日,暮らし

明日は明日の風が吹く。

「西の魔女が死んだ」  原作 梨木香歩

2008-07-05 | 映画もまた楽し
家で旦那と飲んで2日酔いになってどうするんだと思いつつ,今日は軽く2日酔い。やっぱり私には,ウィスキーが駄目なのかも・・・。夕べはなんとなく旦那も機嫌良く饒舌だったので,ついつい遅くまで(といっても11時くらいまで),ロックで杯を重ねてしまった。今日は,午前中,出かける予定があって,人と会う約束をしていたのだけど,ぼーっとしてしまっていた。

昨夜は,夜中に,雷の音がしているのに気がつく。気がつくといっても,覚醒したわけではなくて,夢うつつで,ああ,雷が鳴っている,雨もひどいし,それに暑い・・と思っていたのだ。それでも,あまりに暑いので,タイマーにしてクーラーを付けてしまった。夢の中で,転勤が決まって,もう家を引っ越さないといけないのに,なかなか荷物も片づかず,おまけに,さあ,明日は引っ越し・・という日になっていながら,気がついたら,運送屋に頼んでいなくて,どうしたらいいのか,困っていた。

さて,「西の魔女が死んだ」を見た。映画を見るとき,時々,その映画の中の人生を生きているような気になって,見終わってから,ひどく疲れることがある。この映画も,見終わって,そんな感じがした。

原作は,娘がちょうど小学校6年のとき,不登校になったころに読んだ。娘が学校へ行かないというその言い訳の確信を,どこかに見付けたかったのかもしれない。原作も映画も,当然主人公は中学生のまいだが,しかし,映画を見ていて,ここでは直接的には描かれていないまいの母,西の魔女の娘の人生に思いをはせていた。

原作のある映画は,どうしても原作と比べてしまうところはあるが,しかし,この映画は,原作のイメージを壊さないで,ちゃんと伝えていたと思う。一つ一つの言葉が,聞いている私にしみてきた。実は,映画を見終わってから,もう一度原作を読んでみたんだけど,おばあちゃんは,映画で表現されていたよりも,もっと強くて,もっと太い芯のようなものがある人なんだろうなと思った。決して映画のおばあちゃんがどうこうというのではなくて,映画を見ただけでは見えてこない,もっと魔女魔女したおばあちゃんの姿を,映画を見て,そしてもう一度原作を読むことで感じたのだった。

ハンカチ必携の映画でした。

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3 コメント

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暑いですね。 (ヌーピー。)
2008-07-06 15:35:43
こんにちわ~♪
日々、暑いですね。

西の魔女は死んだは読みましたが
映画が見てませんです。。。

読み終わった時点で自分の中で
映像が想像できてしまったというか。。

最近、涙した映画を見ていないから
見てみようかなぁ~。
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間違い。 (ヌーピー。)
2008-07-06 15:37:46
「西の魔女は死んだ」ではなく
「西の魔女が死んだ」でした。
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ハンカチ要ります。 (なつめ)
2008-07-06 17:27:53
ヌーピーさん,お元気ですか?
映画,ぜひご覧くださいまし。
私は,前に映画の映像を見ていて,酔ってしまって
それ以来,久しく(1年くらい)見てなかったんですが,
これは見ようと思って見ました。
若いということは,結構残酷だなと思いました。
感想,聞かせてくださいね。
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