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ネットラーニング カスタマーセンター

eラーニングに関する情報、つれづれなる日々の写真日記

オノ・ヨーコ

2007-10-06 | 

世界で一番有名な未亡人っていったらジャクリーン・ケネディかオノ・ヨーコ?
ヨーコといえば、ジョン・レノンの奥さんという顔と、ジョンと一緒にLOVE&PEACE、
「WAR IS OVER IF YOU WANT IT」というメッセージを世界中に
発していたというくらいしか知らなかった。

ヨーコさんの「ただの私(あたし) 」を読み、ジョンの奥さんとしてではなく、
一人のアーティストとしての彼女の半生を知るのはなかなか興味深かった。
しかし当時(60年代NYやロンドン)の時代背景もあるとはいえ、
彼女の唱えるフェミニズムは多分に男性上位の社会に女性は虐げられてきた、
愚かな男どもは力で存在意義を誇示するしかなく、女性上位になってこそ
真に女性開放であり平等な社会が成り立つうんぬん・・という連呼は
途中逃げ出したくなる思いもあった。カルトっぽい雰囲気が充満してる。

当時はウーマン・リブ真っ盛りであるし、そのような発言は「姉妹」たち
には扇情的にうつり、男性中心の社会では激しく攻撃されたのだろうなと思う。

でも読んでると多少偏執的な感じはしても、どんなに周囲にアタックされても
屈することなく、むしろそれをバネにするかのように自分のやりたいことを
貫いてきた生き方は、やはりある意味すごいと思う。
夫が世界中に知られた有名人で凶弾に倒れたというだけでもかなりの
圧迫感だと思うけれど、体中からあふれるエネルギーが強力な磁石みたいに
周囲を引き寄せたり反発させたりしていたような感じがする。

ジョンとは彼女にとって36歳のときに3度目の結婚だったらしいが、
彼らの出会いのエピソードや、ジョンがヨーコの才能を認めて自らの創作にも
影響を及ぼされたようなくだりを読むのは面白かった。

この本の冒頭はヨーコさんのメッセージではじまる。
「私は美人で、頭も悪くないし、身体もいいし、幼いときから、廻りの人に気をつかって、
随分尽す性だし、今はその延長で世界のために、と自分の出来るだけはしている
のだから、自分では何もコンプレックスを感じていない。」

言い切ってるなあ。。あっぱれです。
頑なな信念を持ち続け、それに従って生きてきた彼女が闘ってきたもの、
創り出してきたもの、守ってきたもの、世界に発してきたものなどが
綴られており、その考え方には多分に偏りがあるので個人的な印象は
さておき、一人の女性の生き様を垣間見るのは興味深かった。

およそ男というのは、女というのは、などどいう議論は太古の昔から繰り返し
なされてきて、数千年を経ようが結局なんら変わっていないように思える。
男は外で戦いながら狩り(仕事)をし、女は家で夫の帰りを待ち、子どもの世話をする。
ジェンダーの違いから社会構造が出来上がり、力あるものが崇められる風潮なので
権力武装した男たちが結局政治経済を牛耳り、男女平等!と鼻息荒く主張する
女をだまくらかすためにちょこっと女も登用してみるが、実情はといえば
男の権力の係累か、容姿端麗な美女か、結局は男社会を土台にしたものが多い。
ほんとに優秀な女性も多く活躍しているものの、男性上位社会に泣かされてきた
人も多いと思う。だいたい「優秀な女性に活躍の場を」なんて叫ぶ輩こそが
男尊女卑の仮面フェミニストだったりする。反論するなら胸に手を置いて問うてほしい。

しかしそれはどっちもどっちで、男女平等な社会を、と叫びつつ、女はレディースプラン
を満喫し、「女は所詮・・」などと言われ、セクハラを受けながら男と肩を並べて
働くことに疲れ果て、あわよくばダンナに稼いでもらって自分はお料理や育児、
趣味のビーズアクセサリー作りでもしながら毎日暮らしたい、駐在員妻なんてのも
悪くないなあ~みたいな人がマジョリティだったりするきらいもある。

既婚女性の6割は有職主婦だそうですが、政府はこれを8割に上げるため
女性を取り巻く雇用環境を整備しようとしている。
そんな環境整備もいいけど、ものぐさな男性の腰をあげて協力してもらえる環境
がなきゃ女ばっかり苦労する。「男はだらしないもんよ・・」なんて堂々と言われちゃ
割りに合わないでしょうよ。昔から髪結いの亭主はなんちゃら、なんて
女が稼ぐと男は自己顕示の場を失ってさらにだらしなくなるに違いない。

男性上位とか女性上位とかどっちが上でも下でもなく、ジェンダーの違いを認めて
良い部分は尊重し、足りない部分は補完しあう関係が理想だと思うんですが。
不平等な要素を無視した建て前の平等は無用なんざんす。

CCつれづれ日記

髪結いの亭主」というフランス映画があった。パトリス・ルコントの。
ストーカー的深層心理をポエティックに描いたら右に出る人はいないんじゃ
ないかと思う。せつなくて気持ちの揺れる映画。

ねにもつタイプ

2007-09-24 | 

気がつくと空想や妄想の境地にいる。
何がきっかけで、なぜそういう思考展開になるのか
さっぱりわからないけれど、頭の中には奇想天外な妄想が膨らんでいる。

幼い頃はわけのわからぬルールをかたくなに守ったりした。
自分だけのルールだったり、同級生の中での常識になったりしたこともあったが、
あたかもそれを破るとバチが当たるかのように一心に守った。

岸本佐知子さんの『ねにもつタイプ』を読んでいたら
そうした思い出がふつふつよみがえり、
今さらながらあれらは何だったんだろうと思う。

誰しも多かれ少なかれ妄想癖はあると思うが、
岸本さんのは群を抜いている。
フッ、フッ、とほくそ笑んでしまいたくなる妄想の世界。
しかし、自分だけではなかったんだと思わせる親近感。

今年、講談社のエッセイ大賞を受賞したらしいが、
本業は翻訳家。 さすが言葉選びのセンスがいい。
岸本さんに関する予備知識がゼロだったので
読み始めは一風変わったエッセイだな、ぐらいに感じていると
「フェアリーランドの陰謀」あたりから引き込まれ、
「戦記」での闘いっぷりは勲章ものだ。

しかし、岸本さんはかなり変な人だと思う。愛すべき変人。
なのに他人とは思えない。
面と向かったらきっとペラペラしゃべるタイプではないと思うけど、
頭の中では猟奇的なユーモアが渦巻いている気がする。
(実物は聡明そうな美人だった。ますます気になる。)

麗しき男性誌

2007-09-18 | 

麗しき男性誌 / 斎藤美奈子

痛快。
斎藤美奈子さんの文章はよく研がれたカンナみたい。
媚びへつらいの影が微塵もなく、中立的な視点で一刀両断に
文壇を斬る美奈子節。しびれます。

こういう人に睨まれたらこわいだろうなあ。批評家かくありけり。
リズミカルで無駄のない彼女の文章を読んでいると溜飲が下がる思いがします。
別に男性誌に恨みはないけど。むしろ女性誌より好きだけど。
本のタイトルは男性誌礼賛ではなく、むしろ逆に皮肉がこもっている。
しかしそれらに呆れながらも愛情すら感じる。

この「麗しき男性誌」は今年春に文庫本として加筆出版された。
女性誌の場合、ターゲットとなる年齢層やカテゴリの違いこそあれ、
構成要素としてはファッション・コスメ・恋愛・料理・育児・占いなどと限定されてくる。
に対して男性誌に属するものはそのバラエティさたるや、なにゆえ
こんなに雑誌によって異なるのかというほど特徴が顕著に分かれる。
さらに経済誌という同じジャンルの中でもまた性格が分かれるのだから面白い。
女性誌が百貨店なら男性誌は専門店、て感じでしょうか。

この本では数々の男性誌を取り上げつつ、出版元や編集者の思惑を裸にし、
これでもかーという辛口批評を展開する。

しかも文春文庫から出版されてるのに、文藝春秋をして「社長室の備品?」
と言ってのけ、Spaは「20代サラリーマンの自虐と憂鬱」、
レオンにいたっては「オヤジ、モテたい。以上終わり」。
見出しだけでも読みたくなるじゃないですか。

読後は、男性誌って男性そのものみたいな気がした。女性誌もしかり。
打算的じゃないというか、こだわりが一人称的というか。

同じく斎藤さんの「文壇アイドル論」も購入済み。
村上春樹や吉本ばなな、林真理子に立花隆らが
彼女の餌食?となってどう身ぐるみはがされてしまうんだろーか。


CCつれづれ日記

米倉涼子と中田が密会って、中田さんご乱心!

ボッコちゃん

2007-09-08 | 

シュールである。

星新一はショートショート(短編をさらに短編にしたような短い小説)
の名手で、生涯を通じ1,001話以上の小作品を残している。

「ポッコちゃん」というのは、小説のタイトルにもなっている
セクシーなアンドロイド。
バーのマスターが道楽で作ったロボットだが、なかなかの接客ぶりに
店の看板娘(ロボット)となった。

この小説は筆者撰による50のショートストーリーから構成されているが、
その中でも最もシュールな作品の一つと思われる。
シニカル星人・星新一の荒唐無稽な小宇宙。
昭和46年出版とあるから近現代文学に近いが、今読んでも十分面白い。

現実的で懐古主義な私にはSFというのは普段あまり馴染みがない、
というか興味のない分野なので、映画も本もほとんどノータッチだったのですが、
この「ボッコちゃん」は、「え、これもSF・・・」と絶句させられる、
しかしながらボッコちゃんをはじめとする不思議な登場人物たちに
興味がわかずにはおられない、秀作でした。

なんというか、質のいいアメリカの風刺漫画を読んでるような感じ。
アホなこと書きながら核心に触れるというのは難しいワザではなかろうか。
星流ブラックユーモアは笑える。

しかし、生涯にわたって1,001話もの話を書いたのはすごい。
1,000をマイルストーンにしていたのだろうか。
その彼のミステリアスな生涯を最相葉月さんが綿密に取材し、評伝として上梓している。

星新一 一〇〇一話をつくった人」 最相葉月

天国はまだ遠く

2007-08-30 | 

天国はまだ遠く」 瀬尾まいこ

23歳の保険セールスの女の子が仕事や人間関係に耐えられず
自殺未遂をおこすが失敗し、滞在した山奥で暮らす人々と景色に
触れていくうちに前向きな自分を取り戻す、
というシンプルなストーリーで、文章はきわめて軽快。

自殺する人は国内だけで年間32,000人もいる。1時間に3.7人。
国内の自殺者数は20年前と比べると1万人も増えていて、
しかも40割近くが60歳以上のお年寄り。
(参考:H19年6月発表 警察庁統計資料より)

苦しさに耐えうる心の強度は千差万別ですが、
いろんな人生の引き出しを持っておくと
心のくすりになる。
即効性があったり、漢方薬みたいにじっくり、というのもありますが
人生を小さな引き出し1つにだけ閉じ込めるのはもったいない。
とはいえ、どん底にいるときには引き出しの存在も忘れてしまうか、
開けても空っぽだったりするかもしれませんが。

いずれにしても寿命をまっとうして死にたいもんです。
愛情を受けて育ててもらったんですから。

「天国にはまだ遠く」はそんな重いテーマが主題ではなくて
なんかこう、深刻に悩む人の肩をバーンとたたいて
「あほちゃう?」という拍子抜け感がいいかも。
個人的には「幸福な食卓」のほうが好きでしたが。

この小説で笑ったのは、主人公が遺書を書くのを忘れてしまい、
別れかけてる恋人に遺書らしき文章を携帯メールで送信する箇所。
太宰治様、芥川龍之介様、時代も変わりました。

話は逸れますが、かの有名な白洲次郎が家族に宛てた遺言書には、
「葬式無用、戒名不用」
とだけ簡潔に書いて逝っている。

身長185cm、容姿端麗、スポーツ万能、良家の子息、頭脳明晰で
吉田茂の側近だった白洲次郎。
天に二物も三物も与えられた彼の潔い人生観が
簡潔な二言に詰まっている気がする。


CCつれづれ日記

白洲次郎は1951年~59年まで東北電力の会長を務めたという。
となると、亡き祖父が同社で働き盛りだった頃だ。
今となってはエピソードを聞くことができないが、
きっと白洲伝説を残したのではないかと想像する。

夏の読書

2007-08-20 | 

夏休みに読書感想文の宿題というのはお約束だった。
私は作文という作業が大嫌いで、シャーペンにぎってまんじりと
机の原稿用紙を眺めながら夏休みの終盤を迎えるのが常であった。

しかし、夏になるとなぜか読書熱が高まる。
水滴だらけのグラスに入った麦茶をかたわらに置き、
思いっきり暑苦しい恋愛小説などを読みふけりたくなる。

この季節に読み返したくなる小説のひとつ、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」。
終盤で登場するジョバンニのセリフ、

  『僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸のためならば
   僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない。』

大学生くらいの頃、宮沢りえがこのフレーズを読んだ新潮文庫のテレビCMがあり、
それを見たときは「銀河鉄道の夜」からの引用だとは気がつかず、
何の本なのか気になってしかたなくなり、新潮社に電話で問い合わせてしまった。
(しかし、私のような迷惑人間が他にも大勢いたらしく、
担当者の方は親切に教えてくださった)

この後のくだり。

 カンパネルラ: 「うん、ぼくだってそうだ。」
          カンパネルラの眼にはきれいな涙がうかんでいました。
 ジョバンニ: 「けれどもほんとうのさいわいは一体なんだろう。」

この会話だけで泣けてきます。


なつのひかり」 江國香織

江國さんの小説はどこかファンタジックでヒューモラス。
彼女の作品を多く読んでいるわけではないけれど、
白黒はっきりさせたい人には焦れる話が多いかもしれない。
ソフトにタブーな要素を織り交ぜた大人の童話のような小説。


熱帯安楽椅子」 山田詠美

山田詠美は存在そのものが南国、しかもアジアなそれ。
なので彼女の小説は南国の旅のお供には必須であるわたし。
この小説はバリ島の気怠い熱気と湿度が伝わってきそうで好きである。
いっしょに彼女の「熱ポン」シリーズの一冊も持参すると
詠美ワールドが旅に一興を与えてくれること受け合いだ(?)

なぜ私の話は通じないのか

2007-07-16 | 

あなたの話はなぜ通じないのか』 山田ズーニー

ユーモアのある名前の著者の素顔は聡明できれいな女性。
元ベネッセ・コーポレーションで進研ゼミの小論文編集長を担当し、
その後コミュニケーションに関する教育に携わる彼女のこの本は、
論理的に話を展開し、人に納得してもらうためのコミュニケーション術
が書かれている。

日本人の話というのは大概大事なことが最後に来るので
短いやりとりの中で相手の言いたいことを理解するのに
時間を要することがよくある。
私など、つねに思考がぐるぐる渦を巻いていて話に一貫性がない。

日常生活でもビジネスでも、言いたいことを伝えるにはただひとつ、
「論点」を見極め、それに対する自分の「意見」を持ち、なぜそう思うか
という「理由」で裏付ける、というシンプルな構造だけでいい。

また、冒頭で書かれていた「自分のメディア力を高める」ことの重要性。
以前、「人間のレッテル」を話題にしましたが、相手にどんなレッテルを
持たれるかによって、同じ話がまったく違って聞こえてくる、ということ。

「宇宙人との交信に成功」
というニュースを日経とスポ日で見るのとではまるで印象が異なると。確かに。

これと同じで、人も情報を発信する「メディア」だと。
「○○さん、ちょっとお話があるんだけど」
を声をかけられたとき、いつも機嫌の悪い人から声をかけられたなら
何かよくない話かな、と相手に警戒心を抱かせかねない。
相手に素直に耳を傾けてもらえるよう、自身のメディア力を高める必要がある。

ほかにも「正論はなぜ人を動かさないのか」など。
真摯に人の心と向き合う姿勢を貫く著者のように、
毅然と、論理的に、無駄なく人とコミュニケーションがとれたらいいなあと思う。

内容はいたってマジメなので、ご一読の価値ありです。

「ほぼ日刊イトイ新聞」で「おとなの小論文教室」連載中。

Digital Library

2007-06-28 | 

公共の図書館、利用されてますか?
最近は電子図書館も多く存在します。

国立近代美術館は、所蔵する図書の電子化を進めており、
来月初めからは、明治時代以降の近代図書14万3千冊が
インターネットで閲覧できるようになる。
近代デジタルライブラリー」 

「ブラジル移植民地写真帖」、「野球歴史写真帖」など
図書館に足を運んだとしても目にしないような古書物を
気軽に見られるのは歴史好きには結構うれしいのではないでしょうか。

また、上野の国際子ども図書館も国内外のすばらしい絵本の数々を
電子化し、絵本の情報発信に精力的。

同図書館のサイトには「絵本ギャラリー」があり、
なかなか目にすることのできないイギリス、ロシア、ドイツ、日本など、
内外の貴重な絵本の画像を編集し、絵本の発祥から今日までの
発展の流れをデジタル・コンテンツで紹介しています。

音楽や動画再生プラグイン(無料)さえPCにダウンロードすれば、
絵本を1ページずつめくるように画面上で見ることができる。 
実際に手にして読み聞かせたいけれど、
文化遺産的なこのような絵本たちを場所の制限なく見られるのは楽しい。

ちなみに私は足を運んだことはありませんが、この子ども図書館は
明治39年に建設された帝国図書館の建物を改築した
美しい西洋建築の建物で、蔵書数は40万冊。
国内外の児童書・専門書を収集・開示しています。


CCつれづれ日記

絵本といえば原宿のクレヨンハウス
絵本をプレゼントするときによく迷ったりしますが、
同店のサイトには「絵本カレンダー」があり、記念日や誕生日
にちなんで買ってみるのも楽しいかも。

Chizu Method

2007-06-17 | 

普段、私はしっかりお化粧していると見られがちですが、
実はメイクに関してはほとんど何も知らない。

スキンケアについても同じ。乳液と美容液はどっちを先につけるのかさえ
つい最近になって知ったほど。
疲れて帰宅後、メイクも落とさずベッドにダイブ、なんてよくある話。
目覚めたときの不快さといったら、天ぷら敷いた紙を顔にあててる感じだ。

1回メイクを落とさずに寝た場合の肌の汚染度は、
10畳の部屋を隅々まで拭いたぞうきんに等しく、元に戻すのに1ヶ月かかる
という話をかつてエステティシャンから聞いたときには驚愕し、
もう二度としないと誓ったのに意志薄弱過ぎて我ながら手におえない。

本屋で物色しててふと目にとまった「佐伯チズ メソッド 知的肌づくり」。
「今さら誰にも聞けないスキンケアとメイクの基本」というサブタイトルが
自分にぴったり。早速会社帰りのお供に購入。

佐伯チズさんの信望者は多い。
「手と指が最高の美顔器」
という彼女は大手化粧品メーカーで長年勤務していたにも関わらず、
高い化粧品や新製品のコピーに踊らされるな、と断言し、
自宅で誰でも気軽にできるスキンケアを教えてくれる。

「毛ヌキはたるみのもと」
「スプレー式の化粧水は乾燥を加速させる」
「ダブルファンデーションは大間違い」

し、知りませんでした・・・。

「出かける2~3時間前には起床してスキンケアしながら身支度する」
チズ先生は60代半ばとは思えない若々しさ。
すごいと言われる人は、きっとすごいことをしているという意識はなくて、
当たり前のことをコツコツ人知れず努力した結果の賜物なのですよね。

目に見えてからでは遅く、オモテにあらわれる前に備えるのが大事
と頭ではわかっているのですけどね…。


CCつれづれ日記

チズさんによるカンタン顔点検。 手鏡を持ち、
①真上を見る→5年前の自分
②正面を見る→現在の自分
③真下を見る→5年後の自分

③、食事のときに噛まないほうのたるみがすごい。

ダ・カーポ

2007-06-13 | 

マガジンハウス発行の情報誌。
A5判のコンパクトサイズと300円というチープさが結構好きで
面白そうな話題のときにたまに買います。

現在発売中の6/6号、「女性が働きやすい企業とは?」という特集の中に、
wiwiw(ウィウィ)サービスについて掲載されています。
ワーキングマザーを社外で支える仕組みなど。

ダ・カーポってもともと20~40代の男性をターゲットにしていた気がしますが、
読者層を広げようとしているのでしょうか。
以前は「メカアフロくん」など常軌を逸していて面白かったですが
最近は常軌を逸した人々が大勢いるので珍しい存在ではなくなりました。

とりあえず、来週水曜には6/20号が発売されてしまうので、
今日の会社帰りにでも駅のキオスクで麻生太郎の表紙の
ダ・カーポをご購入ください。
「日本のワインがおいしくなってきた!」など他の特集も面白そうです。

CCつれづれ日記

ブートキャンプでは「筋トレ」というとビリーに「ブートキャンプだ!」と叱られますね。
筋肉痛というと「ビリー痛だ!」と指摘されそうですが、
私はそれで3日間辛い日々でした。 ビリー、最初に言ってくれ。

本屋大賞

2007-03-02 | 

数年前から始まった書籍販促を目的とした賞で、
本屋大賞実行委員会が主催している。 

読者が選ぶのではなく、全国の書店員さんが「いちばん売りたい本」
を投票して上位10作品をノミネートし、審査員が10作品すべてを
読んで二次投票をし、大賞を決定する。

これまでの大賞作品:
第1回  「博士の愛した数式」  小川洋子
第2回  「夜のピクニック」    恩田陸
第3回  「東京タワー」       リリー・フランキー

全国の、といってもまだ投票するのは数百人レベルらしいが、
いわゆる「店長おすすめ!」というPOP投票みたいなものでしょうか。

実際に上記の本は私も全部読んだし、映画やドラマにもなって話題性も抜群。
本屋大賞が先か後かは別として、歴史の浅い割りには販促効果はあるようだ。
「私の心を揺さぶった一冊」とかうんちくくさいタイトルじゃなくて
「本屋大賞」っていうシンプルなネーミングもいい。

ユーザー評価と連動したレイティングで販促するのも手だが、
専業者の評価も一方では説得力を持つだろう。

本屋さん受難の時代にこうした施策で活性化するのは
とても良い取り組みだと思う。
エライ先生たちが選ぶ芥川賞などは政治的な臭いもするし、
玄人のプライドが先行して素人ウケしない作品を選んだりしそうだし。

実際、本屋さんは頑張っている。
「LOVE!書店」というフリーペーパーを発行したり、
書店員向けに接客方法や店舗レイアウトなどをレクチャーする
eラーニングコースを作ったり(ネットラーニングが制作受託しました)
オンライン書店らに負けないようにふんばっている。

eラーニングでも「日本e-Learning大賞」っていうのがあり、
生産性の向上や業務改革に貢献、または個人の学力向上に寄与した
サービスやコンテンツに対し、実行委員会で選考するもの。

ふうん。。 

個人の人たちがeラーニングを本や学校みたいに身近に感じる日は
いつかは来るかもしれないけれど、そのときには「eラーニング」っていう
名前も概念も変化しているかもしれないな。

CCつれづれ日記

「死体モデル募集」の文字に釘付け。
上述、本屋大賞実行委員会サイトにて。
お気に入りのミステリー小説から憧れの殺人現場を選び
再現するというマニアックな企画。
書店員さんしか応募できないのが残念(というほどでもないが)

ナラタージュ

2007-02-23 | 

最近若い小説家の活躍がめざましいですね。 とくに女性。
綿矢りさ、金原ひとみ、島本理生。
芥川賞、直木賞、文藝賞にこれら若い人たちが選ばれるのは
若者たちの表現力が優れているのか、
団塊ジュニアの才能が凡なのか。
前者お二人の作品は未読ですが、島本さんのは人の薦めもあり
2冊ほど読みました。

タイトルの「ナラタージュ」はその1冊。
ナラタージュとは、ある人物の語りや回想によって
過去を再現する手法で映画などでよく使われるそうですが、
なるほどそんなストーリー展開でした。
人生の中で、誰にも言わずに大事に胸にしまってきた箱を
ずーっと後になってそっと開くような話。
ニュー・シネマ・パラダイスをはじめ映画には確かに多いですね。

で、作品。
瑞々しい文体。 思慮深いけどさりげなく選ばれた言葉。
登場人物は等身大の観察眼から描かれながら、
その文体はとても大人びていて不条理ではないミスマッチを感じましたが、
けして嫌味ではなく、むしろ心から感心してしまった。
感受性が人並みはずれているのか、
若いうちにいろいろ経験しちゃったのか。
でも文体からすると後者ではなさそう。

今の若い人たちと話をしていると、ひと昔前より格段に
「個」としての自己が確立している人が多い気がします。
隣の人とは違う何か、を持ってるような。
独立心とも違うけど、帰属意識が薄いというイメージがある。
物質的に恵まれ、社会的な重圧からも生まれながらに解放されているためか、
その他にもさまざまな社会的現象が絡んで
世代間の違いを生んでいくのかもしれないな、なんて思います。
綿矢さんや島本さんたち若い小説家の活躍も
そうした時代を反映している気もしてきます。

前出の島本さん書き下ろしの純愛小説「ナラタージュ」は、
じんわりとした読後感のある、清涼飲料水を飲んだような
気分にしてくれる恋愛小説。  
作者が弱冠二十歳っていう背景はこれを読む上では重要なんじゃないでしょうか。
続けて「リトル・バイ・リトル」も読みましたが、
なぜか吉本ばななの「アムリタ」を思い出した。

彼女たちが30代、40代になったとき、どんな文章を書いているのか
想像もできないけれど成長が楽しみ。

純文学というカテゴリの中では、私は圧倒的に女性作家が好きです。
男性も好きな作家はたくさんいますが、心理描写、とくに女性の、が
非常に偏りがあって一人よがり(男よがり)なところが多分にある
気がして白けることがよくある。 
渡○淳一の官能小説もしかり。 妄想です、妄想。
まあ、逆もしかり、かもしれませんが。


CCつれづれ日記

昨日からDo As Infinityの「遠雷」が頭をぐるぐる。
メロディと歌詞が感傷的。

本屋さん

2006-12-12 | 

本は本屋で買いますか? ネットで買いますか?
双方にメリットがありますが、私はやはり本屋派です。

アマゾンのようなネット書店のメリットも大きいですけれど。
ブックレビューや売れ筋ランキングは参考になるし
購買意欲にもつながり、「この本を買った人はこんな本にも
興味があります」と、おのずと選択範囲を広げてくれるのも便利。

ネット書店、ブックオフのような大型古書店、まんが喫茶などの台頭により、
一部の大規模書店を除いては苦境に立つ書店も多いそうです。 
町の本屋さんが消えていくと思うとさびしい。
立ち読みを追っ払うホコリたたきおじさんは全滅したのでしょうか。
そんなおじさん見たことない気もするけど。

本屋さんには本屋ならではの魅力がありますね。
好きなように手にとって中をめくれるのはネットにはないメリット。
新規の販売チャネルに対抗しようと本屋さんも頑張っているようです。

ネットラーニングは小学館グループからの委託を受け、
書店員さんの新人育成教育コース「書店の基本業務」コースを制作しました。
多数のご要望をいただき、このたびこのコースがカタログコースの
ラインナップに加わりました。 

日書連(日本書店商業組合連合会)が運営している
「本屋さんへ行こう!」Webサイト でご紹介されていますが、
新人書店員さん向けに、
・書店で働くこと
・開店前の仕事
・接客対応と電話  
などといった書店における基本業務をeラーニングコースとして仕上げたものです。
詳細紹介ページ

売れる陳列方法や書店員として必要な心得を図版やイラストを
豊富にまじえながら学習するもの。 
トータルで2時間程度で修了できるので、空いた時間を利用して
気軽に学習できます。
全国の書店員の皆様。ぜひスタッフ研修にお役立てください。

ところで日本と外国の本屋では雰囲気が随分違いますね。
あれは照明のせいでしょうか。 
陳列棚も日本の場合は無機質な感じ、欧米だと重厚感がある気もします。 

アメリカのブックチェーン「Barnes&Noble」はこげ茶の書棚が整然と並ぶ中、
ソファやイスにもたれ、隣接のスタバのコーヒーを片手にゆっくり本選びが
できて、さながら図書館に来ているような雰囲気が素敵でした。
NYソーホーにあるRizzoliも映画「恋におちて」にも出てましたね。
デ・ニーロとメリル・ストリープがニアミスするシーン。
あんな本屋で恋におちてみたいもんですなあ。

CCつれづれ日記

JW Marriott Phuket Resort&Spa
島の北端にポツンとある。空港からも近く、モダンだけど居心地がいい。
ここだけで過ごすためにわざわざ訪れたい場所。