日,暮らし

明日は明日の風が吹く。

「UDON」(うどん)

2006-09-02 | 映画もまた楽し
成人式以来,久々に娘が都会から帰郷。春休みはバイトとサークルの合宿があるからと帰ってこなかった。夏休みも,8月前半は,サークルの合宿が南の島であって,それからまたバイトをしていたのだ。8月も後半になって,どうしようかと言うので,たまには親の顔でも見に帰りなさいと言って帰郷。8か月ぶりとはいえ,驚くほどの変貌を遂げた・・・ということはなくて,相変わらずで,元気そうに帰ってきた。

久々に会うと,毎度のことながら,「サークルもいいけど,学校へ行って,単位を取って,ちゃんと就職して卒業してよ」と言う。娘は一浪しているので,高校のときの同級生で4大へ行った子は,そろそろ就職活動だし,短大へ行った子は,卒業して仕事をしている。あんまり先のことを心配しても・・・と思いつつも,楽天的でお気楽な娘を見ていると,本当に大丈夫か・・・と思う親心・・・。ずっと地元で,側にいたらどうなったか・・・というか,どんなに自分が口うるさく言っただろうか思うと,娘のためには離れていてよかったかなと思う。

そんなこんなで,久々に帰ってきた娘に,映画に行こうと誘って行くことに。「UDON」昔ながらの製麺所を営む父に反発して,一旗揚げると家を出たものの,夢破れ帰ってきた古里で,ソウルフードであるうどんに目覚め,ブームを作り,自分の進むべき道を再び見いだした香介と,その回りの人々の物語。さぬきうどんのおいしさ,奥深さと,それから,うどんブームのもたらした負の側面も描いていて,テレビの宣伝で「95パーセント実話です」と紹介されていたけど,夢物語で終わらない映画だったと思う。で,出てくる人々が,とっても豪華というか,うどん屋の人々は,本当のうどん屋の御主人たちであったり,またあんなところにも,こんなところにも,いろんな人がちょこちょこ出ていて,それからおまけに,さぬき出身の芸能人がこれでもかと出てきていて,それを見るだけでも結構おもしろかった。

で,単純な私たちは,やっぱり帰りに「うどんでも食べて帰ろうか」となりました

夕方,近くのショッピングセンターへ行ったら,食品売り場で,映画で出てきたキャプテンうどんのカップ麺が売られていた。もちろん,ついつい買ってしまったのは言うまでもありません(笑)

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