『おさるのジョージ』において、大人は子どもの間違いや失敗を一切責めない。それは、そういった経験の積み重ねが本人の成長に繋がること、そこで子どもを責めても本人の成長の妨げにしかならないと知っているからではないか。
ゴールは成熟した大人になることであり、子どもはその過程の期間なのだ。
いじめ後遺症についてのドラマは『海底の君へ』が初めてだったかもしれないが、漫画なら大今良時『聲の形』という傑作があった。“加害者のその後”という点でも画期的。いじめられて自分は人外だと思い込まされたすべての子供には谷山浩子『よその子』を。世界を焼き尽くす憎悪が自分をも燃やす。
はめるべきピースがかけたままで、いつまでたっても仕上がらないパズルのような。
昨日の懇親会で「真実は常にひとつ」だったか、演説をぶたれた方がおられたと記憶しているが、歴史学とは「起こった出来事の事実」はひとつだが、それを「どう受け止めるか」=「真実は多様」と考える学問である。これを履き違えているのは、正直いただけない。史学概論を学び直すことをお勧めしたい。
つまりその「事実」にどのような立場で接するかで、その人にとっての「真実」は変わってくる。我々歴史研究者も、史料から浮かび上がってくる「事実」を確定させた上で(この段階でも解釈が入るのだが)、それにどの側面から光をあてるかで、異なる議論を打ち立てるわけだ。
この異なる観点に着目する、ということで、生み出されるのが学説ということになる。ただし、新しい学説が出されたかといって、かつての学説が完全否定されるわけでは必ずしもない。違う側面に着目して論じることで、実態に近づこうというのが歴史学なのだから、両説が同時になりたちうるわけだ。
このシーンに至るまで羽柴秀吉の名前がまったく出てこなかった流れ、秀吉が如何に全国的にはノーマークな男だったか…がわかるというか、同時代感あってワクワクする。 #真田丸 #丸絵 pic.twitter.com/6fNSRPNMAj
冤罪が晴れても、これからどうやって生きていけばいいのかわからない梨江子。海辺のカフェの店主綾乃もわからない。
生きるって答えがないから終わりなく続く。
でも梨江子は美緒の救いになろうとするはず。そう思いたい。 #逃げる女
逃げる女、オワタ……今までみたドラマの中で一番好きかもしれん……ラスト5分までどーなるか分からないなんてすごいシナリオだと思う。終わり方も、ベストとは言えないかもだけど、つらいことばかりの中で救いのあるオチだった。本当にパン屋さんの存在が救い。水野さん幸せになれ……
#逃げる女
料理上手な人のブログ写真を見ながら、こんな奥さんだったら旦那さんは嬉しいんだろうなと思う・・というか、こんな奥さん欲しい。自分にないのは盛りつけのセンス。まあ、それだけじゃないけど。