思い出に浸る

旦那の引っ越しがあるので，休みになると単身先へ行っている日々。３年間，たまりにためた物が山のようになっていて，片付けていたと本人は主張するのだけど，古い日本家屋の部屋には物があふれかえっている。毎回，こちらに帰ってくるたびに，いろいろと購入していたのがたまりに溜まっているのだもの，仕方がない。家にあったはずの大皿が台所にあったりして，ここで宴会もしていたのだから，そりゃ物も増えるというもの。

先日も日帰りで行ったとき，疲れたなぁ・・と思いながら黙々と片付けていると，旦那が「大抵は奥さんがちょこちょこ来て片付けているからだ」と言い出すので，この３年間，ずっと子供が受験生で，大体旦那のほうが帰ってきていたのだし，最初のころに帰ってこられなかったとき，私がわざわざ行ったとき，あんたは一体何と言ったか，今になったら忘れたのかぁ・・・と，ここまででかかったが，その日は日帰りなんで帰らないといけないから，ここでまた文句を言っても疲れるだけ・・と黙る私・・・

そんなこんなで，旦那の引っ越しも正念場。この週末でなんとかしなければ・・・。

というわけで，先日は息子も連れて久々に実家に行った。旦那の単身先の家からは車で２０分なんで，夜は実家に泊まって妹たちとおしゃべり。

今小学校の姪たちも，いろいろお稽古事とかで忙しそう。さすがに今時の子で，防犯用の笛を持っているとか，今時の小学生事情を聴く。

私も行った小学校は，子供の足で徒歩３０分というところ，約１．５㎞。小学校低学年のときは，ただ長かったという思い出が・・。で，ひとしきり小学校のころの話をしていたら，母が，「そういや昔，あんたが小学校の２年生のとき，学校で熱が出たからということで，担任のＡ先生が，『○丸さんに寄って，△□の娘ですと言って診察受けて，薬をもらってから家に帰り』と言ってお医者へ寄って帰ってきたことがあったなぁ・・・」と言う。で「今だったらとんでもないだろうね。」と

学校から歩いて５分くらいのところにお医者さんがあって，そこで親の名前を言って診てもらってから帰ってきたということ。で，そのころ，田舎だったし，まだ電話も呼出電話（今の人は知らないだろうなぁ・・）だったから，それも全部私が親に言ったことらしい。で，熱が下がらなくて，次の日はいつもかかっているお医者さんに往診を頼んで・・・と。

２年生ころの思い出はたくさんあるんだけど，その記憶は全然なかったので，聞いてびっくり。そんな時代だったといえばそうだし，子供なのにちゃんとそういうことをしたというのも，我が子だったらできたかなぁ・・なんてことも思う。

親は，「昔の先生は，本当に先生の言うことは絶対みたいなところがあったし，親も先生に文句を言うなんてことは考えなかったからね」などと言う。それだけ先生に権威があったということかな。まあ，自分としては，そのＡ先生はただ怖かったという思い出が大きく占めているんだけど・・・。

咲いた咲いた・・・

今日は息子の合格発表の日。この週末は旦那の引っ越し準備に行っていたので，なんとなくどよんとしている。息子は，受験のときに一緒に行った子と一緒に見に行くので・・・というので，一緒に乗せていく。

息子たち・・・テンション少々高い

駄目かも・・とか，１人だけ受かっていたら辛いよなとか・・母だって辛いぞ。その子，どっちかだけ受かっていたら歩いて帰ります（徒歩だと約１時間程度）などと言うので，「いやいや，どうあっても責任持って連れて帰りますからね」と。

で，学校へ。駐車場に誘導通り進んでいくと・・・「あっ，まずい鼻血が出た」との声が・・・。息子の友達，鼻血出してました。それも・・・結構大量（＾＾；夕べも出たそうで，なかなか止まりません。車にあったティッシュでなんとかふいて，しばらく静かにしていて，落ち着いたところでトイレへ連れて行く。「大丈夫？？」と言っているところへ・・・向こうから歓声が・・・。

ちょうど発表だったようです。息子は，「車の中で待ってて」と言って２人で見に行き，仕方ないなぁ・・と駐車場へ戻ったものの・・・メール来ないし，帰ってこないし・・・。

で，やっぱり見に行くと・・ありました合格です～で，一緒に行った友達も，一緒に受けた数人の知り合いも皆合格ということで・・・よかったよかったと一安心。

行くまでは，無理かも・・とか，私立だったらS高校に・・とか弱気発言していたんですが，もう後はハイテンションではじけまくりでした

これから，学校説明会，制服採寸，教科書購入と・・・お金が飛んでいく。もし私立に行ったら払うはずだった十ン万円の入学金。払わなくてすんだから，○○買ってくれと息子は言うのだけど，しかしやっぱりお金，要りますよ。

少しは親の懐も心配してくれ～と思う今日この頃。まあ，うれしい悲鳴ということで

卒業式

息子の卒業式。朝起きてテレビの天気予報をチェックすると・・・寒いでしょうって。おまけに晴れているのに雪のマークが・・。せっかくのフォーマルウェアが・・・なんて，ほんとは大したことありません。これで（どこへ行くか知らんが）高校の入学式も行く予定の地味～な紺のスーツ。それにしっかりとホカ○ンをはりつけていざ出発。

友達としゃべりながら学校へ。この友達の息子さんとは，ずっと一緒で，何かことあるごとに頼りにしていたんだけど，よくできる息子さんで，うちの子よりもず～っと難しい高校へ行くので，これから先，「今日は何時に帰ってくるん？」とか「明日は何時に行ったらいいの？」なんてことが聞けなくなるのが一番の痛手かも

そんなこんなで卒業式。入学式のときは，部員も少なく，正直しょぼかった吹奏楽部だったけど，熱心な先生が替わってきたせいかどうか，部員も増えて，コンクールでもよい成績を残すようになり，とても力強く，上手に演奏している。やっぱり，中学，高校の部活というのは，なんといっても顧問の先生の力によるよなぁ・・と，息子の部活を思い出す。

卒業式は，まあ，卒業式です。こんなもんかなぁ・・。涙うるうるとなるか・・と思いましたが，じ～んとしたところはあったけど，涙が流れて・・というところはなかったかな。答辞で，宿泊学習へ行って，夜のキャンドルサービスの後で親からの手紙を読んで涙が出たと読んでいるところも，「そういや，息子は体調が悪くなって，途中で連れに行って，その手紙も家で読んだし・・」なんて思っていた。ちなみに，息子もそこを聞きながら，「でも，自分家で読んだし・・」と思っていたそうな（笑）

入場しているところをカメラ向けたら，シャッターじゃなくて，電源押してデジカメが終了したり，出るところを撮ろうとしたら，押したら目の前を人が通ったりと，相変わらずカメラとは相性の悪い私。

それでも，最後，外へ出て，雪の舞う中，担任の先生と子どもたちをたくさん写した。終わってみれば，まあ早く過ぎた３年間。先日息子も，ぽろっと，「３年間早かったなぁ・・」としみじみ言っていた。

正門から外へ出て解散なんだけど，娘のときは，出たとたんに，金髪のお兄さんやらお姉さんが待っていたり，学生服を脱いで私服に着替える子がいたり，先生もさっさと正門を閉めたりという，考えたら結構怖い卒業式だったんだけど，今回は，和やかに，正門の前で先生と写真を写したり，友達と写真を写し合ったりという，よく見る光景。

息子は，帰るとご飯を食べて早速友達と遊びに出かけてしまいました。


卒業式では，１人１人名簿を読み上げるのだが，やはり何人かは欠席の子がいる。保健室登校やら，不登校の子もいるのだ。小学校の卒業式に出られなかった娘を思い出して，その子たちのお母さん，お父さんは，どんな気持ちでこの卒業を迎えたのかなと，そんなことを思う。

無駄に過ごしたと思うような過ぎた時間

今となっては，娘が小学校の時の不登校というのも，よい経験になったのではないかと思えるし，浪人生活だって，あれはあれでよい経験ができたと思える。何もかもスムーズに事が運んで，どうしてあんなふうな人生を送れるのだろうと思うような人から見れば，それはずいぶんと無駄足で回り道のように見えるかも知れないだろうが・・。

となんとか言えるのも，それは，今はそれなりに，すんなりと事が運んでいると思えるからだろう。まだ不登校の状態であったり，学校年齢は過ぎてもなかなか外へ出て行けない，何年も先の見えない浪人生活なんて人は，そんなことはとうてい言えないだろうな・・・と，不登校で自宅に放火，赤ちゃんが焼死というニュースを見ながら思う。

ニートや働かない若者についての討論会のようなテレビを見ていたとき，今はそこそこ成功している人が，昔はいかに貧乏だったかという一種貧乏自慢とさえ言えるような話をしつつ，しかし自分には夢があったからそれは苦にはならなかったと言うと，聞いていた人が，「それはあなたが今，一応成功しているからそういえるのだ」と言ったことを思い出す。

今の自分の状況が，満足いくものであれば，何もかもオーケーだし，そうじゃないとすべての根元はそこにあると思って，そこからなかなか抜け出せないのではないのかな。

そうなると，すべて人間，心の持ちようということになるかもしれないけど。

中学生の事件があるたびに，なんとかならなかったのか，救いはなかったのかと思ってしまう。

息子も後数日で中学校卒業。寂しいような，少しほっとするような気分。

入試２日目面接

息子，今日は高校入試２日目で面接のみ。午後からなので，朝ものんびりと起きて，夕べから封印を解いたテレビゲームをしている。横顔を見ていると，こんなんで大丈夫なのか・・と不安になる。新聞には入試問題と解答。どう？と聞くと，まあまあ・・・。

早めの昼ご飯を食べてから面接へ。昨日の友だちと一緒に行く。で，車の中で，その子が試験，とってもよくできていたということを知りショックを受けている息子（＾＾；実質倍率は，欠席者がいたようで，下がったということだけど，減ったとはいえ落ちる子はいるので，その中に入らないという可能性はない。だんだんテンションの下がる息子・・・。結構強気できていたからなぁ・・・。

面接終わって，帰ったら携帯を買いに行くことにしているのだけど，気分良く行けるかどうか・・ちょっと心配。

今日も下り坂とはいえ，天気がいい。「頑張っといで」と下ろして，また何時間かしたら迎えに行くのだけど，どうなることやら。

高校入試

息子の高校入試も本番。というわけで，毎日毎日塾へ行って帰るという日々も今日で終わり・・・という高校入試当日。

実は私・・夕べ，仕事から帰って，疲れていたのか，花粉症のせいか，頭痛がして，夕御飯に食べた物をその後，ぜ～んぶ吐いてしまいまいた。で，ト○レでずっとうなってました

と～っても，苦しかったです。で，頭も痛いし，このまんま明日も治らなかったら，朝だれが息子の弁当作って，学校まで送っていくのだ・・と。体が辛いと，考えることもずんずんマイナス思考になっていきます。息子は「前日なのに・・・」と言いつつも，心配そうに，「もう寝たら」と言うので，息子はまだ起きていたのだけど，寝ることに。

で，起きたら朝５時でした（笑）で，元気でした

弁当作って，息子を学校まで送り・・・帰りにコンビニにへと寄ると，レジの前は人だかりでした。なんだか混んでます。で，キット○ットなんか買って並んでいると・・・外から女性が入ってきて，えらく時計を気にしてます。どうもレジ前に並んでいる中学生を待っていたようですが，なかなか出てこないのでやってきたという感じ。で，なんとか終わって急いで外へ出て行きましたが，あれは受験生を送っていくところでしたね。で，その少年が買っていたのが・・・コンパスでした（笑）

きっと，朝送っていく途中で，「コンパス忘れた」ってことになり，コンビニに寄った模様。時間はまだなんとかあるようでしたが，焦ったろうなぁ・・・とちょっと同情する。何かを忘れると，それだけで焦るもんなぁ・・・。

で，家に帰る途中で，近所の氏神様へ。「どうか受験うまくいきますように」と。

夕方息子を迎えに行くと，まあまあ，ってことでほっと安心。しかし・・・同じ中学から受験する子たちの中で一番内申点が悪いと思われるので，どうなるかは分からない。まあ，取りあえずは明日の面接かな。

帰った息子は，封印していたゲームを出してきてゲームしてます。で，明日は携帯を買ってくれということです・・・。

ごみ拾いの日

某活動で，今日は午前中海岸のごみ拾い。集合場所は，広いグランドの側で，そこではたくさんの子どもたちがサッカーをしていた。何か大会があっている様子。小学校低学年と思われる子も，そこそこ大きい子も，ユニフォームを着て，グランドの周りには，付き添いのお父さん，お母さんがた～くさん。テントを立てて，ベンチ持参で，応援している。今日は天気もよくて，暖かくて，絶好の運動日よりかなという感じ。見ている同じくごみ拾いに来ている知人と，保護者も大変だねぇ・・という話になる。その人の知り合いも息子がサッカーしているんだけど，大抵奥さんが参加するのに，たまたま行けなくて代わりに行くことがあると，たまにしか行かないから，知り合いもいないし，奥さんたちは集まってしゃべってるし，なんとも手持ちぶさたで・・というお話。実を言うと，息子もご多分にもれずサッカーしたいと言い出した時期があって，スポーツ少年団に入らないかと誘われたりしていたが，いかんせん，そういうのに付いていけないというのを自覚している私は，そのうちね・・と言いながら，大きくなってしまった息子・・。あのときサッカーしていたら，今頃どうなっていたかなぁ・・ということを，なんとなくうまくいかなくなったときなど，ふっと考える。まあ，どうにもなってないだろうけど

というわけで，私たちは海岸線の清掃。毎年この時期に市役所主体で行う行事に参加している。去年は台風被害があったので，結構大変だった。今年は，それでもなんでと思うほどやっぱり海岸線にはごみが打ち上げられている。子どもたちを連れて行っていたので，みんなゴミ袋を持って三々五々海岸に散る。

多いのは・・・たばこのフィルター。自然に還らないものは拾うということでやったが，分解しないのだろう，幾つも幾つもある。で，ずっと拾っていると，なんだかむなしくもなってきた。いったいだれが捨てるのだ～という感じ。まあ，沖合を航行中の船に乗っている人なんかが投げ捨てたりするというのもあるだろう。確かに，海を見ながらたばこを吸って，そのまんま吸い殻を投げ捨てる・・・なんて，よくある光景のようにも思えるけど・・・でもね。

ガラスの破片とか，割り箸，お菓子のビニール袋。使用済みの注射器などという危険物も発見。海水浴場というわけではないが，本当に危ない。以前には，ちょっと離れた場所で，医療廃棄物の不法投棄があったということなので，それが流れてきていたのか？？

で，ゴミ袋にどんどん入れていたら，一緒に拾っていた小学生が，「やった～」と言いながら何かを拾った。？？？と思ったら，ルアーだった模様。結構いいやつだそうで，とってもうれしそうだった。で，価値の分からない私だったら，きっとそのまんまゴミ袋入りだったなぁ・・・と思った次第。彼に拾われて，第二の人生を歩むことができて，ルアーも幸せだったかもしれない。

筋肉痛

久々にスポクラへ行った。２月末から仕事が忙しく，学校の行事もあったりして，なかなか行けなかったのだ。で，今回はボディパンプっていう，まあバーベル持ってスクワットしたりするのと，ピラティスのような，なんか体の深層筋を鍛えるというのと，後は歩いて自転車乗ってと，久々に３時間コースで（＾＾；

で，パンプはいつものインストラクターさんではなくて，代わりの方。で，この方が，まあ元気いっぱいで（もちろん，いつもの人が元気じゃないっていうのじゃないんですけどね），若いお姉ちゃん・・・といっても，そこそこ３０かなと思うけど，とにかく，よくしゃべって楽しい。スクワットしながら，１人で笑ってました。で，「この筋肉を意識してやってくださいね」と言われつつやると・・・ええ，やっぱり今朝になって筋肉痛になりました。で，効いてるなぁあ・・・という感じです。

エアロビもしている方なんですが，「やっぱり，こういう筋力を鍛えるトレーニングとエアロビなどの有酸素運動がダイエットにはとってもいいですよ。信じて一緒にがんばりましょうね」と言われると，なんだか，ええ，一緒についていきます～という感じになります（笑）インストラクターさん，すっごくスタイルいいですし，同じように・・とは，とっても思えないんですけど，せめてもう少し筋肉つけて，引き締まった体になりたいと・・・卒業式の洋服が入らないよ～と思いつつ願う今日この頃・・。まあ，一週間に１回行くだけでは駄目なんですけど

結婚記念日

３月になっていた。２月は２８日しかないから，早い。なんせ逃げる月ですし，３１日ある月と比べたら３日も少ないから，なんとなく損をしたような気分になる・・・ことはないかな（笑）

携帯電話の通話料は月末引き落としなんだけど，昔，娘がなんでかたくさん使っていて電話料がえっという金額になってて，残高が足りそうにないので，お金入れとかなきゃと思っていたのに，２月が２８日しかないのにうっかりしていて，気がついたら３月。で，残高不足で引き落としできませんってことがあったなぁ・・・
３月になると，毎年思い出す・・しょうもないことを（笑）

朝，目が覚めたとき，あっ，今日は３月２日だ・・と思った。で，そうだ，今日は妹２の誕生日だと思って・・・そうだそうだ，おまけに私ってば，今日が結婚記念日だったんだ・・と思い出した。娘がもう成人式過ぎたから，結婚してから２０年以上たつわけです。つい先日のことのようなのに・・・って，これはだれもが言うせりふ。つくづく，子どものときの１年と大人になってからの１年とは，時間の長さが違うなと思う。時間だけはあると思っていたあのころ・・・。