日,暮らし

明日は明日の風が吹く。

夏休みの終わり

2007-08-31 | 日々の読書
夏休み終了・・とはいえ,9月1日から始業のはずが,1日が土曜日,2日が日曜日なので,実質学校が始まるのは,9月3日。まあ,まだあと2日もあると安堵して,今から宿題を頑張っている子もいるのだろうか。

昔,娘がまだ小学校のとき,明日から学校が始まるという8月31日。例のごとく,ぎりぎりにならないとお尻に火のつかない娘は,焦りまくって宿題をしていたが,もうとっくに宿題の終わった近所の出来の良いお友達が,夏休み最後だからプールに行こうと誘いに来てくれたことがあった。泣きながら宿題をしていた娘・・・ええ,そうですよ。小学校の夏休みの宿題なんて,大体親の力がほとんどだと思いますよ。ぎりぎりにならないとお尻に火のつかないのは,それは母も同じこと・・・娘を泣かせながら宿題をさせながら・・・自分も哀しくなった遠い日・・大学にも,夏休みの宿題なんてあるのかな。ちゃんとやってるかと,遠くの娘を思う母・・・。

高校生になった息子も,まあ姉とつかず離れず・・・というか,親が同じだから,そんなに変わるわけもなく,さすがに高校生にはもう言わないので,何とかしているだろうと思う母。ええ,親が言ってもねぇ・・

今年の夏休みは,ビッグイベントがあるわけでもなく,思い出してみて,この日は旦那とランチに行ったなとか,お盆で実家へ帰ったな・・という以外に,何をしていたか,思い出せない日が・・・いよいよ私も,寄る年波には勝てなくて・・・なんて思っていたけど,考えてみたら,何も思い出せない日っていうのは,何もしないでただ本を読んでいた日々でしたそんなわけで,思い出すだけで,この8月のほぼ一月の間に読んだ本は・・・。

楽園(上・下)             宮部みゆき
俯いていたつもりはない       永井 するみ
ぼくと、ぼくらの夏 新装版        樋口有介
玄治店のおんな              宇江佐真理
卵のふわふわ                宇江佐真理
君を乗せる舟 髪結い伊三次捕物余話     宇江佐真理
雨を見たか 髪結い伊三次捕物余話     宇江佐真理
江戸のお白州               山本博文
愛情日誌                  夏石鈴子
家内安全 Hatoyo books     夏石鈴子
夜と霧 新版               ヴィクトール・E.フランクル著 /池田 香代子訳
雷の季節の終わりに       恒川 光太郎
きのこの迷宮               小林路子
失われた町                三崎 亜記
舌の記憶                 筒井 ともみ
美晴さんランナウェイ           山本 幸久
凸凹デイズ                山本 幸久
笑う招き猫                山本 幸久
まひるの月を追いかけて          恩田 陸
月の扉                  石持 浅海
おどりば金魚                野中 ともそ
ふたたびの虹                柴田 よしき
憑神                    浅田 次郎
再婚生活                  山本 文緒
夕凪の街 桜の国              こうの 史代
グーグーだって猫である 1,3      大島 弓子

まだ読みかけもあるし,読んでますと言いつつ,ほかに浮気をして,そのまま捨て置かれた本もあるし,実は読んだけど思い出せない本もあったりして・・・

感想は,まあいろいろ。ある英米文学の翻訳家の方が,某ベストセラーファンタジーを読んだ感想を,夢中で読んだけど,読んだ後で「膨大な時間の無駄遣いをした」と思ったと書いているのを読んだことがあったが,確かに,面白く読んだけど,それだけだったという本もあったことはあったけど,でも,もう一度読まねばと思った本もあった。そうそう,地味だけど,「きのこの迷宮」は,菌類の不思議な世界をかいま見せてくれる。この小林さんという著者は,きのこの絵を描かれる方で,きのこの世界に魅せられて仙人と呼ばれているということだけど,この方の描かれるきのこの絵を見たいなとつくづく思った私。どんな世界も,それを極めた方というのは,すばらしいと思った。

なんだか,支離滅裂で,乱読。目に付いた本を手当たり次第という感じか。必要最低限以外,何もしなかった夏だったとは言えるかも知れない。

さて,暑い夏が終わって秋だ。読書の秋には,いったい何を読もうかな。取りあえず,積ん読状態の本もまだある・・・ >家事はいいのか

近ごろ思うこと

2007-08-26 | 心の中にあるもの
特に,少年犯罪などが起こったとき,「心の闇」なんて言葉をよく聞くが,闇というか,影のない人間なんて,一体この世にいるわけがないと思う。もちろん,影の薄いとか濃いということは,あるかもしれない。マザー・テレサは,多分私心なんてものはなかったのかもしれない。でも,それほどの人間でない私には,うごめく妄想ではないにしても,マイナスとしか評価のしようのない影は,捨てたくてもそこにある。

たまにニュースで見る事件などは,本人が無罪を主張していても,タイムマシンでさかのぼって見られない限り(今は,ビデオなどというものがあるにしても,写ってないと意味がないし),本当のところは分からないと思う。例え目撃者がいたとしても,その情景だけを切り取って見たモノが,果たしてどこまで事実なのかということだってある。はかなげに泣きながら言う人間の言うことが,正しく,真実であるとは限らない。そこには,計算があるかもしれないし,それは策略かもしれないのだ

とはいえ,他人が信用できないというようなことではないのだけど。

先日,祖父母と暮らしていた孫が,祖父を殺して逃げたという事件があった。教育熱心な祖父に反発したのが一因のようで,祖母が,いつかこうなるのではないかと思ったという言葉が哀しい。いつかこうなると思ったと,例え祖母が思っていても,祖母はそこでは孫の防波堤にはなり得なかったのだろう。親の離婚と,本人の挫折と,それをふがいなく思う祖父,というような図式と言えるかも知れないけど,そんなことは聞こえてくる範囲で他人が思うことで,本当のところは分からない。人間は,普段は思いも寄らない,理性では説明のつかない残酷な瞬間があると思うから,何がそうさせたというのは,きっと分からないのではないかと思う。

町を歩く中高生や,そして自分の子どもたちを見ながら,今,現在を生きていくというのは,なかなか辛いことだなと思い,そして我が子がなんとか生き延びているのは,本当はそれだけで幸せなことかもしれないと思う。

完全無欠や完璧は,なんだか怖い。自分に足りないモノを自覚すること,それでも卑屈にならずに,毎日朗らかに生きていたいなと思うのだけど

見えることと見えないこと

2007-08-25 | 日々の生活
弱く,はかなげに見えるものが,本当に弱いわけでもなく,必ずしも正しいわけではない。真実は,人の数ほどあって,何を真実と見るかは,見る人によって違うのだと思う。貧乏だったから,苦労したからといって,必ずしも立派な人であるとは限らないし,世界を白と黒とに,単純に分けてはならないということを肝に銘じること

夏の終わり

2007-08-24 | 日々の生活
新聞の人生相談欄をよく読む。先日は,駄目な上司のことを相談してきた人に,「知らない人とはいえ,悪口を延々と聞かされるのは苦痛だ」みたいなことを回答していた。人を変えることは難しいから,自分が変われというようなことだったと思う。確かに,人の悪口(知っている人なら特に)ばかりを聞かされるのは,最初は同情していても,そのうちになんとなく嫌になってくるものだと思う。とはいえ,たまには愚痴もこぼさないと,あんまりためておくと爆発する

40代の女性で,もう子どもも20代となり働いているという人から,最近亡くなった母親について,亡くなってから過去ばかり振り返り,母の死を受け入れられないというような内容の相談もあった。で,心療内科医の方の回答は,もちろん母親との関係や,親の死について答えた部分もあったけど,「過去を懐かしむのは,もうそのことでしか楽しむことができなくなったときまで,取っておいてもいいのではないでしょうか。」という一文もあった。

夏休みも,もう残り1週間ほど。今年は,31日が金曜日なので,実質の学校の始まりなどは,9月3日からで,何となく得した気分でいる。子どもは,相変わらず弁当を持って,夏期講習だの部活だのと行っているので,すっかり普段の生活といえばそうかもしれないけど,それでもやっぱり夏休みであると思うと,少し気分が浮かれている気もする。

でも,そうは言っても,今年の夏は,本当に無為に過ごした夏だった気もする。どこかへ旅行に行くということもなく,去年のようなイベントもなく,日々,なんとなく時間が過ぎていった感じで,ひたすら本を読んでいた。

で,本を読んでないときは,終わってしまった昔の夏休みを思い出していたのだ。

海水浴へ行こうと言いながら,結局行けなかった夏,今より仕事が忙しくて,まだ小さかった息子にいろいろと寂しい思いをさせてしまった夏,旦那と喧嘩をして,息子と2人だけで行った海水浴のこととか,暑い中,息子の自由研究で通った公園だとか・・・。思い出すのは,息子とのあれこれ。あんなことも,こんなことも,してやれなかったなという思いだ。

息子は,今はもう,全然親はお呼びじゃなくて,部活へ行って,友達と遊びに行って,たまには御飯を食べて帰ったりして,だんだん手が離れていってる。・・・多分,それが寂しいんだろう。

本当は,私だって,もっといろいろな楽しみを創り出すエネルギーがあるはずなんだけど・・今年の夏はだめだったな・・・

娘は,サークルの夏合宿に南の島へ行き,楽しくやっている模様。お金がないということ以外は,楽しいんだろう

夏の雲を見上げながら,私の夏はどこへ行ったんだろうと寂しく思い,でも,いったいどんな夏だったら私の夏と言えるのだろうと考える夏の終わり。自分自身の楽しみを見付けないといけないだろうなと思う。


「グーグーだって猫である」大島弓子を読む。大島さん,猫を飼いすぎでは・・・と要らぬ心配をする私。でも,きっと放っておけないんだろうな。で,思わず自分でも飼いたくなってしまう猫,我が家のマンションはペット禁止なんだけど・・。

1巻で,大島さんは,昔,若かったころの自分を思い出しながら,「やっぱり人はできるだけ長生きすべきだ。その分少しずつ分かってくることがあるから」と言うのだが,そうだ,そのとおりだと,深く納得した私だった

夫婦の間にあるものは・・・

2007-08-19 | 日々の生活
私がその人のことを最初に知ったとき,その人は,仕事をしていると聞いていた。助産師か,保健婦か,何かそういう関係の仕事だ。全く違う分野の大学を出てから,もう一度学校に入り直して,資格を取ったらしい。結婚して,子どもができてからも仕事をして,大学にもまた行っていると聞いた(自分の興味がある分野を聴講しているとか)。

で,その後,仕事を辞めたということで,とある活動でご一緒することとなった。熱心にされてはいるのだけれども,どうも少し向いている方向が違う気がして仕方がない。どっちが間違っているとかいう問題ではないのだが,その人は,そういう活動(ボランティアだが)をしている自分に酔っているようで,そこでちょっとトラブルになることもあった。

一緒に活動しているみんなと,たまにランチに行ったりする。世間話をしたり,皆さん中高生くらいの子持ちなので,自然と子どもの話になったりもする。そんな中,気になったのは,その方は,いつも自分の夫の悪口を言うのだ。愚痴ではない,悪口。つい先日も,何かの拍子にそんな話になり,旦那さんは県外から来てその人と結婚したらしいのだけど,旦那さんのお母さんは,地元に帰ってこないのを奥さんがそうし向けているからだと言っているので,旦那さんの実家には全く行かないのだという話をしていた。「別に私がこっちにいてほしいと言ってるからいるわけじゃないし,私のせいじゃないし」みたいなことを言っていた。

それを聞いていた私は,言わなくてもいいのに,思わず,「じゃあ,旦那さんが帰ると言ったら付いていくの?」と聞いてしまった・・・余計なことを・・。

彼女は,仕事は旧姓でしているそうで,表札には名字が二つ書いてある。籍が入っていないわけではない。結婚して姓が変わるのが,とても嫌だったそうだ。まあ,それはよく聞く話といえば,そうかもしれない。しかし,日々,あれほど悪口しか聞かされず,「どこでも行って欲しいわ」なんて言いながら夫婦をしている意味は,いったいどこにあるのだろうと思ってしまった私・・・。

専業主婦で,仮に離婚となったとき,1人でやっていくだけの仕事も力も十分あるとは言えない私と違い,それなりに資格を持って仕事をやってきていた人が,それでも別れないというのは・・・夫婦のことは,外から見ただけでは分からないのだろう・・・多分

相変わらずの夏休み読書。山本文緒「再婚生活」。小説家として活躍しながら,離婚して再婚して,そして鬱病になってしまった山本さん。そんな山本さんが,病気に苦しみながらも,徐々に回復していく日々を綴ったもの。再婚した旦那さんのことを王子と呼びながら,それでも,こんなに素敵な旦那さんでも,一緒にいて辛くなることがあるという日々。きっと,周りから見たら,十分恵まれ,成功した人生のように思われているだろうが,そうではない生活に苦しむ山本さんに,王子様がいてよかったなと,心から思った私。

夫婦には,きっと周りからは想像できない,理解できないようなことがたくさんあるんだろう。いつも旦那さんの悪口を言う彼女にも,そして,私も・・・。

なまけ者

2007-08-16 | 日々の生活
先日,大学のサークルのOBたちと会ったとき,私以外の全員,卒業して就職したところで,そのまま仕事を続けていた。まあ,男だったら当然かもしれないけど,女の人もだ。そのとき,ちょっと複雑な心境だった。うらやましいというのか,自分もあのまま続けていたらというのか・・・辞めたことを選択したのは自分なのだけど,それでも旦那が転勤しなかったら・・・なんてことも考えてしまった。でも,本当は,それ以外にも,自分の努力も足りなかったのだということは分かっているんだけど・・・。

そんなことを思っていながら,しかし日々の生活は,だらだらなまけ者状態なので,とても偉そうに,仕事をしていたら・・なんてことが言えるようなモノではない,本当はなまけ者の自分。

で,今年は,実家へ帰省する以外に何をするわけでもなく,仕事は,相変わらず行ってはいるものの,暇があったら本を読んでいる夏休みの私。何回も図書館で借りてきて,なかなか読めずに返すばかりだった京極夏彦の「姑獲女の夏」も,やっとなんとか読み進んでいる。宇江佐さんの江戸モノの本も,図書館でまとめてあったので借りてきた。山本幸久の新刊も,図書館で見付けた。そんなこんなで,相変わらずの読書三昧の日々。ちっとも生産的ではないが・・・。

そんなふうに本に囲まれて,夏休みを過ごしているのだが・・・先日,図書館本を読んでいたら,驚愕の事態に遭遇した。思わず読んでいた本を投げ出した私・・・。思い出すと吐き気がする。それは・・・本のちょうど真ん中辺りに・・・乾いて干からびてはいたものの・・・鼻○ソがすりつけられていたのであった・・・

それほどつまらない本だったということかもしれないが・・・するなら自分の本にしてほしい。そんな人間には,図書館の本を借りる資格はありません,ということだ。ああ,思い出しても腹が立つ・・

お土産

2007-08-13 | 日々の生活
まだまだ真夏日だの猛暑日だのということで,毎日暑い日が続いている。昼間は,客人でもないとクーラーをつけないで,暑い中ぐったりとしている。一応,家の中には,風の通り道があって,涼しい風の吹く場所があるのだけど,いかんせんマンションだ。お隣の家がリビングでクーラーをつけていると,ベランダに出ると温かい風が吹いてくる。うちがクーラーつけないのは,我が家の勝手だし・・夏だもの,しゃあないなぁ・・と思いながら,それでもやっぱりつけないクーラー。家に旦那がいるときは,暑がりの旦那は部屋でクーラーをつけるので,時々涼みに入るから,まあいいんだ。夏はやっぱり汗をかかないと・・・

先日,息子は姉にハッパを掛けてもらうために,都会へ大学見学なるものに行った。オープンキャンパスは,予定が合わなかったので,本当に大学の見学だけ。これも,姉のときは,自分が大学の日程を確認して,自分が朝からバスに乗って行ったんだけど,息子は,もう一つ他力本願。しゃあないので,姉のところへ送り出したのだ。

嫌々行くと思っていたが,案外楽しみにしている様子だったけれど,都会は人が多いし,歩いてばかりで疲れたらしく,おまけに大層暑かったので,本人のやる気が出たかどうかは不明。しかし,姉にはしっかりハッパを掛けられた模様・・。

ただ,なんていうか,自己表現の下手くそなというか,あんまりうれしいとか,楽しいとか,そういうのが分かりやすくない息子に,姉からは,「あまりにもつまらなさそうなのでびっくりした」とメールが来た。いやいや,本心は,十分楽しかったみたいだけど・・・

そんな息子が帰るとき,姉はお土産を持たせてくれた。家にということで,お菓子を。しかし,日持ちのしない生菓子・・・。お礼を言うと,「おいしいって,でも私は食べたことないけどね」と返事が。多分,自分が食べたかったんだろうな・・と思った母だった

「楽園 上・下」宮部みゆき

2007-08-08 | 日々の読書
またやってしまった。一気読みしてしまった。

宮部みゆきの新刊が出たと某ブログで読んだ。新聞に連載されていたものらしい。9年前に起こった連続殺人事件に巻き込まれ,その後,筆を置いてしまったフリーライターの前畑滋子。その後,もう一度フリーライターとして歩き始めた彼女の下に,奇妙な依頼が来る・・・という,あの「模倣犯」の前畑滋子の9年後の話。模倣犯のときのこともちらちらと出てきて,まだあの事件が彼女に負わせた傷は,かさぶたの下で完治してはいないようだ。

私にとって宮部みゆきの本は,ゆっくりと楽しみながら読むということができない類の本のようで,手に取ったら読み終わるまでやめることができないという一種の麻薬本だ。今回も,夜から読み始めて,結局翌日の昼には読み終えてしまった。・・・なんだか,おもしろい本を読み終わったときは,毎度楽しい休みが終わってしまったような一種の虚脱感のような気分を味わってしまう。今回も,まだこの続きが読んでみたいと思ってしまった。

最後は,ちょっとほっとするような,明るい光が感じられて,でも,その中にも,「名もなき毒」のような,厳しいとしか表現のしようがない現実が存在している。おもしろかったと読み終わった後で,よかったと思った後で,でも,なんとも言えないざらっとしたものが心の中にたまってしまった気もするのだ。

どうしようもない,手に負えないような悪人といっていい家族を持ってしまった者の,それじゃあ,どうしたらいいのだという問いに,綺麗な答えなどあるわけがない。育て方が悪いんだなんて言われたって,どうしようもないじゃないか。いいと思ってやってきただけなのだ・・と。

しかし,つくづく子を思う親の気持ちは,普遍だなと思う。もう一度「模倣犯」を読んでみたくなった。

で,一気に読んだんだけど・・・上巻406ページ5行目,あの「補修」は,誤植というか,「補習」の変換ミスではないかと思うのだが・・・。