日,暮らし

明日は明日の風が吹く。

「サマータイムマシン・ブルース」

2007-06-18 | 映画もまた楽し
先日,何気なくBSをつけたら,ちょうど映画の「サマータイムマシン・ブルース」が始まったところだった。田舎の大学のSF研究会。夏休み,男子会員5名は,SFそっちのけで,野球で遊ぶ毎日。ある日,野球をして部室へ帰ってきたとき,ひょんなことから,クーラーのリモコンを壊してしまった。うだる暑さの中,翌日,部室に現れた奇妙な物体・・・そして,実はそれはタイムマシンだったのだ。ということで,タイムマシンに乗って昨日へ帰り,壊れる前のリモコンを取り戻そうとするのだが・・。

映画館で新作上映していたとき,見たいなと思いながら果たせなかったので,慌てて録画ボタンを押す。なんせこれから仕事へ行くという日だったもので・・・。

後日,見る。最初は,なんせ始まりが一部録画されてなかったりしたので,実は頭が???となっていたのだけど,そのうち筋が見えてくる。撮影の舞台となった大学は,某神社でも有名なZ市にあるS大学。こんなにきれいなんだと知る。緑が美しい。ひなびた町並みも,こうして見ると,とってもすてき見える。

大学時代のサークルの,大人から見たら本当にばかばかしいような,いったい何をしているんだと言いたくなるようなことも,あれもこれもみんな青春。マドンナとも言える写真部員の上野樹里も,一応?主人公の瑛太もいいけど,周りの男子SF研部員が楽しい。真面目な佐々木蔵之介もいい。瑛太と上野樹里の恋の行方も気になるけど,それはそれ・・なんていうか,大学時代ってこんな風だったなと思ってみていた。

で,休みの日に,偉く退屈そうにしていた息子に見せた。ゲームにもあきたみたいだったので。初めは,なんせ最初の数分が切れているし,わけ分からんとぶつぶつ言いながら見てはいたが,そのうちおもしろくなったみたいで,最終的には,結構ツボだったようだ。タイムマシンに乗りながら,でも昨日じゃなくて,本当は中学3年に戻って人生やり直して~とか叫ぶ若者に,激しく同感していたりして笑ってしまう。

まだまだ,人生だって,青春だってこれからだよ>息子。楽しく生きてくれと切に思う母。

最新の画像もっと見る