日,暮らし

明日は明日の風が吹く。

思い込みの激しさ

2005-10-31 | 日々の生活
考えてみれば,森絵都さんの「いつかパラソルの下で」に出てくる父大海って,思い込みが激しく,ある種純粋で,まっすぐで,直情型というか,客観的に見ると,かなり笑える人物かも・・と,読んだ後,何日もしてから,つらつらと考えている。そりゃ,家族にとっては,偉く迷惑な人物だったろうと思うけど,自分の「暗い血」なんて思いながら五十何年を生きてきたのかと思うと,それだけ見ればかなり変な気がする。

でも,生きていたら,そんなことあるんだろうなぁ・・とも思う。自分では大まじめで,大変なんだろうけど,側で見ていると,ちょっと違うんじゃないのって。佐渡へ渡ってから,従姉妹やら姉やらが語る大海の姿は,なんだかちょっと哀れにも思えてしまうのは,読みが足りないのだろうか。

先日,友人と話をしていた。彼女は元高校理科教師で,現在は専業主婦,たまにボランティアなんだけど,新聞で教師がどのように教育委員会から処分されたかという記事を読んでいたら,ビール工場へ見学に行って試飲ビールを飲んだ教師が処分されていたらしい。状況からすると,多分子供を引率しての見学なんだろうなと思う。別に大酒飲んだわけじゃないだろうに,コップ1杯くらい(かどうかは,分からないんだけど)飲んだのなんて,飲酒運転するというわけでもないだろうに,いいじゃないのって,素人的には思ってしまうのだけど,これはやっぱり現在では許されないことなんだろう。

最近は,教師にしても,世間の風当たりは非常に強い物があるから,大変だろうな・・と思う。自分の子供が教師なんてなったら,心配でいられないだろう。

昔,息子がまだ小学校1年生だったとき,そこは街中で,生徒数が激減している学校だったので,1クラス22人くらいの生徒数だった。教師になって,そろそろ5,6年にはなろうかという若い女性の先生。まあ,いろいろありましたね。今となっては,息子は全然覚えてないと言うのだけど,帰ってきたら,制服のポケットには,ハンカチに包んだ給食の残りご飯があって,それも落としたら怒られたので,仕方がないからハンカチに包んで持って帰ったとか。ほかにも,忘れ物が続いた子がいて,その子に向かって,猿以下だと言ったとか,算数の授業で,みんながあんまり理解できなかったとき,「前にいた学校の子のほうが利口だ」とかなんとか言って,なんでか知らないが子供の話によると,5時間目は先生が教壇で突っ伏して,授業をしなかったとか・・・本当にいろいろとあった。転校したばかりだった我が家は,この学校っていったい・・・と,はっきり言って不信感ばっかりだったなぁ・・・。姉ちゃんは不登校になっちゃったし・・・。

今となっては,一部笑えるところもあるんだけど,そのころは本当に深刻な話・・・と思ったものだ。

ちなみに,息子が一番楽しかったのは,その後,2年生になって転校した小学校の先生。確か,講師だったような気がしたが,若い男の先生で,いっぱい遊んでくれて,息子は1年生のときの抑圧された学校生活から,もう羽目を外しっぱなしで,遊びほうけていた1年間だったなぁあ・・。

母としては,あのときもうちょっと勉強する癖をつけておけば,今はもうちょっと苦労しないですんだかも・・と,ふっと思ったりもするんですけどね。(笑)

「卵一個ぶんのお祝い。」川上弘美・・・読書中

2005-10-28 | 日々の読書
川上さんは,「本書は本当日記です。少なくとも,五分の四くらいは本当です」と書いてある。でも,普段の作家の日常も,結構おもしろいこと,多いんですね。あっ,おもしろいことだけ書いてるのか(笑)

歩道橋の上を逃げる知人とか,笑ってしまう。五分の一のどこの部分が創作なんだろうって考えながら読むのもいいかも。花ござを担いで,お弁当と日本酒を持って,だれかとたのしく花見をしたい。満開の桜を見ながら,昼間っから花見をして酔っぱらいたいなぁ・・。

たまたま買った週刊○春に阿川佐和子と川上弘美の対談があって,こんな人なのか・・・と思いながら本を読む。身長も170センチ以上あるそうですね。おっとりした印象を受けるのですが,実際は気が短くて議論をふっかけるのが好きでって・・・。人間見た目では,分からないものですね。ああ,見た目というか,書いたもの読んだだけでもってことで。

夕方,懸賞ハガキを出しに行った。今まで,出しても当たったためしがないし,滅多に出さないんだけど,今回は某野菜○活で体脂肪計体重計なんかが当たるのがあって,何を思ったかシールを集めたのだった。まあ,集めることがあっても,大抵,あら~期限が過ぎてたわ~なんてことが多いのだけど,今回は気がついたら10月末まで。まあ,これは出せってことかなと,昔のかもめーるにテープでしっかり張って出した。当たればたいしたものだ。

一緒に買った,重松清「きみの友だち」・・・そのうちに。でも,その前に息子が読むかな。

「いつかパラソルの下で」森絵都

2005-10-23 | 日々の読書
夫が突然亡くなり,その後残された妻が,夫の知られざる側面を知る・・・というのは,「魂萌え!」とテーマとしては,同じなんだけど,その視点が,「魂萌え!」だと残された妻の敏子59歳なんだけど,この「いつかパラソルの下で」だと,娘の野々25歳,フリーターで家を出てから何人目かの恋人達郎と同棲中。野々には,同じく家を出た兄の春日28歳,そして兄と姉を反面教師として家に残り公務員となった真面目な妹花23歳がいる。

信じられないほど厳格だった父の元を飛び出した野々。しかし,父が亡くなり,母と一緒に父の職場の女性マツモトイズミから,父,柏原大海が亡くなった責任の一端は私にあると言われて,それを悪い冗談だと思っていたのに,本棚の奥から父が隠していた使いかけの避妊具を発見したことで,母はすべてに無関心になっていった。

父が捨てた故郷の佐渡島へ渡り,父の姉を訪ねる。何も言わなかった父,そして,それが故に父を乗り越えられない兄妹。それが,父のあとをたどることにより,多分,父親も単なる1人の人間だったということを理解する。

「魂萌え!」が,多分夫を亡くした妻のこれからの生き方をテーマにしたのだとすると,この「いつかパラソルの下で」は,厳格な父を,1人の人間として認め,そして自分はちゃんと自分の足で歩いていかなければならない,自分の人生がうまくいかないのをだれかのせいにしてはいけないんだよっていうことを言いたいのかなぁ・・と思う。

どこかで,「森絵都だからと子供と一緒に読んだら,激しい性描写があって,・・・」と書いたのを読んだ記憶があるのだけど,でも,正直言って,なんだかそんなにいやらしさを感じなかったのは・・・なぜだろう(^^;私が枯れてきたのだろうか・・・いや,ちょっとそれはいやかも・・。

最後はなんだかハッピーエンドで,来年はきっと兄妹3人だけじゃなくて,もっと大勢で父の故郷へ旅するんだろうなと思える終わりだった。

自分は何を乗り越えないといけないんだろう。いつまでも過去にとらわれていても仕方がないのだけど・・・。

霜降(そうこう)

2005-10-22 | 日々の生活
つい2,3日前まで,半そででも十分外へ行けるほどの,時には汗ばむほどの陽気だったのだけど,今日になって急に寒いと感じるくらいになった。天気予報では,前線が通過中で,その後北風が入って寒くなるという。空がどんよりとしていて寒いと,本当にもう冬が来るのかな・・と思う。このまま冬に突入なんてことにはならないだろうが,それでも,秋ってどこへ行ったの??という感じかな。暦の上では秋と言いつつ,なんだか暑かったような・・・。彼岸花も,金木犀も,半そで姿で眺めていたような・・。

とはいえ,日本では,季節を感じる言葉がいろいろとあって,今年は明日10月23日が,二十四節気の中の霜降(そうこう)。秋の終わり。二十四節気では,これで秋が終わって,次は立冬となる。もう冬だ。

啓蟄だの,立春だの,なんとなく耳にすることはあったけど,霜降は,あんまり聞いたことがなかった。まあ,日本語のよいところは,字を見れば大体その意味が推測できるってところで,多分霜がそろそろ降るというころのことかなぁ・・と思ってネットで検索してみると,「こよみのページ」を発見。それによると,「つゆが陰気に結ばれて,霜となりて降るゆへ也(暦便覧)」ということらしい。そろそろ霜が降りても不思議じゃないですよってことでしょうか。

昔,大学生のころ,山登りをしていたのだが,この時期になると,よく行っていた山も初雪の便りを聞いたものだ。もちろん,そのまま冬に突入とはならなくて,また暖かくなったり,寒さが来たりしながら,どんどん冬になっていくのだが。そういや,3年ほど前も,今の時期に標高1800メートルという山に登ったんだけど(とはいえ,車でかなり上まで行けるので,ほとんどドライブだったのだが),山の木々は霧氷がついて,きらきらときれいだった。

しかし,「こよみのページ」って,すごいですね。個人が好きで作っているページということですが,それにしても詳しくて,読んでいると,日本のすばらしさを再発見なんて気持ちになります。ここで俳句やらをさらりと詠めるとよろしいのでしょうが,そこはなかなか・・

取りあえず,今夜の夕御飯は,よせ鍋。そういう季節になりました。

気分が乗らないので,友達の誘いを断った日

2005-10-18 | 日々の生活
ご近所に,自宅でパン教室を開いている方がいる。子供さんはまだ下が幼稚園なので,多分幼稚園ママ友が中心なのかな?って思うんだけど,毎回その日には,にぎやかな笑い声がしている。昼時には,パンの焼ける匂いがして,とってもおいしそう。

大抵,子供が学校へ行った後くらいの10時前後から始まって,どうも午後,幼稚園のお迎え前くらいまではいるのではないだろうか。ゆっくりとお茶をしながら,おしゃべりする声が聞こえたりもする。

ぼんやりと家にいると,にぎやかで楽しそうだなと思うのだけど,でも,時々,あんなにずっと一緒にいて,疲れないのかなと思うことがある。もちろん,自分は料理が苦手なので,習いに行っても,教えることはないのだけど,でも,ああして,毎週毎週,それも週に1回とは言わないようだし,お教室とはいえ,自宅に人を呼ぶわけだから,大変だろうなぁ・・なんて思う。

ほんとに,余計なお世話なんだけど,ああしてすることが全く負担にならない人っているんだなぁ・・と今更ながら納得。私がいろいろと気を遣いすぎるのかなぁ・・・。

最近はブログでも,お料理ブログとも言うべき,料理好き奥様のブログが結構ある。個人的には,写真もきれいだし,おいしそうだし,見るのが大好きなんだけど,見るたびに,ああ,自分にはできないなぁ・・と思う。そういう方って,結構お客様も好きだったりして,すごいなぁ・・と思うのだ。

何より,ネット生活ですごいと思うのは,こうして普通の人が,自分のブログを持ったり,HPを持ったりして,何かを発信できるということ。そして,世の中にはいろいろな人がいて,同じ物を見ていても,全く違うことを感じているということが理解できただけでも,(考え方に共感するとかは別として)すばらしいと思う。何にせよ,オタクなんて言われる人でも,自分だけじゃないって,そういう意味でも,なんだか人に勇気を与えて,そして,世の中に認知されてきたのかもしれないなぁ・・・。

「かたみ歌」朱川湊人

2005-10-16 | 日々の読書
先に直木賞を受賞した「花まんま」の受賞後第一作ということで,実はまだ「花まんま」を読んではいないのだが・・。

東京の下町,都電線路沿いのアカシヤ商店街と覚智寺を中心に,その時代のはやり歌をBGMに起こる,ちょっと不思議な物語。最初読んだとき,年代が??というところがあったのだが,最後まで読んで,そして流れる歌で,ああ,そうか・・と納得。昭和30年代から50年代の話。でも,これって,一応7編の連作短編だけど,ある意味長編であって,主人公は,アカシヤ商店街にある古本屋「幸子書房」とその芥川似と言われる老主人かもしれない。

新聞の書評で,「プチ・ホラーとでも言うべき雰囲気の」とあったのを見たが,そういう意味では奇譚集だろうと思う。なんだか,そういうことがあってもおかしくないよという雰囲気なのかな。

あの世とつながっている場所があると言われる,覚智寺。そして,寺の周りで起こる不思議な出来事。黄昏時に見ると亡くなった人が見えるという寺の石灯籠・・・。

今,BSの映画で,土曜日の夜,寅さんをずっとしている。旦那はなぜかこれが好きで,毎回笑いながら見ている。長い年月作られた映画なので,私はこの時代背景というか,周りの古き良き日本というものを見るのが好きだ。自分が子供のころと重なる部分がある。多分,人情でも,人と人とのつながりでも。

近頃の新聞記事を見ていると,なんだか世の中がヒステリックになっているような気がする。読んでいて,そこまで非難しなくてもいいんじゃないのかと思うようなこともある。時代が変わったと言われれば,そうなんだけど,なんだか人を許さなくなったというか,間違ってはいないけど,そうすることは正しいことなのかと。

世の中が,黒か,白か,だけの色合いになってきているような気がする。もっとグレーの部分というか,それだけじゃないだろうって,そんなに世の中,はっきりと決められることだけじゃないだろうって思うことがある。うまく言えないが。

もぬけの殻・・・

2005-10-12 | 日々の生活
仕事から帰ると,玄関には鍵がかかっていた。今日は少し帰るのが遅かったので,確かテストだった息子は家にいるはずなのに・・・とドアを開けると・・息子が帰ってきたという気配はあるのだが,いなかった。一瞬,どこかに隠れているのかと思って探したけどいなかった・・・なにやってるんだか(^^;玄関を見ると,学校用の靴がなかった。

塾へでも行ったのか・・・と思っていろいろと見ると,制服もないし,靴もない。・・・これは恐らく・・・部活に行ったのでは?と推測しているのだが・・・まさか,もっと悪いことではないよなぁ・・・どきどき・・。

日が暮れるのが早くなった。仕事の帰り,東の空に半月より少し大きい月が出ている。今日のテスト,どうだったんだろう。受験の参考になるという試験なんだけど・・・。まあ,とってもできが悪かったら,くしゅんとしてるだろうから,まあまあ,なんとかなったかも・・・。



なんて,楽観的なことを思っていたら,帰ってきました。やっぱり部活でした。それで,「試験どうだったの?」と聞くと,まあまあ・・・。お返事はいつもと変わらないんですね(^^;まだまだ受験生は続きます。あと半年・・・もは,ないんだけど,とにかく頑張ってくれと思う母でした。

今行きたいところは・・・。

2005-10-10 | 日々の生活
体育の日。今日は晴の特異日ではなかったでしょうか??東京オリンピックの開会式でしたっけ?リアルタイムで見た記憶がないのではっきりは分かりません(^^;しかし,市川監督の記録映画で青空の下の聖火台というのだけは印象に残っているのですが・・。

でも,今日は朝から雨が降ったりやんだり。少し肌寒い。体育の日がハッピーマンデーとやらで第2月曜日になってから,なんだか??でしたが,今日はちゃんと10月10日。祝日がうろうろするというのは,慣れないもので・・・。

旦那がいない三連休も今日でおしまい。息子と2人だと,なんだかひっそりという感じ。息子は連休明けのテストのために,お友達と図書館へ行くだの,塾へ自習に行くだのといって,ろくに家にいませんので,たらたらと1人の休日でした。

しかし,そうなると・・・私って,行くところないやんって(^^;まあ,本当は行きたいところもあれこれあるのですが,息子が中途半端な時間に帰ってきてご飯を食べたりするので,なかなか思い切って行けないだけだったりもするのですが。

で,今行きたいなぁ・・って思っているのは,某ホテルのレディスコースというやつ。エステ付きです。女性2名様から・・って駅で見たパンフにありました。娘が地元にいたら,「行かない?」なんて誘って,多分3回に1回ぐらいは,いや5回に1回かな?それぐらいは付き合ってくれると思うんですけど・・・どうだろうか。

最近とみにお年を感じる今日この頃。先日息子とユニクロに買い物に行ったとき,帰ってきて息子が「お母さんって,白髪増えたよね。ユニクロで見てびっくりした。苦労してるんだねぇ・・」と言いましたよそれが,白髪が増えて老けたなぁ・・なんて言うんじゃなくて,優しく労ってくれる・・という感じなので,「長生きしてよね」なんて言われると,ついついほろっとしてしまう。

確かに増えてきた白髪。特にヘアマニキュアするわけじゃなく,自然のままなんだけど・・・ちょっと白髪目立たなくしようかなぁ・・なんて,息子を見ながら思ってしまいました。

「東京奇譚集」村上春樹

2005-10-09 | 日々の読書
三連休だが,旦那は帰ってこない。同期会というのがあって,旅行中だ。今日は友達の家に観光付きで泊まるらしい。息子は,連休明けに試験があるので,塾。受験生ご苦労様だ。

昨日は天気が悪かったので,近くの幼稚園の運動会が延期になったようだ。今朝は朝から運動会の声援やら行進曲やらが聞こえる。まだ秋に運動会しているのって,もう幼稚園くらいじゃないのかな。近所の小学校も中学校も高校も,軒並み春の運動会。学校5日制のためだ。いいのか,悪いのか。しかし,夏休み明けのあの暑い中で行進練習だの,団体演技の練習だの,徒競走だのをしているのを見ると,暑いだろうな,夏休み明けの体にはばてるだろうなとも思うので,春もいいかも・・なんて思っている。

いつまでも暑かったけど,先日歩いていたら金木犀の香りがしてきた。秋だ。明るい秋の青空のもとで見る金木犀の金色の花も好きだけど,夜,どこからか漂ってくる金木犀の香りを感じるのも好き。なんとなく,秘密めいた,妖しげな感じがするから。

というわけで,旦那もいないし,息子もいないので,部屋の片づけするわけでもなく,だらだらと本を読んでいる。「東京奇譚集」村上春樹。実は恥ずかしながら,村上春樹とは縁がない。読んだことがないのだ。娘は「海辺のカフカ」なんて読んでいたのだけど。しかし,今回は本屋で平積みしている本を立ち読みして,そして買ってしまった。最初に読んだ「偶然の旅人」に,ちょっとシンクロする部分があったから。

「奇譚=不思議な,あやしい,ありそうにない話」・・・なんといっても,「品川猿」でしょうね。どれもちょっと不思議な,ありそうになくて,でももしかしたらあるかもしれないなんて思う話なんだけど,これは・・・私にとっては,なんだか特別。

主人公「みずき」は,結局これで救われたのか,・・・もちろんそうなんだろうけど。私に,坂木哲子や,そして品川猿がいれば・・と思う。そして,みずきの夫は坂木哲子にはなり得ないのだろうか・・とも。

次は,「思春期をめぐる冒険 心理療法と村上春樹の世界」岩宮恵子

息子が表題を見て,「これ,小説?」と聞いてきた。違うんだけどね(^^;この本を読んだら,・・次は村上春樹を本格的に読むかも知れない。

寝覚めの悪い夢

2005-10-07 | 日々の生活
夢を見た。大阪で結婚式の披露宴に招待されていた。バスで行っても3時間以上かかる。新幹線だって,1時間では行けない。なのに,目が覚めたら,披露宴開始時間まであと1時間ちょっとしかないのだ。どうしても出席しないといけない義理のある人である。何と言い訳したらいいか,うじうじと考えているところで目が覚めた・・・なんだか気分の悪い夢だった。

そういや,昔,友達の結婚式に危なく遅れるところだったことがある。遠くで結婚するので,そのころ既に結婚していた私は,連休というのもあって,旦那と一緒に旅行がてら行ったのだった。なぜだか,披露宴開始時間を30分勘違いしていて,新郎新婦が入場という間際に慌てて駆け込んだのだった。それも,自分は遅刻したということを全然知らなくて,どうしてみんな早くに入っているんだろう・・なんて,ノー天気なことを思っていた。ああ・・・・恥ずかしい。今となっては,穴があったら入りたい・・。(^^;

そのときの友達は,夫婦仲良くテニスをしたりして,楽しく暮らしているらしい。たまに実家へ帰ったときに会うこともあったが,学生時代とは全く変わってしまって,なんだかとってもかわいい奥さんになっていたっけ。今では年賀状のやり取りだけとなっているのだけど。