日,暮らし

明日は明日の風が吹く。

OB会

2007-07-30 | 日々の生活
先日,大学のときのサークルの先輩(♀・既婚)が教頭先生になったから,それを口実に飲み会するので来ないかと連絡があった。大学時代のサークルのMLがあって,最初にそこで流れていたのだ。で,どうしようかなぁ・・と思っていたら,同期生からもお誘いのメールが来たので,これはよい機会だからぜひ行こう,久々だし,夏休みだし・・と出かけることにした。

大学を卒業してから,もう20年以上。そりゃ,娘がもう大学生なんだもの,思えば遠くへきたもんだという感じか。卒業して,就職,結婚,子育てと旦那の転勤での転居と,地元を離れてしまったので,だんだん大学時代のことも遠くの世界の話のようになっていた。ところが,パソコンを始めてから,サークルOBによるMLができて,それに入ったものだから,リアルタイムでそんな話が聞こえてくるようになった。で,地元に残っている人も多くて,○○の会をします,なんて告知が流れるときは,いいなぁ・・と思っていたものの,遠く離れて,おまけに子どもが小さいと,なかなか行くこともままならなかったのだ。だから,今回,みんなと会うのも久しぶりなので,とっても楽しみにしていた

久しぶりに週末の町を歩く。ちょうど催し物をしているので,人が多い。こんな時間に歩くことなどないし,おまけに町の様子もなんだか様変わりしていて,自分が浦島太郎になったようだった。

なんといっても,卒業してから20年以上たつし,前回OB会で会った人とも,もう10年は会ってないわけで,ちょっとどきどきしながら行った。で,やっぱり,みんな全然変わっていなくて,一応お約束のように,「変わってないなぁ・・」と言われて,昔に戻ったようだった。

同期生は私を含めて3人だったが,やっぱり「変わってないなぁ・・」とお互い感想を述べるで,多分,それは,きっとある意味,幸せなことなのだろうなと思う。

来るって言ってた人が来られなくなったりして,結局十二,三人だったが,メンバーをよく見たら,教頭先生が3人いて,PTA会長をしているっていう人も2人いて,そして,女の人も,みんな,仕事をちゃんと続けている人ばっかりで,頑張っていて,一瞬自分は何をしているんだと思ってしまった。なんていうか,みんな,ちゃんと根を張って生きているというか,揺るぎない自分があるというか・・・。

終わってから,同期と流れて少し飲んだ。いろんな話を聞きながら,見た目はあんまり変わってないけど,いろいろあった20年なんだろうなと思う。で,所在不明の同期約1名。いったい,どこで何をしているのか・・・。次は,同期がみんな揃って会えるといいねと言って,深夜の町を別れた。

三者面談

2007-07-25 | 日々の生活
高校は,役員もしてないので,年に何回かしか学校へ行くことがない。で,その年に何回かのうちの2回は,成績表を前にしてかしこまる三者面談だ。夏休み前の三者面談(正確には,副担任も同席するので4者面談なんだけど)に行ってきた。

1年生のときには,その席で見せられた成績のあまりの悪さに,くらくらして,これはもう笑うしかないでしょうというくらいだったが,さすがに2年生ともなると,日ごろの勉強ぶりを見た限りでの予測と,事前の情報収集(っていうか,「今回はどんな?」「う~ん,あんまり変わらん」)の成果か,相変わらずの成績に,驚くことなく,ああやっぱり・・と思うだけであった。なんていうか・・・おまえ,こんな成績で大学進学なんて,どの口が言っているんだ・・と言いたくなるようなものだったが・・

しかし,担任(妙齢の理科の先生・♀)と副担任(ベテランの英語の先生・♂)は,なんとか息子のよいところというか,よくなったところ(なんせ,副担任は去年も副担任だったし,担任は,去年も理科系授業でお世話になったらしいので,1年のときの息子を知っているのだ)をあげて,「こんなところも1年よりよくなったし・・」と授業態度などを一応ほめるのだ・・・。先生って・・・大変です

まあ,結局は,そんなに1年生のときはひどかったのか・・・というようなことなんだけど。

しかし,それに対する息子の返答っていうのが,まあ,おまえは小学生か~というような返事であって,母は情けなく,言葉もなかった次第で・・

でも,高校2年の三者面談なんて,正直何を言ったらいいのかって感じで,これは多分,子どもの現実を見ろってことなのかなぁ・・などと考える。親がうるさく言って勉強するなら,とっくにしているよなと・・・。

夏休み中の過ごし方や,進路もそろそろ考えろというようなことを言われて終了。そりゃ,今の成績では,どこの学校名を出してもお笑いだわ・・と,ほとほとと家路につく母。息子はこれから部活だそうだ。

帰りに本屋へ寄って,西原理恵子「毎日かあさん4・出戻り編」を買う。戻ってきた夫・鴨ちゃんとの最後の日々。結局,鴨ちゃんは,最後は幸せだったのだろうと思う・・・思いたい。

視点

2007-07-22 | 日々の生活
自分は,もちろん女であって,2人の子どもの母であって,某氏の妻であり,離れて住む両親の娘であり,妹たちの姉でもあるという存在。旦那が酔っぱらって知り合いを連れてくるときには,某氏の妻であるという立場で物を言うし,子どもの学校へ懇談会に行ったら,もちろん母親として先生と話をする。里帰りしているときは,娘という立場で親とも話をするし,両親と同居している妹たちと話をするときは,もちろん自分でも,姉ながらさっさと家を出て申し訳ないな・・と思っていたりもする。

でも,時々ボランティアでしている某活動で,「女性の立場としてはどう思いますか,女性の目から見てどうか,検討して欲しい」なんて言われることがある。活動に参加し始めたころは,いろいろと考えて,発言したりしていたのだけど,そのうち自分はあんまり女性だからどうこうという目で物事を見てないと思うようになった。うまく言えないのだけど,世の一般的だと言われる女性だったらこう思うだろう,というような見方ができない自分に気が付いたというか・・・。なんか・・・多分に中性的といったらなんだけど,結局,自分はこう感じるのだけど・・というところが,他の女性の見方とは,ちょっとずれているんじゃないかなと思うようになったのだ。

女性だとこう思うだろうとか,こうしたいはずだとか,こんなところに配慮してほしいとか,そういう部分が欠落しているというか・・・。

もちろん,例えば着替えをするときには,衝立をするとか,別室を用意するなんていうようなことだと,私でも分かるのだけど,それ以上の細かい,いろいろな気遣いというものに自分は欠けているのではないかと思うようになってきたのだ。で,私なんかよりも,ず~っと気遣いのできる男性がいたりして,ああ,そうなんだ・・と思うことが多々あって・・。

結局のところ,自分としてはこう思うということが言えるだけであって,女性を代表して発言しろなんてことには,責任が持てないということに,今更ながら気が付く私・・・。

で,女性の目で見て・・ということを要求してくる人たちって,いったいどうしてそんなことを言うのだろうかと思う。男性がやりづらいことは,女性だってそうだろうと思うし,それ以上でも,それ以下でもないんじゃないかなと・・・そんなことを思う私には,結局は,デリカシーってものがないってことなのかもしれない・・ああ・・・

自分ではしないと決めているが・・・

2007-07-21 | 日々の生活
今朝,旦那を車で送っていった後,ガソリンを入れようと走っていると,前をとろとろと走る車があった。同じ方向へ行っているので,仕方なく後を付いて走ること数キロ,何か変だと思っていたら,途中で気が付いた。この人,携帯電話で話をしながら運転している・・・・おまけに,もう一方の手には,あれはどうみてもたばこが・・・。

20歳代かと思われる女性。車の中は1人。

携帯電話で話しながら運転している人は,後ろから見るとよく分かる。少し体が斜めにかしいで,もちろんどちらかの手は耳に近づいているし,そして,なんとなく車の流れがたどたどしいというか,ぎくしゃくしている感じがする。微妙に流れに乗ってないというか・・・。

運転中の携帯電話,禁止なんですけど・・・。

運転中,もちろんかかってくることもある。思わず出てしまうこともある・・・と思う。でも,それなら運転中だからと言って切るとか,路肩に止めて話したらいいと思うが,このお姉ちゃん,私が気が付いてからも延々2キロはそのまんま話し続けていた。私が途中でガソリンスタンドにと曲がったときも,まだそのまま話し続けていたなぁ・・・。あのままどこまで行ったやら・・・

若い人に限らないかもしれないけど,自分が法律なんだろうなぁ・・と思うような人もいる。自分が,今よりもうちょっと若いころのことを思うと,穴があったら入りたいようなこともあったし,記憶から抹殺したいと思うようなこともあった。でも,いろいろと失敗して,恥もかいて,周りのことも見えてきて,だんだん大人になるんだろうな・・・。で,多分,ちょっと早いか,遅いかだけの話で・・・(って,一生分からない,幸せな人もいるのかもしれないが)

まあ,運転中,携帯電話で話しているのって,別に若い人に限らないんだろうけど・・・ね。

比べるのは,昨日の自分

2007-07-20 | 日々の生活
言い訳しながら書くのもどうかとは思うけど,別に,そこそこの年になったら結婚して,子どもを産んで育てて一人前だ,と言っているのではない。それが普通だと言いつのるわけでもないし,子どもがないことがいけないと言っているのではないが。

結婚をしないとか,しても子どもがいない人がいつまでも若々しいのは,ある意味当然ではないのかと思うことがある。自分に根性やら,やる気が(たまにしか)ないし,オシャレをするだけのセンスと気力がないので,ひたすらおばさん街道をまっしぐら~の日々。近々,大学時代のサークルOB会があって,かれこれ7,8年ぶりにみんなと会うのだけど,あのころと比べてもずいぶんとおばさんになってしまったと思う日々。仕事に行くときには,そこそこきちんとして行くのだけれども,昔読んだ「OL進化論」ではないけど,戻り方が甘くなっているぞって感じの自分(笑)

で,旦那の弟夫婦は子どもがないし,共働きだし,奥さんは自分の趣味も持っていて,いつ会っても昔のままというか,結婚したときの印象のままだ。(自分では太ったって言っているけど,そんなことはない)

なんというか,比べるものは,昨日の自分だけなんだろうと思う。(それか,配偶者か。)

パソコンの前に座ってゲームをしたり,ソファに寝そべってテレビを見ていたりする子どもを見て,ああ,大きくなった,あんなに小さかったのに・・と思ったとき,時間の経過というか,自分もそれだけ年を取ったということを感じるのだ。

だから,おばさんになってもいいとか,どうでもいいとか言うんじゃないし,だからこそ綺麗にしていて,いつまでも若々しいって言われる人もいるとは思うんだけど・・・なんていうか,子どもがあんなに大きくなってしまったんだもん,自分が年相応に見えても仕方ないっていうか,あきらめというか,そんな心境になるのかもしれない。正直・・・若いですねって,本当にほめ言葉なのかどうか・・。

なんてことを,弟の嫁さんはいつ見ても変わらないなと言った旦那の言葉を思い出して考えている。

でも,本当の本当は,ジムへ行く根性がなくなっている自分に言い訳しているだけなんだと,頭の隅のどこかでは分かってるんだけど・・。

身の振り方

2007-07-13 | 日々の生活
自分が,そのうちに,だれからも必要とされなくなったときにどう生きるか,そのために今があるのだろうと思う。そのために,今をどう過ごしたらいいのかということか。
だれかのための私ではなく・・・。

古里は・・・

2007-07-03 | 日々の生活
先日,旦那が急に思い立って,旦那の実家がある町へ行こうと言い出した。先日,お泊まりで,とあるお祝いの会へ行ったとき,泊まったホテルを出て帰る途中,通りがかりに見た食べ物屋さんが,とってもおいしそうだったのに,時間が早すぎてまだやってなかったのが,心残りだったとか。最近,仕事が立て込んでいて疲れていたので,おいしいものでも食べて元気をつけたいと思ったみたい。

土曜日,午前中は,私が所用があったので,それが終わってから急いで出かける。息子は試験期間中で,友達と勉強するからと出かけていて夜まで帰らないので,御飯の心配はない。高速道路で2時間弱。着いたときには,昼ご飯には少し遅かったけど,旦那念願の鰹のタタキ定食を食す

鰹のタタキ定食なんて,どこでもありそうなものだけど,旦那にはやっぱり生まれ育ったところのが一番で,で,確かに,おいしいのだもの,仕方がない。魚屋さんがやっているという食べ物屋さんで,刺身定食とか,もちろん煮魚も,ウナギもある。食事が終わって帰りには,そこの魚屋さんで,タタキと,それとウツボの切り身を買う。ウツボは,唐揚げにするとおいしいらしい・・・見た目はちょっとグロテスクだけど・・・。

昔,旦那の母がまだ生きていたころ,子どもたちを連れてよく行った公園に寄る。あのころ,まだ細く小さかった木々が,数年のうちに大きくなっているのを見て,それほど時間がたったのだということを感じる。子どもたちも,もうついてくることもなくなったし・・・。

高速道路往復ン千円を使って,タタキ定食860円×2人分を食べに行くなんて,考えてみれば贅沢な話だけど,でも,こういうお楽しみも,たまにはいいかなと思う。で,旦那の古里も,親が亡くなってからは,帰るところではなくて,行く場所になってしまったなと。

高速道路での帰り,途中で下りて温泉へ入って帰る。山の中の温泉。夕方だったせいか,近くに住んでいる人が入りに来ているようで,静かで綺麗な温泉だった。