日,暮らし

明日は明日の風が吹く。

危機管理とかなんとか

2006-06-29 | 日々の生活
なんだか怖い世の中になって,何が起こるか分からなくて,そして何が起こっても不思議でないような気がする今日この頃・・・。

つい先日の東京の女子大生誘拐事件。最初にテレビのニュースで,警察から出てきてインタビューに答えている親子の姿を見て,なんで??と思ったのですけど,結構テレビに出ていた親子なんですね。全然知りませんでした。テレビで,私ってこんなにお金持ちです~というような番組があって,それにも出ていたとか。もしかしたら,私もどこかで見たことがあるかもしれません。でも,そんなん見たら,ひょっと,さらって身代金取ってやろう,と思う人も出てくるのでしょう,怖い話ですが・・

時々,いつも何十万も持ってますって,テレビに出ている人がいますけど,それを見ながら,「ひょっとおそわれたらどうするんだろう」と人ごとながら心配になることがあります。すごいなぁ・・と思って見ている人だけではないでしょうし,そんなん出たら屈強なボディーガードでもつけておかないと危ないかも知れませんね。お金持ちって,ひっそりとお金持ちをしてないといけないかもしれません。

そういや,世界第2のお金持ちの方が,一位のビルゲイツ氏の慈善団体へ4兆円ほど寄付したとか。お金って,あるところにはあるんだなぁ・・と思います。その方は,新聞配達から身を起こして投資家として成功したということで,社会から得たものは社会へ返すと言われたとか。親の財産を当てにしてはいけないということのようですね。財産家の方が亡くなってから,子供がその遺産相続を争っているという話を聞くと,なんだかなぁ・・と思います。自分に残すような財産はたいしてないから,そう思うのかも知れません・・・。

お金って,なくては困るけど,ありすぎても困るものかもしれません。

とはは言いつつ・・・宝くじが当たったらうれしいなぁ・・って思うんですけどね

リセットすること

2006-06-25 | 日々の生活
奈良の高校1年生の自宅放火事件。「すべてなくしてしまいたかった」と,新聞記事には書いてある。また,ゲームのリセットボタンのように・・・と言われるのだろうが,でも,そんなこと思うの,だれだって思っていることだと思う。この子だけ思っているわけじゃない。

人生,何年も生きていたら,リセットしたいことなんて,幾らでも出てくる。後悔することやら,やり直したいことなんて,後から後から出てくる。今の私にとっては,子育てなんて,その一番の願いかもしれない。もう一度子育てし直したら,もしかして,もっとかわいく,優しく,親を思って,勉強もできて,スポーツもできる子になっていたかもしれない・・・なんて,無理ですね私の子ですから,やっぱり同じ事だったでしょう。それでもたまに,「あのとき,もうちょっと机の前に座らせていたら,今はもう少し・・・」なんてぐじぐじ考えることはあるのだけど。

人生やり直すなら,何歳からやり直したいか・・という話がたまに出ることがあって,そのとき,例えば高校生からだとか,小学生からだとかいろいろと出てくることがある。私もそう問われたら,高校生かなぁ・・なんて,返事をしたりするが,しかしよく考えてみたら,楽しいこともあったけど,未来が見えず,どこの何者になるかもしれない,一歩踏み間違えたらとんでもないところへ進んでいたかもしれない・・・そんなこともあったわけで,人生やり直すと言っても,単純に楽しいことばかりもう一度というわけではない。これをもうちょっと頑張れば,その先は明るいよなんてことが分かっているわけでもなくて,そんな時代をもう一度と言われると・・・今で十分だわと思う。

これから先だって,自分にできることはまだまだあるし,気持ちがあれば,やりたいことをすることだってできると思っている。だから,失ってしまった過去よりも,まだ先にある未来を楽しもうと思う。例え18のときよりも,先は短くなっていても・・・。

高校1年生男子

2006-06-23 | 日々の生活
どしゃぶりの雨の中,夕方近所のスーパーに買い物に行った。雨が激しいせいか,いつもより人が少ない気がする。あれこれ買っていると,ふっと男の子と目があった。思わず,「あれ~,Aちゃん!!」と手を振ってしまった

・・・えっと,息子の同級生A君でした。今は,息子とは違う高校へ行っている。向こうも気が付いて,にっこり。知っているときより,背が随分と高くなっているが,顔はもう小学校のまんま大きくなった感じ。「元気?(部活)何してるの?」と聞くと,「ハンドボールです」って。で,思わず,「大きくなったねぇ・・」なんてアホなことを言って別れました

A君は,息子とは小学校時代ずっと仲良しで,いつも我が家で一緒に遊んでいた仲間の1人。仕事から帰ると,よく4,5人でゲームして遊んでいた。息子の友達は,どういうわけだか,3人兄弟の末っ子というのが多くて,いつまでも組んずほぐれつ,きゃあきゃあと遊んでいた。中学校に入るとそうでもなくなって,部活が違ったり,クラスやら塾の友達と一緒の事が多くなって,A君の話もそれほど出なくなっていたのだけどね。

で,息子が帰ってきてから,「ねえねえ,今日だれと会ったと思う?」とスーパーでA君に遭遇して話したことを言う。すると,息子が,「お母さんのことなんか覚えてないよ,きっと」・・・え゛~そんなことないよ・・・。と,それを聞いていた旦那が・・・「きっと,今日知らないおばさんが話しかけてきたなんて言ってるぞ」と

まあ,そんなことはないと信じていますが,しかし,確かに夕方のスーパーでおばさんに話しかけられるのって,今時の高校生は,ちょっと嫌かもねでも,私にしたら,背が高くなり,大きくなっても,やっぱり我が家で遊んでいたA君なんだよねぇ・・。

奈良で家に放火して捕まった高校一年生の男の子。そこにどんな事情があるのか,それはもう分からないし,推測でしかない。逃げ出して,お腹が減って,公園で寝ている姿,それは,知らない人にとっては,もしかしたらただ怖いだけかもしれないけど・・・でも,その子を思うとき,なんというか,まだ子供なのに,という気持ちが捨てきれない。いったい,どこでどう間違ってしまったのだろうと。

「ホテル・ルワンダ」

2006-06-21 | 映画もまた楽し
今年の初めころ,いい映画なんだけど商業ベースに乗れないのか,日本で上映予定はなかったけど,多くの人の署名で上映が決まったという「ホテル・ルワンダ」。どんな映画だろう,見てみたいと思いながら,地方都市ですからやっぱりビデオじゃないと無理なのかな・・・と思っていたが,やっと映画館で見ることが出来た。

1994年のルワンダの内戦での物語。内戦は,ツチ族とフツ族の殺し合いとなり,多くの人が虐殺されたということで,恐ろしい映画だとどうしようと思っていたが,しかしそういうシーンは,ないことはないが,それが強調されるということではなく,いかに主人公である外国資本の四つ星ホテル支配人ポールが愛する家族と,そして逃げてきた多くの難民を救うかという物語。本当に,知恵を絞って,袖の下も使って,きれい事ではない,生き抜くということを見せてくれたと思う。

ツチ族とフツ族と言っても,昔植民地の時代に当時の宗主国が自分たちの利便のために区別したというもので,ルワンダの人間として,そこにどれだけの違いがあったのかは,分からない。

主人公のポールは,ツチ族とフツ族の対立が激しくなってきていても,和平条約が結ばれたし,国連軍もきているから大丈夫だとを思っていたのだが,しかし現実はそんなものではなかった。希望を打ち砕くような現実。ツチ族への激しい攻撃。自分はフツ族だが妻はツチ族であるポールの苦悩。家族を殺すわけにはいかないと,なんとか生き延びる方法を探るのだが・・・。

先日も「ナイロビの蜂」を見て,アフリカの現実をまざまざと見せつけられたと思っていたが,この映画もやはりアフリカの歴史。今現在は,また状況が違うのかもしれないが,しかし,まだ10年,残る傷跡は大きいと思う。内戦の取材に来ている記者が虐殺のビデオを撮ってきたが,「この映像を世界に流しても,世界の人々は‘怖いね’と言ってディナーを続ける」とポールに言う。

不勉強で分からないが,ユニセフか難民事務所か,孤児を救出するアーチャーという女性がいた。あわや命が・・・という場面もあったが,最後まで自分の使命を果たして頑張っていた。こういう映画を見ると,こうして映画を見るだけの自分にいったい何ができるんだろうといつも思う。でも,ただ忘れないということだけでも,意味があると考える。そして,いつか,何かできるときに,例え小さな一歩でも踏み出したいと思う。

そうそう,クレジットがなかったけど,一応その四つ星ホテルの社長でジャン・レノが出てまして,前知識がなかったので,ちょっとびっくり。

「ブロークン・フラワーズ」

2006-06-17 | 映画もまた楽し
土曜日の夜。特に予定はなくて,せねばならない仕事を横目にネットをしている。

息子は塾へ行って,旦那は食事の後,BSでやっている美空○ばりのテレビを見ている。録画しながら見ているのだけど,アナウンサーが「・・・これから3時間半の間・・・」と言うと,私の顔を見て,「3時間半もあるって・・」と,どうみてもうれしそうに言った。ええ,どうぞ,見てくださいまし。週末くらいしかのんびりテレビ見られないですからね。私,本当は今日は「ホテル・ルワンダ」を見に行きたかったのです。で,一応お誘いしたんですけど,ちょっと重い話だと思ったのか,「週末ぐらいはのんびりしたいから・・・」って言うんですわ。はいはい。3時間半,のんびりと美○ひばりでも見てくださいという感じです

映画に行きたくなかったのは,これを見たいが為だったのでしょうか。「映画見てきたら」とか言うんですけど,別にいいわって感じになりました。もう時間過ぎたし・・。

「花よりもなほ」とか,「ダヴィンチコード」とか,見たい映画があるんですけど,上映時間の関係で,なかなか行けてない。そういいつつ,先日は,「ブロークン・フラワーズ」を見てきました。主人公のドン(ビル・マーレイ)は,もういい年で財産もあるんだけど,なかなか女性との付き合いが続かない。そんなドンのところに,差出人不明のピンクの手紙がくる。そこには,「あなたと分かれて20年になります。息子は19になります。あなたの息子です」とある。友人に乗せられて思い当たる4人の女性に20年ぶりに会いに行くのだけど・・・。

息子と会えたかどうかはなんとも言えませんがしかし,会うことになる4人の女性の態度は,ほんと様々で・・・

なんというか,ビル・マーレイです。「ロスト・イン・トランスレーション」にしても,これにしても,私の印象は,なんだか寡黙な,哀愁をたたえた中年という感じですが,「ゴースト・バスターズ」とか「チャーリーズエンジェル」なんかにも出てるんですよね。

この映画,見終わった後で,ああすっきりって感じでもなかったんですが,まあ,年取ってくるといろんなことあるよなとか,あのときこうしたら今はどうなってたかなとか・・・いろいろと思うんだろう。

今朝テレビ見てたら,漫画家の西原理絵子がインタビューに答えていて,「今が一番いい。若いときは自分のことばっかりしか見えてなかった。」ということを言っていて,化粧気のないような顔なんだけど,つやつやしていて,実生活はいろいろとハードボイルドと思うのだけど,充実してますって感じだった。この人の漫画って,読んでいて,結構きついときもあるんだけど・・・。
「毎日かあさん」買おうかな。

迷惑メール

2006-06-15 | 日々の生活
しかし,迷惑メールというのは,よく来るものだと思う。メルアド,どこから漏れたんだ・・とか思うんですけど,考えてみたら私のメルアドって,めちゃ単純で簡素なもんですから,適当に組み合わせたら該当するのかも・・・。で,取りあえずはメールを開いたとき,こつこつと削除して送信者を禁止。もう中身も読まないので,本当に「元気ですか?」なんて,知り合いからメールが来ても,そのまんま削除してしまう可能性だって・・・あるよなぁ・・・・。

先日,とある研修会に行った。それは青少年育成保護条例なんかをいろいろ勉強する会だったのだけど,そこでパソコン研修もあって,今のインターネットの世界で起こりうる困ったことやら気を付けねばならないことをあれこれ教えてくれた。で,警察庁が作ったという啓発ビデオなんかも見た。

中学生の男の子,高校生の女の子のいる4人家族で,ネットから起こるいろいろなトラブル。出会い系でのストーカーとか,オークション詐欺とか,ワンクリック詐欺とか,スパイウェアとか。まあ,こういうときはこうしましょうなんてビデオなんで,中学生の男の子も,高校生の女の子も,まあ素直で,家族仲良しで・・なんですけどね

しかし,ついつい悪い方に考える私。携帯でのトラブルなんて,もっと手に負えなくなるまで子供は親には言わないんじゃないかとか,振込詐欺なんて,ちょっとは身に覚えがあってつい払ってしまうのではないのかとか,出会い系でのトラブルなんて,もっとひどいんじゃないかなとか,警察がこんなに守ってくれるのか・・とか・・・ええと,ちょっとひねくれてます

でも,本当にこんなことになったら怖いのは怖いので,せいぜい子供には,こんなこともあり得るんだということを嫌がられても言わないと・・と思った午後。

今の世の中,ネットがない世界に戻れと言われても無理なので,なんとかうまく付き合っていく方法と,そこに潜む危険性を知らないといけない。何でもアリの世界だから・・・。

「みずうみ」よしもとばなな

2006-06-10 | 日々の読書
私はよしもとばななの熱烈な読者ではない。実は,衝撃のデビュー作「キッチン」にしても,つい最近読んだ。大学生の娘のほうが,まだよく読んでいると思う。なんで手に取らなかったのかと言われても何とも答えようがないのだけど,ただそのときに遠かっただけだ。

なんとなく,彼女の書く主人公は,人生を俯瞰して見ているような印象がある。俯瞰して・・・う~ん,客観的にか。なんだかどろどろした部分をそのままリアルに見せるのではなくて,そんな私がいる・・というような,自分を少し離れてみているというのか・・。

「みずうみ」は,大学院生中島君と壁画画家であるちひろの物語。2人は母を亡くしていて,父とはどちらかといえば疎遠な関係。そして,2人はいつの間にか一緒に暮らすようになった・・なんて書くと,なんだか神田川の世界なんだけど,それとはちょっと違う。

なんというか,一読して,これは喪失した物を取り戻す物語かと思った。中島君のなかなか乗り越えられない過去,しんとしたみずうみのほとりで暮らすミノくんとチイの兄妹。

「人生には必ずいい面があるものだ。悪いことがあると,いい面がきわだって見えるのも,残念ながら確かなこと(P11)」と母を亡くしたちひろは葬式の場面で思う。

今,我が家で取っている新聞に角田光代さんの「八日目の蝉」という連載小説がある。幼いころに父の愛人に誘拐され,何年も連れ回された主人公。数年のちに無事保護されて親元に戻り,今は親元を離れて大学生になっているのだが・・・。

まだ連載途中で今後どうなるか分からないのだけど,幼いころの喪失感というものがその子の人生に与える影響というのは,予想する以上に大きいものだと思う。喪失感・・・実際にだれかに連れ去られて・・ということだけではなくて,愛情を受けられないで育ったというか・・・今いわれているネグレクトか?

人の一生,例えば普通に生きて75年にしろ80年にしろ,年月だけ見ればずいぶんと長いような気もするが,しかし,やはり物心が付くころ・・というのは,一生を左右するんだろうなと思う。大きくなると,大方の人は,自分が幼いころのことを忘れて,まだ何にも分からないから・・と思うのかもしれないけど,そのころのことがその後の一生に大きく影響するのだと思う。なんというか,周りの人の愛情を一身に受けなければならない・・のではなくても,少なくとも自分のことを愛してくれる人がいて,受け入れてくれる人がいるということがその子にとって大事なことなのかも・・と,昼寝をしすぎた,ぼんやりした頭でふわふわと考えている。

よしなしごと

2006-06-09 | 日々の生活
家でだらだらしていると玄関でチャイムが鳴った。下のオートロックではない。何だろうと思ったら,警察だった

何事かと思って出ると,マンションの近所でつい先日強盗事件が発生して,それで聞き込みをしているということだった。マンションから少し行った大きな道を一本超えて,川を挟んで300メートルくらい離れた場所。被疑者は若い男らしい。それも10代の・・・

事件の概要を言われて,で,うちの家族構成は?とか,当日のこの時間(深夜だった)はどこにいましたかとか,何か最近近所で聞いたことはありませんかとか・・・って,アリバイ調べなのか??

で,うちには高校生の息子がいるんだけど,ちらっと見えた聞き込み先とおぼしきこのマンションの部屋番号って・・もしかして,若い男の子がいるところだったりして・・??

当日,息子は確か塾へは行っていたが,その時間にはもう家に帰っていたのだけど・・・いやはや,怖いもんです。新聞によると,被疑者は茶髪で長身の若者だったらしい。その場所は,以前はそこそこ人通りもあったが,近くに大きな道が抜けてからは,寂しい,人通りもあまりないような場所で,私も今では滅多に通ることのないところ。息子も通り道ではない。

夕方帰った旦那と,やっぱり若い男の子がいる家に聞き込みに来たのかも・・と。真実は不明だけど・・。その日も息子は塾に行く日だったのですが,思わずまっすぐ帰ってこいと,こんこんと言いました。寄り道してコンビニで漫画読んで帰ってはいけませんって


人生相談で,人は自分が思うほどは思わないものだとあったが,しかしあの秋田の小1殺人事件を思うにつけ,人は結構他人のことをよく見ているなとも思う。まあ,あの狭い田舎の住宅地だったら,見たくなくても見えるというか,少し自分と異質である他人の生活は,非常に興味のある刺激的なものだったろうが。逮捕,自供してから出てくる近所やら同級生の話を聞いていると,なんだかなぁ・・・と思ってしまう。確かに,悲劇の主人公か?と思っていたのに,一転事件の被疑者となるとそうなるのかもしれないが。

北○鮮に拉致された横田めぐみさんの夫である人のお母さんが,息子に会いに行くという話がニュースで流れている。この人と分かってから,またこの人がメディアに出てから,多分こんな日が来るのではないのかと,もしかしたら多くの人が思っていたのではないのかな。もう高齢,死んだと思っていた息子が生きていた,となると,自分が生きている内に会いたいとなっても不思議ではないと思う。横田さんの御両親のように,早い段階から,拉致されたということで,子供を取り戻すべく戦ってきた人とは,多分心持ちも全く違うのだろう。ただただ,子供が生きて元気でいるということだけがすべてであって,政治的とか,その他の人の気持ちなんていうのは,多分二の次なんだろうなと思う。そして,それをだれも責めることはできないとも思う。ただ,その姿を見るに付け,横田さんの御両親はすごい人なんだなと改めて思う。

でも,水死したと思って葬式もして・・というのは分かるけど,写真も何も処分してしまったって・・・・なんでかなぁ・・。そこがもう一つ分からないんだけど・・・それが風習なんだろうか。


怪しい話

2006-06-06 | 日々の生活
なんだか信じられないような話が現実にあると,何を信じていいのか,どう生きたらいいのかさえ考えるようになると思う。まだ決まったわけではないが,しかし近所の子をあやめたと伝えられる人を見ると,何がいったいこの人にあったのかと思う。そして,同じ人間として,私とその人との違いは何だろうと考えることがある。同じ人間として,そして母親であった人間として。

しかし,世の中は広くて,自分が知っている世間というのがいかに狭いか,ということを感じることがある。もしかしたら,目の前に差し出されているのに見えていないのか,見ようとしていないのか・・・。自分の手の届く範囲の幸せを望むだけでいいのだろうかと思うときもある。何ができるというわけでもないのだが・・・。

とはいえ,時々見掛ける,信仰を伝える活動をしている人たちを見るにつけ,多分この人たちは,幸せを願って活動しているのだろうと思うのだけど,それもまた自分の考えるところとは違っているような気もする。自分の心が疲れているとき,休みたくなるとき,現実から逃げたくなるとき,そっと忍び寄ってくるようなモノには絡め取られたくないというか・・・。

うちのマンションのごみ置き場は,一応倉庫のようになっている。で,マンションの住民の利便性を考えて,ごみは前夜から置けるようになっている。先日,資源ごみの回収があった。新聞紙や本,段ボールなどの紙類だ。で,朝が苦手な私は,夜に置くことが多い。その日も10時過ぎころ,ごそごそと新聞紙などを持って行った。みんな考えることは同じで,結構そんな時間でも置きに来る人は多い。一応倉庫は入ると感知して電気がつくようになっているのだが・・・。

新聞を置こうとドアを開きかけると中から人が出てきた。で,その人は,何かを持って知らぬ顔で出て行くと,マンションと違うほうへ歩いていく。・・・どうもマンションの人ではない。いったい何をしていたのだ・・・と思って中へ入ると・・・人がいた。それも懐中電灯を持って。思わず,きつい調子で「何してるんですか」と言うと,「ごめんなさい,ちょっといい本がないかと思って・・・」って,あんたそれ泥棒やンか。そりゃ,持ち主はいらないから出したんでしょうけど・・・。おばあさんでした,見たところ70前後か。そのごみの中にうずくまっている様子に,なんだかぞっとして,そのまま新聞を置いてドアを閉めましたよ。まだ出す予定の新聞ががあったのですが,怖くて,その後は出せませんでした。

別に何かされるというわけでもないでしょうが・・・。

自分が住んでいるわけではないマンションの敷地内,かぎがかかってないとはいえ,わざわざドアを開けて,電気がつくといっても,しばらくすると消えるわけで,懐中電灯持参・・・たまたまではないですね。計画的です。二度と会いたくないですが,そういう人もいるということ,それは漫画や本の中だけではなくて,現実に自分のすぐ側にいたということがとても怖かった。そのぐらいのこと・・・かもしれない・・現実は,こんなもんではないのだろうが・・

やはり私は,目の前にあるものも見ないようにしているのかもしれない・・。

着信履歴

2006-06-02 | 日々の生活
家の電話をナンバーディスプレイにした。電話帳に入れておくと,かかってきたときにその人の名前が表示される。で,入ってない人は,番号だけ。非通知設定にしている人は,「ヒツウチ」と出る。で,実家はなんでか非通知。番号ぐらい通知にしてよね,非通知拒否にするよ・・・なんて思う。言わないけど

先日修理を頼んだ某メーカー営業所から,修理が完了したのでと連絡があった。はきはきした(ほうの)人だったで,明日には工場から届くと思うが,遅れることもあるので,着いたらまた明日にでも連絡すると言われた。翌日,電話があった。ヒツウチ。実家かなと思って電話を取ると・・・修理を依頼した某会社だった。で,例の無愛想な人のようで,淡々と用件を述べて電話は切れました。昨日は普通の通知電話だっただけどなぁ・・と思いながら,なんとなく電話も無愛想な気がしてしまいました

なんてことはともかく,夕方仕事から帰ると,電話の着信履歴に知らない番号がかかっていた。それも2回も続けて。セールスの電話だと続けてということはないし・・・と思いながら,今日に限って忘れていった携帯電話を見ると,着信あり。それも家の電話と同じ番号です。??携帯にまでかけてくるなんて,いったい・・・それも東京の電話番号です。東京=娘がいる。思わず娘の下宿先の大家さんの番号を確認しましたら・・・違いました。ちょっと最悪の事態を想像してしまって・・・。

で,最近のネットって,すごいですね。電話番号が検索できたりするんですね。多分,電話帳に登録しているものだけでしょうけど。で,急いで検索してみたら・・娘の学校の近くの携帯ショップから。いったい何が・・・って,多分娘が何かあったのでしょう。一応娘が持っている携帯は,家族割引していて,それの名義は私になっているわけでして・・

まあ,午前中の電話でしたので,また何かあったらかかるだろうと思っておりましたら,かかってきまして・・・結局のところ,携帯が壊れて修理をするので,名義人の承諾を・・ということ。有料修理ということですので。で,携帯を貸し出すが,それが壊れた場合は弁償してもらうとか,修理代が幾らだとか・・・。

高校時代に携帯を買ったとき,取りあえず母の名義で,電話代の引き落としもまとめて引き落としているのだけど,娘ももう大人だし,そろそろ別にしてもいいかなぁ・・と思う。こういうときにややこしいし。でも,それでも娘が言わないのは,そりゃ携帯電話の使用料を親の口座から引き落としているからだろうな。

まあ,取りあえず携帯使用料がべらぼうということはないので,取りあえず大学卒業するまではいいかな。で,そのうち番号持って電話会社も変えられることになりそうだから,またそのとき考えればいいかと・・・甘い・・かな