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eラーニングに関する情報、つれづれなる日々の写真日記

横濱Jazzプロムナード

2007-10-08 | 音楽

横浜はJazzが似合う街、というイメージがわりと定着してますが、
桜木町や伊勢佐木町界隈には昔ながらのJazzバーが点在し、
質のいいライブを頻繁に催している。

10月6日・7日の2日間、今年15回目を迎えた「横濱Jazzプロムナード」が開催された。
「街全体をステージに」とのコンセプト通り、横浜界隈のホール、ジャズクラブ、路上など
約120会場でプロ・アマの競演。

このイベントが毎年開催されているのは知りながら、東京国際映画祭同様、
毎年終了後に「あ・・・今年も終わってしまった・・・」の繰り返し。
今年もすっかり頭から抜けていたところ偶然前日に知ることとなり、
しかもあの穐吉敏子が来日しているというではないか!
これは見なきゃ損損ということでミーハーな私は日曜の昼過ぎから出かけて行った。

Jazzはメジャーじゃないから会場もほどよい混み具合なのが良い。
みなとみらいホールに滑り込んだときには2階しか空席がなかったが、
穐吉さんがステージに登場したときは何ともいえない貫禄で会場が静まりかえった。
ソロステージの2曲目、ごく短いMCの後、2フレーズほど弾きだしてぴたりと止め、
「曲変えます。」  大物です・・。観客の反応見ながら即興でプレイするあたりにも
普通に感動してしまう私。
80歳近い人の演奏ですか?これ。けして素人に受け入れやすい旋律ではないが、
天性の芸術肌というか、あらゆる点で超越している感じ。

もう一つの見所は9歳の天才ドラマー、鬼束Tiger大我くんと穐吉さんのセッション。
いや、他にも著名なミュージシャン総勢14名ほどのセッションでしたが
大我くんのソロがキマると穐吉さんへの称賛に負けず劣らずの大喝采。
将来どんな人になっちゃうんでしょうか。 

どこを歩いてもそこかしこでJazzの演奏が聞こえてくる。街角ライブもひっきりなしに
行われて道行く人が大勢足をとめて聴き入ってました。

普段組んでいないミュージシャン同士でのセッションが気軽に見られ、見放題
というサービス精神旺盛なイベント。
ミュージシャン自身も愉しんでいるのは間違いない。
かけもちでいろんなステージで演奏する人も大勢いた。
カルメン・マキなんて懐かしい名前をプログラムにみつけたがあいにくタイムオーバー。
来年こそは2日間まるかじりしよう。(きっとまた忘れる・・・)


CCつれづれ日記

穐吉さんと並んで日本人の女性Jazzピアニストとして思い浮かぶのは大西順子。
24歳くらいの頃、地元のライブイベントでピアノをたたく彼女を見て一目惚れ。
ヴィレッジヴァンガードの大西順子」なんてかっこよくって惚れ惚れしましたが、
いつからか忽然と姿を消した。どうしてるんだろう・・と思ってたら
先月ブルーノート(東京)に復活していた。
今週の金曜には鎌倉芸術館でソロコンサートをやるみたい。行きたかったな。

SOMETHIN' ELSE

2007-09-17 | 音楽

Jazzの名盤は数多くありますが、いつも手にとるのは数枚の定番。
その中でももっとも好きなアルバム、キャノンボール・アダレイの
SOMETHIN' ELSE」は奇跡のような作品だと思う。

Jazzのうんちくの分からない人(つまり私のような)にも入っていきやすい曲目、
そして何と言っても50年代モダンジャズでこそ実現したゴージャスな面子。
マイルス・デイヴィス、アート・ブレイキー、ハンク・ジョーンズにサム・ジョーンズ。
契約上C・アダレイのリーダー名義になっているけれど、
実質はマイルスが主役といわれているアルバム。

しかしそんなことはどうでもいい。
全曲かっこよくてリピートして聴きたくなるJazzアルバムは稀有。
金曜の夜、疲れて帰宅後、薄暗いライトの中でバーボン片手に
Somethin' Elseを流せば気分はチャールズ・ブロンソンだ(なんじゃそりゃ)

CCつれづれ日記

Jazzはわりと昔から好きなほう(うんちく知らないけど)
吉祥寺はじめ中央線沿線はJazzスポットがたくさんあってうらやましい。
SOMETIMEとか、ほんと大好きだなあ。

G.M.W.A.

2007-09-02 | 音楽

Gospel Music Workshop of America」の略。
毎年8月にアメリカで開催されているゴスペルの祭典。
ゴスペルに親しむ人なら誰でも憧れる一大イベントだ。

毎回開催場所は変わり、40回目の今年はフロリダ。
残念ながら私は参加できなかったけれど、行った友人たちは
一様に素晴らしい1週間を過ごしたようだ。

私は2002年にデトロイトで開催された際に一度だけ参加したことがある。
巨大なコンベンションホールを数ヶ所借り切ってのワークショップに
全米から3万人を超える人々が集まる。9割以上はアフリカ系アメリカ人。

1週間の会期中、ほぼ24時間、歌・ダンス・ピアノ・ドラムス・指揮などの
ワークショップやコンサート、レコーディング、バイブルスタディなどが
絶え間なく行われ、ただただブラックパワーに圧倒されっぱなしになる。

私の所属するゴスペル・クワイヤのラニー・ラッカー氏は
GMWA Japan Chapterの支部長を務め、毎年日本からも100名前後が参加する。

天性のリズム感がDNAに刻まれているような人たちばかりいる中で
完全に浮いていた気がする私。
でも歌にこめられたメッセージ、メロディを通して感じたスピリットは
あの場でしか絶対に味わえないものがあった。

来年も8月に開催される。
1週間夏休みを使って参加してみたら、人生が変わるかも?

YOUTUBEでGMWAの動画を見る

Gospel Music Workshop of America Official Website
http://www.gmwanational.org/

Ronnie Rucker Official Website
http://www.ronruck.com/

Golden Green

2007-08-28 | 音楽

UAは容貌も声も曲も独特の世界観があって好きなアーティストの一人。
個性的だけどBjorkほどエキセントリックじゃないし、
椎名林檎ほどアグレッシブじゃないし。

昔から聴いていたわけではないけれど、彼女の直近のアルバム、
Golden Green」はこれまでのとっつきにくさみたいなものが削ぎ落とされ、
静かないい気持ちにさせてくれる曲が多く詰まってる。

自分が影響を受けてきたもの、自分が創り出したいもの、伝えたいものなんかを
試行錯誤しながら作品を送り出してきて、ここにきて
なんだか一皮むけたみたいな落ち着いたサウンドになっている。

中でも最後の「Moor」というのが個人的には一番好き。
全体をとおしてエコロジカルなコンセプトが随所に表れている。

UAは本名が「嶋 歌織」というらしいですが、歌い手になるべくして
付けられたような名前ですね。
そのままでも芸名みたいだけど、彼女のキャラクターには負けちゃうかも。
「UA」はスワヒリ語で「花」と「殺す」という意味をもつそうですが、
その2つが同じ単語っていう言語もすごいと思う。

UA / Golden Green

PLAYBOY

2007-08-19 | 音楽

普段雑誌は買わないほうですが、エスクワイアやPEN、ブルータスなど、
男性を読者層とする雑誌の特集で面白そうなものはつい手が出る。

今月のPLAYBOYの特集は「ブラックミュージックの魂」。
満月のようなアフロヘアの黒人女性がPLAYBOYキャラのうさちゃんをかたどった
イスに座って魅惑の微笑みをたたえる表紙につられて?購入。

電車で没頭して熟読していたら心なしか向い側の男性の視線を浴びた気もしたが
まあ気にしない。

「ソウル・ミュージックが生まれた時」
「JB(ジェームス・ブラウン)死すともファンクは死なず」
「ピーター・バラカンが選ぶブラック・ミュージックの100枚」

目次を見て即レジへ。
じつに読みごたえのある内容だったのであっという間に最寄り駅に到着。

さすがにページを繰るのに苦慮したページもあったが
PLAYBOYだからPLAYMATEはいたしかたない。
蛇足ですが、「読者の悩み相談」やコラムの内容が
女性誌のそれとあまりにかけ離れていて、まあどっちもどっちであるのだが
「思春期の中学生じゃあるまいし、まったく。。。」という
感じで笑えました。

CCつれづれ日記 

上述の雑誌を読んでムショウにSly&The Family Stoneが聴きたくなり
iPodにtune-in.
「I want to take you to higher」でいっしょに「higher! higher!」と
叫びたくなるほど蒸し暑い・・・。

Fried Pride@Cotton Club

2007-07-15 | 音楽

以前から一度ナマで聴いてみたかったFried PrideのLive@Cotton Club(丸の内TOKIA)。

Shiho(ヴォーカル)と横田明紀男(ギター)のJazzユニット。
初めて聴いたときからShihoの類まれな歌唱力に魅せられてしまったのですが、
ナマで聴くとそのすごさが際立つ。
彼女のスキャットはエラ・フィッツジェラルドにも及ぶのではないか?ほめすぎ?

一瞬、チャーか、のっぽさんが登場したのかと思った横田さんでしたが、
そのギターテクニックにも惚れ惚れしてしまいました。

大きなホールではなくて、ミュージシャンに手が届きそうな距離で
大好きな音楽を聴きながらお酒を飲めるというのは至福である。

心の澱はたまっていく一方だけど、まだ何かに感動したり泣いたり
できるなら、まだまだ大丈夫じゃないかと未熟な私は感じてしまいます。

モルダウ

2007-06-02 | 音楽

職場の同僚が所属する新宿交響楽団の定期演奏会にでかけました。

バイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスといった弦楽器が半数は占めるだろう
総勢50数名から為るオーケストラは相応の迫力があり、
素人の自分が申し上げるのも僭越ですがとても満たされる演奏でした。

曲目の1つ、超有名なスメタナの「モルダウ」は初めて買ったクラシックの
レコードだったので、その美しい旋律を生で聴けるとは感激でした。

音楽のすごいところは、音色で感情や情景を表現するところですね。
モルダウについて言えば、2つの源流が静かに重なり、森や草原をぬけて
次第に川幅を増していき、狩猟のラッパや農民の踊る声、月光に照らされる
水の妖精たちの舞い、急流で水しぶきをあげ、やがて古城を仰ぎながら
悠々と流れ去る様子が見事に旋律で表現されており、
プログラムに載っていたその解説を頭の片隅において目をつぶり
耳を傾けると、その表現力の鮮やかさに感嘆してしまいます。

スメタナが作曲した当時、かの故郷のチェコはオーストリアの属国として
政治・宗教・文化などあらゆる自由が奪われており、
その社会情勢の中で祖国への愛を表現したという背景に思いをはせると
また違った感情で音が伝わってくるかのようです。

クラシック音楽のアーカイブ、「The Classical Archives」では
ありとあらゆるクラシック音楽を試聴でき、作曲家別はもちろん
演奏家別に一発検索できる便利サイト。

モルダウ /スメタナ


CCグルメ日記

演奏会は蒲田のアプリコホールだったので、
蒲田といえば餃子ということで、クラシック音楽の余韻を吹き飛ばす
羽根付き餃子で有名な「歓迎(ホアンヨン)」で夕食。
個人的には羽根餃子より水餃子が美味でした。
ほかのメニューも豊富でボリュームがあり、安い。
土曜は餃子サービスデー、1皿250円。

[写真] ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂の夕暮れ。卒業旅行で訪れたのが懐かしい。

Abbey Road

2007-05-13 | 音楽

六本木にあるビートルズのトリビュートバンドの演奏を専門で聴ける
ライブハウス

The Parrotsという、このお店のレギュラーバンドのライブに行きました。
ビートルズオンリー、4stageでたっぷり30曲くらい聴きました。
結成17年目だけに抜群に息の合った安定したサウンドで
最前列かぶりつきで拝見しましたが、心地よかったです。

Abbey Roadというのは1969年に出たビートルズの最後のアルバムだそうで、
完成度が高い傑作という評が多いですね、見てると。
アルバムごと聴いてみたくなりました。


CCつれづれ日記

Abbey Roadは東京ミッドタウンから直近だったので少し周辺を歩いてたが、
以前はどんなんだったか思い出せないほど真新しいビル群が。
ミッドタウンウェストの富士フィルムのギャラリー「PHOTO IS」で
Professional Photographer 200人展が開催されていたので走るように眺めてきた。
やはり、展覧会には統一性のあるコンセプトなりテーマが必要だ。。

初めて買ったレコード

2007-03-19 | 音楽

生まれて初めて自分のこづかいで買ったアルバムは
いつまでも心に残るものですね。

私の場合、初めて買ったのは中1のとき、スティングの
The Dream of the Blue Turtles」でした。
チェッカーズも大好きだったのに、なぜかスティング。
かっこつけてたんですかねえ。
でもシングルカット曲、Set Them Freeの「If you need somebody…」
で始まるスティングのしゃがれたような大人の声に
中1の私は目覚めてしまったのでした。 
当時の少ない小遣いで購入したレコード(CDへの過渡期だった)には
吉川晃司やユーミンもラインナップされ、スメタナのモルダウまで
存在するこだわりのなさ。

その時代はデュラン・デュランやカルチャー・クラブ、
シンディ・ローパーにマイケル・ジャクソン、
それにワム!なんかも流行っていて、
当時のロックスターが勢揃いした豪華チャリティ・イベント、Live Aid
が世界中で放映されたのもこの頃。
明け方まで居間のソファで「スティングが歌うまで起きてるんだ」
と頑張って起きてたのは記憶しているが、残像すら残っていない。

今は違うジャンルの音楽を聴くことが多いが、
スティングはその後20年間に渡って熱烈とまでいかないまでも
やはり好きなアーティストではある。
Englishman in New York、Fragile、Moon Over Bourbon Street
はもとより、今一番好きなのは、La Belle Dame Sans Regrets
ボサノヴァ調の甘美なリズムとメローな声色にのせたフランス語が、
通勤で歩く新宿の街までパリのモンパルナスの景色に
変えてしまう(わけないか)
でも、ほんといい曲です。

CCつれづれ日記

岡本太郎の「自分の中に毒を持て」。
ベタな自己啓発本ではありません。
みずから「出る釘」になって打たれ続ける人生から学べ。

TAKE6@Blue Note

2007-03-14 | 音楽

1週間が経ってしまった。
大好きなTAKE6のライブから。

結成20周年のアニバーサリーにふさわしく感動的なパフォーマンス。
楽器は1~2曲ピアノが入ったくらいで、あとはすべてアカペラ。
あのボイス・パーカッションとスキャットのすごさは
CDでは絶対に伝わらないですねえ。。

コンマ1秒の短いチューニングの直後に飛び出す6人の完璧なハーモニーは、
瞬間的に鼻水が出るほど(失礼)、筆舌に尽くしがたい美しさ。
セドリック・デントのピンチ・ヒッターで参加した彼
(後から調べたらクリスチャン・デントリーというヒト)の
M・ジャクソンの真似もおもろかったけど、これまでも代役は
こなしているらしく、まったく違和感がなかった。
パーカッションだけじゃなく、ギターやトランペットの音まで
変幻自在に声色をつくるあの人たちは、産道を出たときから
歌っていたに違いない。
"Lamb of God"には涙した…。

2回ものアンコールに応え、
入退場するたびにファンとハイタッチを交わし(私も!)、
ライブ終了後のサイン会では6人全員がサインに応じ(私も!)、
ファンとの記念撮影にも笑顔で対応(なんで今日にかぎってデジカメ忘れるんだ)、
外に出たら会場を去ろうとする彼らにまた遭遇し、
David Thomasに熱いハグを強要、いえハグをいただき、
最近テンション低迷状態だったので、一気に血圧あがりました。

Blue Noteはやはり敷居が高くて、そう頻繁には行けないけれど
半年ライブをがまんしても、たった1回のTAKE6を見に行く価値はあると思う。

CCつれづれ日記

ライブ会場でムッシュかまやつに遭遇。 
彼はどうインスパイアされたのであろうか。

月見ル君想フ

2007-02-26 | 音楽

青山にあるライブハウス
ステージ正面真ん中におっきな満月がのぼっている。

先日、ここで奄美のシマウタの唄者、朝崎郁恵さんの月例ライブ、
「満月の夜に奄美を唄う」が催されたので
以前から興味もあり、彼女のお弟子さんをしている友人も
出演しているということで出かけてみた。

三線の調べにのせて奄美の言葉で唄われる伝統的なシマウタは、
どこか懐かしいような気持ちにさせられ、静かに波が打ち寄せる海岸で
どこからともなく聞こえてくる民謡のようだった。
朝崎さんは時折奄美の言葉を説明しながら情感をこめて歌い上げる。
島への愛情たっぷりに。

齢70を超え、年輪を感じさせる独特のコブシが
ドラムスやシンセの近代的な音色とも不思議とマッチして、
時にはアカペラで、時にはドラムスの伴奏だけで、と
彼女なりのアレンジがとても良かった。
UAやゴンチチなどとも共演しているそうです。

1990年 NYカーネギーホールやLA、キューバにてコンサートを開催。
2002年 67歳にしてメジャー初のフルアルバム「うたばうたゆん」をリリース。

何事も遅すぎるということはない、というのを体現している人ですね。
でも、今だからこそ、というところもあるのかな。

CCつれづれ日記

社内研修で「アセスメント+ラーニング 個人情報保護対策」コース受講中。
3回目の研修ですが、毎回あらたな発見があるものですね。

オペラシティ

2007-02-21 | 音楽

たまーに折り目正しい音楽が聞きたくて
訪れる初台のオペラシティのコンサートホール。
会社から近いこともあり、早帰りの日などに
何度かコンサートを聴きに行っている。

ステージから近いところで見ることにはあまりこだわりがないので、
たいていはBとかCとか3,000円程度の座席チケットを買って
すばらしい音響で届く音に感動したり(ときどき居眠り)してると
足裏マッサージに行くより数倍リフレッシュしてしまう。

どんな音楽ジャンルにおいても専門的な知識はないので
もっと楽器やコードなんかを知ってたら楽しいんだろうなあと
感じながらも、十分に満喫できる。
とくにクラシックとかジャズなんかは拍手するタイミングも
やや難しいところがあって、そんな瞬間には変に見得をはって
わかったようなフリしたりしてあほみたいな自分と思いながら
別にそんなの理解しなくたってこの空間が好きだったらいいじゃないか
と開き直って雰囲気に酔ったりしている。

オペラシティはミュージアムもあって、そちらも何度か写真展などに
足を運んだことがある。 
場所が場所だけに見ごたえのある展示も多く、
一昨年だったか、W・ティルマンスの写真展はかなりインパクトがあって、

「過去も現在もどんな人間も事物もこの世に等しく存在しており、
それらの価値は、作品を見る我々が、それに何を投影するか
によって見出される」
という彼の思想がかたどる独創的な世界に魅了されて
ずっと心に残っている。

CCつれづれ日記

美容院に行かないとみうらじゅんみたいになってきた。

Gospel

2006-08-29 | 音楽

個人的な話ですが私は6、7年ほどゴスペルを歌っています。
Gospelの語源は "God Spell "、「神様からの良い知らせ(=福音)」。
歌詞にはいろんな意味がこめられていて、
神に祈ることだけが救いだった時代の魂の叫びや、
明るく感謝の気持ちを表しているもの、
もちろんバイブルの一節を歌ったものなどいろいろ。

客観的な目で見ても、その言葉の持つ力には圧倒されることが多々あります。
さすが数千年にわたるベストセラーブック、バイブルだけある。
歌っていると言葉ではあらわせない何かがすーーっと心に落ちてくることも。
ゴスペルに限らず音楽にはそういう力がある気がする。

話は違いますが、先日法事で訪れたお寺の本堂にあった言葉。
「生かされている自分を感謝し 報恩の行を積みなさい」
五体満足で生かされているだけで幸福なんだよなあと
自分がキズついてみないと気が付くことができないのは哀しいことだ。

Learning is not child's play; we cannot learn without pain.  アリストテレス

そのうちそのうち べんかいしながら日がくれる   みつを

必要な言葉をためていくことってごはんと同じくらい大事だ。

CCつれづれ日記

ワタクシゴトですが、所属しているゴスペルクワイヤのコンサートを
9/30(土)東京・江古田の教会にて開催します(地図)。
お時間あればぜひお立ち寄りください~(Ticket:2,000)
Ronnie Rucker&Bright Lights Choir Gospel Concert "Arise and Shine"
       OPEN: 16:30 START: 17:00
       お問合せ:arise_and_shine@hotmail.co.jp

slow music slow live

2006-07-31 | 音楽

ようやく梅雨が明けました!
いよいよ夏本番。 夏生まれの私は元気がわいてきます。

1週間前の話になりますが、夏ならではのイベントがありました。
大田区の池上本門寺で開催された
slow music slow live」という名のライブコンサート。
音楽イベントのLOHAS的展開、というコンセプトのもと、
オーガニックフードをつまみながら素敵な音楽に酔いしれることができる
真夏の夜の音楽会。
すばらしくオーガナイズされた内容のイベントでした。

最近は寺院など音楽ホール以外でのコラボ的イベントは珍しくありませんが、
池上本門寺はその方面では歴史があるのではないかと思います。
この「slow music slow live」は今年3回目だそうですが、
私は池上駅から電車で5分圏内に住まいながら今回初体験。

2日間のイベントの2日目のゲストは、
アン・サリー秋吉満ちるゴンチチ吉田美奈子など豪華競演。
しかも友人がとってくれたシートは正面3列目のかぶりつき。
私は無農薬野菜のもろきゅうをかぶりつきながら悦に入ってました。
時折小雨がパラつくも昼間のほてった空気をひんやりとさせ、
寺の境内を囲む杉並木から聞こえるセミの鳴き声をBGMに
アン・サリーの「夏の思い出」を聴く贅沢さ。
日頃の疲れが急速に癒されていくのを感じました。

上述のミュージシャン以外に、奄美のシマ唄をすばらしいファルセットで
披露してくれた中孝介(あたりこうすけ)、
スピッツのような透明なボーカルの関西出身のユニット、ベベチオ
ともに魅惑的なオープニングアクトでした。

人それぞれリフレッシュの方法はありますが、
私にとって音楽は最高のカンフル剤のひとつ。
このようなイベントはもっともっと増えてほしい。
ナマで聴くのが一番。
メールだけのコミュニケーション同様、
媒体を通すと、事物は少しカタチを変えて伝わってしまう気がする。

折りしも先週は西日本が豪雨による被害に見舞われていた頃。
梅雨は明けたものの、引き続き台風による二次災害が起きないことを
切に祈ります。

CCつれづれ日記

週末会った大学の後輩が父上のご遺志を継ぎ、豆腐屋の社長になっていた。
「豆腐は水が命だ」「季節、温度、大豆の収穫時期によって全然違う味になる」
と語る彼女はりっぱな豆腐マイスターだった。きりっとしてかっこよかったな。
昔、近所の豆腐屋にお使いに行ったときに嗅いだ、あのにがりの匂いが私はかなり好きでした。
大豆乃館