運んだことがある。 
場所が場所だけに見ごたえのある展示も多く、
一昨年だったか、W・ティルマンスの写真展はかなりインパクトがあって、

「過去も現在もどんな人間も事物もこの世に等しく存在しており、
それらの価値は、作品を見る我々が、それに何を投影するか
によって見出される」
という彼の思想がかたどる独創的な世界に魅了されて
ずっと心に残っている。

CCつれづれ日記

美容院に行かないとみうらじゅんみたいになってきた。

コンプライアンスセミナー開催中

2007-02-20 | eラーニング

毎回定員10名。 あっという間に定員に達してしまうので
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■場所:株式会社ネットラーニング会議室  MAP 

■定員:各回10名

■参加費:無料


CCつれづれ日記

写真はちょっと前の銀座シャネルのショーウィンドウ。
全身ホンモノのシャネルに身を包んだ彼女たちは
ジョークとしか思えない面立ちですが、
シャネル的には「シャネルを身近に感じてもらいたい」
という施策だそう。 かえって遠く感じるのは私だけでしょうか…。

ふるさと

2007-02-19 | 世情

先日、約半年ぶりに実家に帰った。
かつて5人で住んだ家に今は母が一人で住んでいる。

東京育ちの友人が「田舎のある人がうらやましい」と漏らしたことがあったが、
帰る場所があるというのは恵まれている、といつも思う。
帰る場所があっても帰れない人々もいる。

 ふるさとは遠きにありて思ふもの

これが室生犀星の詩集「小景異情」からの引用と知ったのはつい最近のこと。
国文学を専攻してたくせに無知な吾輩。

彼はこの詩を都会ではなく、故郷の地で詠んだという。
それは、この後に続く句から明らかだ。

  ふるさとは遠きにありて思ふもの
  そして悲しくうたうもの 
  よしやうらぶれて異土の乞食となるとも 
  帰るところにあるまじや 
  ひとり都のゆふぐれに 
 ふるさとおもひ涙ぐむ 
  そのこころもて 
 遠きみやこにかへらばや 
  遠きみやこにかへらばや

この詩の主旨とは異なるけれど、
大切な存在なのに、遠く離れて時々思いを寄せるほうがいいという心理は
大切なものだからこそ、そこに変わらずにずっといてほしい、
自分は変わってしまっても、帰れば昔と変わらずに迎え入れてくれる包容力、
帰還する場所、そうした定位置を求めてしまうからだろうか。

人間の心理は本当にわがままで、「そこにないもの」をいつも求めて
都合よくノスタルジーにひたったりする。
そばにあるとありがたみがわからず、離れて大切さに気づく。
やっと欲しかったものを手に入れたのに、なぜか虚しくなる。
そうした対比の中で価値観を生み出していくのかもしれない。

辛い思い出があっても、ボロ家でも、やっぱりうちはいい、と思えること。
そしてそれがそこにあり、迎えてくれる人がいるということ。
それはごくあたりまえのようでいてとても幸せなことなのだ。

そこにいつもあった故郷。
でも、いずれは親もいなくなり、
昔確かにそこにあったものは形を変えて、なくなっていく。
自分が親となるべき年齢になり、娘としてではなく、
一人の人間としての親の想いをとらえようとしたりもする。

リリー・フランキーの「東京タワー」が売れて映画やドラマにもなっているが、
せちがらい世の中で「望郷」は時代のニーズかもしれないな、などと思う。

年に1回里帰りしているとすれば、一生のうちで故郷を訪れるのは
意外に少ない。 
毎日せわしく過ぎていくけれど、私は原点であるその場所を
やはり大切にしたいと思う。

CCつれづれ日記

オクラの花。 オクラがこのように上を向いて育つとは
畑の収穫を体験して初めて知った。
とうがらしも同じように実をつける。

Ayaさんのこと

2007-02-14 | eラーニング

Ayaさんは猫みたいだ、といつも思う。

ネットラーニングの人気コース、「English Aya Pod」のコース制作と
ナレーションを担当しているAyaさんだ。

素顔のAyaさんはとてもきれいな人で、運動神経抜群、語学堪能、
声がきれいでスタイルもよく、バンドのボーカルをこなすエンターテナーであり、
かつ教材制作にあたっては独特の鋭いセンスを発揮したりする、
ほんとに稀有な人だと思う。  

Ayaさんは猫を飼っている。  
その猫は彼女が通勤途中に拾った(救った)迷子の子猫だった(らしい)。
猫の話をするときの彼女を見ていると、前世は猫だったのではと思えてくる。
シャムっぽいしなやかさと、切れ長の目がそう連想させるのかもしれない。

Ayaさんがナレーターをつとめる前述の「English Aya Pod」は
今ではすっかり定着したポッドキャストを利用して生まれた語学教材。

語学を学ぶ方法は実に多種多様で、自分に合ったものをやればいい。
しかし、きっと誰でもこう思った経験がありますね。

「おもしろい教材がない。」

だから挫折するのも早い(教材のせいばかりにもできませんが…)
学校で学ぶ英語は日常では使われていないものばかり。
基本構文を説明するには「This is a pen.」というシンプルさが
便利かもしれないけれど、penをappleにしたってchairにしたって、
そんな英語を話す人はおそらく英語圏にはいない。

構文を理解して、会話へと応用することを学ぶ場が皆無に近い。
「書く」、「読む」よりも、「話す」ほうが欲求もニーズも高いのに。
受験英語のせいもあるだろうし、日本人の几帳面な性格が
災いしていることもあるだろう。

私は昔、NHKラジオ講座の「遠山顕の英会話入門」を1年ほど聴いていた。
毎日10数行の簡単なダイアログと、そこから使える単語とイディオムを
リピート学習し、週末にはまとめて復習するというコース。
いろんな教材を試したけれど、留学中一番役立ったのはこれだった。
「実際にアメリカ人が話している」会話。
ダイアログはシンプルでなかなか楽しい内容だった。
そこが、ポイントだったのだと思う。

Ayaさんはポッドキャスト黎明期に「これを語学教材に活用しない手はない!」
と確信し、このコースを作ったそう。
最初は試験的に無料配信していたところ、人気番組に成長し、
海外にも多くのリスナーを持つようになった。
有料のeラーニングコースとしても、さらに内容を充実させて登場。
もちろん、ポッドキャスト&メルマガ(無料)も継続中。

教材はごく日常的なトピックスで、シナリオを用意せずに
あるテーマについてネイティブに自由に会話をしてもらい、
その中から重要なフレーズを学習していく。

このコースの中では「リピリス」という、「リピート・リスニング」の手法を使い、
繰り返し聞くことで耳が英語に慣れることがまず大事、としています。
そして「唄メモ」という、使えるフレーズを「唱えて覚える(メモライズ)する」
ことで単語力をつけ、さらに学んだことを日本語→英語で読み上げる
練習をする「プロダクション・トレーニング」で会話力をUPすることができます。

「English Aya Pod」はAyaさん自身の英語学習の経験と、eラーニング、
ポッドキャスト、メルマガ、という「いま」のツールを組み合わせて生まれた
新しい学習スタイルです。
自らの経験で「もっとこういう教材があったらなあ」という思いが形になったもの。
そこには複雑な理屈は何もなく、ごく自然な、一学習者としての視点が
入っているからこそ、教材として生きてくるのだと思います。

丹精こめて作品をつくる職人のような。
ネットラーニングは自社制作コースがのべ1,000コースを突破しましたが、
これからも「あったらいいな」、「あってほしい」をカタチにしていけると
いいなあと思います。

English Aya Podの登場人物の1人のアニータは、NHKラジオ英会話入門の
ナレーター(上半期担当)と同一人物だったことを発見
アニータとピーターの会話はほんとに毎回楽しみです。

*写真の猫は本文とは無関係です。


CCつれづれ日記

会社帰り、駅に降り立つと、バス停付近でカメを散歩している人がいた。
しかも手のひらサイズではなく、ウミガメサイズのカメだった。

写真は現実か

2007-02-08 | 写真

いまや誰でもデジカメの1台や2台は手にする時代になりました。
携帯カメラの解像度もすばらしく、
そのうち一眼レフ携帯でも登場するのではないかと。

プリンタの解像度もデジカメのそれとあいまって銀塩さながらの再現ぶり。
インクカートリッジを3回くらい換えると新しいプリンタを1台買えるくらい
高い消耗品はなんとかしてほしいですが。

誰もが気軽にデジカメで撮影し、不要な画像を捨てる。
息をひそめてピント合わせをする必要もなく、オートフォーカスに
手ブレ防止機能まで。
デジカメフォトは美しいけれど、その便利さゆえに撮影者の心象をまでは
とらえにくいかもしれない。

アナログでシンプルなほうが人間くさいのだ、いつも。

人はなぜ写真を撮るのでしょう。
たいていの場合は思い出として残し、友人や家族に見せたり、
何年も経ってから懐かしむ「自分の記録」として撮影するのでしょうが、
そこに映し出された写真は、しかし現実であり現実でないとも言えます。

実際に目に映った空の色、光の強さなど、撮影の瞬間に五感で感じた
景色とは異なるもの。

絵画に写実派、印象派、抽象画などがあるように、
写真は目に映る現象を切り取りながら、じつに多様なパターンで
虚構の世界に彩ることができるんですね。
そして時には目に映らないものも。

写真界の巨匠、森山大道さんの作品に多く見られる粒子のあらいモノクロ写真。
サンドペーパーのような質感のハイコントラストなイメージは
切り取られた瞬間的な絵に撮影者が息吹を吹き込み、芸術作品へと進化する。
現像プロセスで露光時間を長くとるとコントラストが強くなる。
0.1秒露光時間が違うだけで、写真の色合いはまったく異なる。
現実とか非現実を超えて、それはもう「作品」なんでしょうね。

写真の楽しみ方は思い出アルバムだけではもったいない。
携帯に撮りためた写真をインデックスプリントして手帳に貼ってもいいし、
チョキチョキ切り取ってコラージュするも良いし(旅行記など)。

撮り方も目に映るカタチそのままに残すのではなく、
モノクロやセピア、マクロで撮影したり、
カメラを45度傾けてみたり、
ポラやピンホールの素朴さを楽しんだり。

最近は一眼レフデジカメも廉価で入手できるようになりましたが、
一眼レフだからいい写真が撮れるわけでもないし、
形よりもセンスとテクニック、それと気持ちですね。 
(いつも形に惑わされてるのは自分だけど)


CCつれづれ日記

数年前、とある写真展で森山大道氏にお会いしたことがある。
60代後半とは思えない若々しさと、近寄りがたいオーラ。
寺島修司とかあのへんのおじさんの頽廃ムードに弱い私。

法令遵守が日本を滅ぼす

2007-02-07 | 世情

毎日、新聞の社会面の下に目を落とすと「回収広告」が掲載されています。
異物が混入した食料品、
不具合を起こす可能性のある電化製品など
まず掲載されていない日はないくらいの回収ブーム。

最近になって食品に異物が混入したり、不具合のある製品が
急激に発見されるようになったわけではなく、
不二家や三菱自動車などのように企業の存続を揺るがす事件が
多数明るみに出た結果、先手を打っておくことで自社のコンプライアンス体制
の堅実さをアピールしているような感じでしょうか。

これだけ毎日回収広告が掲載されていれば
三面記事の一部として受け流され、
企業ダメージも最小限に食い止めることができるかもしれない。

長年蓄積された企業の澱をCSR(Corporate Social Responsibility=
企業の社会的責任)という旗印のもと、実践にうつして
先手を打つこと自体はとくに否定されることではない。

しかし一般市民として、また一社会人として
そこには法律と実態の乖離を垣間見ずにはいられない。

大手企業を中心に個人情報保護、コンプライアンスに関する
社内規定、社員教育は徐々に浸透した感があります。
しかし後を絶たないこうした回収騒ぎを見るにつけ、
本質的に改善されたと有頂天になるのは気が早いし、
そうした油断をさせないためにも受け手が警鐘を鳴らしていくことは
とても重要だと思います。

タイトルは、最近マスコミでひっぱりだこの企業コンプライアンスの第一人者、
桐蔭横浜大学の郷原信郎先生の著書

法令遵守がコンプライアンスではない、と断言し、本来あるべき姿を
「フルセット・コンプライアンス」という独自の理論で発信し続けています。

ネットラーニングの「行動基準シリーズ」のラインナップのうち、
今日から実行!事例で学ぶコンプライアンス」は
上述の郷原先生執筆によるコースで、多数の企業様に
社員教育研修の教材としてご利用いただいております。
サンプルはコチラ

企業体質の改善に挑むのは、長期的な企業の存続には欠かせない。
そのために必要なのは教育に他ならず、「気づき」のきっかけを作り出し、
啓蒙することは経営者の義務だと思います。

CSRが企業の免罪符として存在するのではなく、
持続可能な社会への貢献という主旨から逸脱することのないよう
しっかりと問題点を見据えていただきたいと願います。

CCつれづれ日記

今日はツイてない。 
朝は階段で突き飛ばされて転んでひざ小僧をすりむき、
電車では網棚からおじさんの書類カバンが落下してきて
めがねが飛ばされ、ジュースを買いに行けば小銭を落とし。 
へこみます。
日ごろの行いが悪いからなあ。

Office 2007

2007-02-06 | eラーニング

そういえば、この冬はまだ雪を見ていないなと思う今日この頃。

新年への祈りをかけすぎて更新を怠りました。。。
更新していない間もネットラーニングではさまざまな出来事がありました。
装いもあらたに今年も徒然なるままに綴ってまいりたいと存じます。
遅ればせながらどうぞよろしくお願いいたします。

ところでWindows Vistaが先月末に登場しました。
今回、マイクロソフト社はかなり大がかりなリニューアルをしかけ、
インタフェースが見事に刷新されました。
私も詳細はまだ知りませんが、リリース前からVistaバッシングなど
穏やかならぬ動きも。
バグにパッチン、バグにパッチンとバンソウコウを貼り続けていく人生。

それはさておき、これまではEditionのバリエーションも増えてHome Editionとか
Business Editionなどに加え、発展途上国向けの機能限定廉価バージョンまで
ラインナップというのだから付加価値の付け方も実に多様。

サンプル版を見て感嘆したのはそのグラフィックの美しさ。
Windowsは機能重視で無機質な感じがしていたものの、
タスクバーがサムネイルで表示されたり、見た目もユーザビリティも
飛躍的に向上しているらしいですね。

あまりにも生まれ変わってしまったので、これまでのWord、Excelといった
おなじみのソフトを縦横無尽に操っていた人も、基本機能について
さらっておいたほうが良さそうだ。

先日の日経新聞にも掲載していただきましたが、ネットラーニングでは
このWindows Vista、Office 2007の登場に合わせ、
「Word 2007 Learning」、「Excel 2007 Learning」を発売開始しました。

新機能をはじめ、基本機能について、まず

「解説で理解して」
    ↓
「やって見せて」
    ↓
「真似してやってみて」
    ↓
「練習問題を解く」

プロセスで実践的に学ぶコース。
今月末まで半額キャンペーン実施中。
「まだVistaもOffice2007も持ってないし。」
なんて言わず、実機を持っていなくてもシミュレーションで
実体験しながら学べるeラーニングコースなので、
入手前に学習しておけば、知らぬ間にOffice2007マスターとしての羨望を
浴びること間違いなし(かも)。

Word 2007 Learning、Excel 2007 Learning 半額キャンペーン

新しいものには惹かれますが、洋服が変われば靴もバッグも変えたくなるように、
新しいOSに合わせたコンポーネントやソフトの心配をするのはややウンザリ。
下位バージョンへの互換性もしっかり見極めたいものです。

CCつれづれ日記

アイコンをパンダにするウイルスが一部で蔓延しているらしい。
パンダ好きの私は感染しても微笑んでしまいそうだ。