連休2日目、今年初めてのBBQ。
場所は横須賀の沖合いの「猿島」。
東京湾唯一の無人島らしい。
小型船で揺られること約10分。かなりのシケに揺られながら上陸。
当日まで場所の変更を聞かされていなかったため、
野生のおサルとBBQ?と想像してみたけれど無猿だった。
(猿島の名前の由来は、13世紀、日蓮が房州から鎌倉へ渡る途中に遭難した際、
一匹の白猿が舟の舳に立ち、この島へ案内したという伝説によるそう)
しかし、後方に陣取った団体は20房はあろうかと思われるたわわなバナナを
イスの上にお供えしていたので、きっと猿を餌付けする思惑だったに違いない。
横須賀の町並みを遠く眺めながら海辺でBBQ。
道具は一通りレンタル可。
しかし海風突風吹き荒れ、箸とビールとタレを抱えて肉を焼き、足でイスを支える
のは至難のワザであることを覚悟する(私は焼くことと食べることに集中しすぎて
あらゆるものを転覆させた。猿に参加してもらったほうがまだ役立ったかもしれない)
ひとしきり食べた後は猿島散策。
大戦中、軍の要塞がつくられたらしく、砲台跡やレンガ積の壁やトンネルが残る。
フランス積みのレンガトンネルは、まるでサントリーかニッカウヰスキーの樽工場かと
思うような美しいアーチを描いていたが、日が暮れて一人で歩いたとしたら
冷たい空気で体が凍りつきそうな雰囲気。
東西450mの小さい島なのであっという間にハイキング終了。
BBQの材料を積んで運ぶのはやや骨が折れるが
興趣を誘うロケーションのBBQサイト。
釣り好きにも人気がありそう。
いっちょまえに地ビール「猿島」もある。
遠くに空母キティホーク(らしきもの)の雄姿を眺めつつ帰還。
CCつれづれ日記
海辺で日焼け対策ゼロという無謀さがたたり、
腕がオセロみたいになってしまつた。