日,暮らし

明日は明日の風が吹く。

「オリバーツイスト」

2006-02-17 | 映画もまた楽し
数年前から,白髪が気になってきた。見た目はそうでもないのだが,少し髪の毛を上にあげると,なんだか束のような感じで白髪が出ている。母親も結構白髪だったので,私もなんとなくそんな年になってきたのかなぁ・・と少し寂しく思っていたのだけど,染めるとかなんとかということは,あんまり考えなかった・・・無精なもので(笑)

しかし,美容院は明るいので,毎回毎回行くたびに白髪が気になってきていた。美容師さんは,そんなには強く染めた方がいいとは言わないんだけどね。

で,なんとなく気分転換も兼ねてというか,雨が降っていて気分がふさがってきたので,ヘアマニキュアをすることにした。2時間ぐらいということで,行く。で,やってみて・・・ええ,よかったです。もっと早くすればよかったかも・・なんて。とはいえ,派手にするわけじゃなくて,普通の色なんだけど。息子は,最初は気がつかなくて,言うと・・「うん,若返ったね」と言いました(笑)週末帰ってくる旦那・・なんというかな・・。

で,前からどうしようと思っていた「オリバーツイスト」ですが,先日友だちが行きたいんだけど,一緒に行かないかと誘ってくれたので,思い切って行く。行きたいと言っていた友だちは,「戦場のピアニスト」のポランスキー監督作品だし・・というのがあったみたいで,見終わった後は,「・・・う~ん,地味かな」という印象だったようだけどね。

私は・・・やはり,西洋が舞台の洋画を見る場合は,キリスト教というものの理解が必要なんだろうと思いました。人間を超越した何者かというか・・・神の存在というか。そういうのが理解できないと,映画の本質の理解はできないのではないかと・・・大げさな言い方かもしれませんが。そうではないと,単にオリバーがラッキーだったのではないかという印象が残るだけなのではないのかと。

オリバーを助けるロビンスキー氏は,オリバーの中に無垢な心を見るというのだけど,それを今の日本人には理解できないのではないのかとさえ思った。原作では,どうも亡き親友の忘れ形見ではないのかというのがあるということだけど。

原作者のチャールズ・ディケンズは,あの「クリスマス・キャロル」を書いた人だし,やはり原作を読んででないとこの映画の評価を私はする資格がないのではと思う。でも,出てくる周りの人たち,フェイギンとかドジャーは,ある意味,とても魅力的な人間だと思う。美術はすばらしいです。産業革命前のイギリスが映像を通して理解できたとも思う。

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2 コメント

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ヘアマニキュア (リンダ)
2006-02-17 21:56:27
ヘアマニキュアは何色をかけましたか?私は昔はワインレッドをかけていましたけれど、最近はオレンジです。白髪部分がオレンジです~~♪髪に張りが出るし、染めるのと違って髪が痛まないかもしれませんね。



オリバーツイスト私も見たいですわ。フライトプランだっけ、飛行機の中で子供がいないっていう、あれも見てみたいし。
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ヘアマニキュア (なつめ)
2006-02-17 23:07:27
いやん,地味です。ブラウンですもん(笑)

それでも,あの鏡に写る姿はだれ??とか(笑)←ちょっと浮かれてます。少しずつ色が落ちますからねと言われました。で,濡れていると色が移るから,ちゃんと乾かしてねともね。



「オリバーツイスト」原作を読んだほうがいいかなとも思ってます。「ホテルルワンダ」が4月に来るそうで,これも見たいです。見たいもの,やりたいこと,読みたい本があるというのはうれしいことですね(^^)生きていく希望があるというか・・・←大げさですね。失礼しました。
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