昨日のセミナーはおかげさまで盛況のうちに終了しました。
月末のお忙しい中ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
今回のセミナー講師の一人、Sanford Jacoby氏はUCLA経営大学院の教授で、
とても笑顔の素敵な方でした。 セミナー終了後、氏はしきりに
「私の話はわかりましたか? 面白かったですか? ためになりましたか?」
という質問を私たちスタッフに聞いてきました。
「もちろん、非常にわかりやすく、興味深い内容でした」と答えると、
氏はホッとしたように「Thank you」とチャーミングな笑顔を見せました。
実際、Jacoby氏の講演はクリアでわかりやすく、
聴衆のレベルに合わせて話す配慮が感じられました。
氏がなぜその質問をしたのか、明確な理由はわかりませんが
1つの理由として、聴衆のリアクションが読めなかったのかもしれません。
それは昨日の参加者の皆さんに愛想がなかったということではもちろんなくて、
日本人というのは往々にしてリアクションが読みにくい民族だと感じることがあります。
アメリカ人はディスカッションの文化が根付いており、
大勢の前でもバシバシ発言しますね。
話を聞きながら頷いたり、「Oh, no」とか「Wow」とか「Jesus」とか、とにかく反応がハッキリしている。
その点、日本人は歴史的背景からというか、シャイな反応が多い。
でも、ボールを投げても棒立ちだったらキャッチボールにならないのと一緒で
やはり反応があるとコミュニケーションが円滑になると思います。
それと、笑顔。
笑う門には福きたる、ってうまいこと言いますね、昔の人は。
笑顔の素敵な人ってやはり惹かれます。
それだけで親しみがわいてしまう。 いろいろ許しちゃう。
私の好きな曲、「Make me whole」の歌詞にも
♪your eyes are the windows to heaven
Your smile could heal a million souls
でも仕事中の私はおそらく90%仏頂面。 感じわるい。
仏頂面ってなんで仏頂面って言うんでしょうね。
語源を調べたら「仏頂」は「仏頂尊」のことで、その面相は威厳に満ちているが、
無愛想で不機嫌にも見えることから「仏頂面」という言葉が生まれたんだそう。
また、ふて腐れた顔つきの「不貞面(ふてづら)」から「仏頂面」になったとする説もある。
くふ。閑話休題。
よくこのブログでコミュニケーションのことを話題にしてますが、
人肌の感じられるコミュニケーションをいかにとっていくことかが
人類存続に関わっていると言っても過言じゃないと私は思います。
レスポンスも2日も無反応だとお怒りすら飛んできたり。
仕事は別ですが、プライベートではもっとゆとりのあるスピード感がいいと
個人的には感じます。
SNSやチャットなど、ネットを通じたコミュニケーションツールは続々登場しますが、
やはり電話で声を聞く、手書きの手紙を書く、というベーシックスタイルは大切にしたいです。
CCつれづれ日記
映画「RENT」、先日観てきました。
ミュージカル映画なのでストーリー展開にはやや難ありでしたが音楽はやはりよかった。
好きな曲の1つ、「No day but today」
Exactly. 今日という日を大切に。