久々のブログ更新です。
8月に入ってから、育児サークルも夏休みで、母子で過ごす時間の長いこと、長いこと・・・。
そして、息子(2歳4ヶ月)。最近なんだか昼寝もしないよ~。つまり自分の時間も取れずに1日が終わる・・・。
何だか疲れて、息子の寝かしつけと共に寝る。そして息子と共に起きる(←幼児並みの睡眠時間)
これじゃあブログも更新できませぬな・・・。
母子で過ごす1日が長くて、脱マンネリとばかりに、普段は1ヶ月に1,2度顔を出す実家に1週間に1度のペースで顔を出していたこの頃。
またもや実家に・・・と実家の母に電話するや、
(たまたま、その日が実家の方でも用事があったのだけど)
「実家にばっかり頼ってないで。一人で子供を育てられないでどうする!たまには育児の勉強でもしなさい!」
と言われて凹みました。
たまには育児の勉強・・・って。たまにでなくて、24時間育児してるんですけど!
まぁ色々言い返したいこともあったけれど、電話で反論したところでラチがあかないので、聞き流しました。
ウチの母らしいっちゃらしいのですが。なんか今まで頑張ってきた育児を否定された感じがして、口惜しくて、悲しくて。
母としては、娘にちょっとハッパをかけるつもりで言った言葉なんでしょうけどね。
以前、市主催の「2歳児の育児」の講習会に参加したことがあります。
そこで講師の方がこんな風におっしゃられていたのが印象に残っています。
「1人では育児はできません。人は何千年と地域で子供を育ててきました。核家族になって孤立した育児になったのは、長い歴史の中でここ数十年のこと。それはすごい変化なんですよ。それに(孤立した育児に)悩むのが当たり前 なんです。色々な人の協力を得て育児をしてもいいんですよ」と。
以前にも実母から、「1人で育てられなくてどうする!」と言われ、自信を無くしていた自分は、この講師の方からの言葉で、安心しました。
そんなことを、講習会のアンケートにくどくどと(泣き言も多少加え)書いてしまったせいか、後日、市の担当者の方から電話があって驚きました。
「1人での育児、大丈夫ですか?市に育児をサポートする制度もありますので、ぜひ利用してみてはいかがですか?」と。
行政が、ここまでアフターフォローしてくれるとは思っていなかったので、正直驚いたのと、こうして(声が届けば)フォローしてくれるんだなぁと安心したのと。
周囲のママ友なんかに聞いても、週1ペースで実家に帰ったり、逆に実母等(おばあちゃん)が自宅に来て、子供のめんどうを見てくれる、なんて話を聞きます。
実家に帰るときは、そこで子供を祖父母に預けて、自分はリフレッシュする!なんて話も。ねこのすけは、実家に帰ることがあっても、子供をじじばばに預けて自分はリフレッシュ!なんてしたことがなくて、そんな話をママ友にしたら、「えぇ~!」と驚かれてしまったくらい。
なんで、もっと実家に甘えてもいいのかな?なんて思った矢先の実母からの言葉。
思えば、ウチの母は、小学生のときに父親を、中学生のときに母親を亡くしていて、(たくさん兄弟姉妹がいる末っ子の方だから、兄弟姉妹どうしで育ってきたのです)ウチの母自身が親を頼ることなく(頼れず)生きてきたのです。
結婚して、私達子供を育てるにあたっても、核家族もいいとこ。近所に知り合いもいなければ、ママ友なんていう友達もいない(すごーく田舎なので)
夫(私の父)は三交代勤務の工場勤め。
唯一頼れるお姉さんたちも、それぞれの嫁ぎ先で育児におおわらわ。
「お母さんは誰にも頼らず、全部一人でやってきたわよ!」
と、とどめの一句を言われたら、その先、なんも言えねぇ。
なんて、泣き言ブログを下書きしていたら、今日(8/15)の「オーラの泉」の「オーラの言葉」がこれでした↓
戦前の日本の母親は
炊事も洗濯も掃除も
ぜんぶ手仕事
何人も子供を産み 育て
それが当たり前
なんだか色々な意味で、シンクロしてる?
「それが当たり前」というくだり。ウチの母も言いそうだわと。
母の一見キツイ言葉の中にも、愛情はあると思うから、今までケンカしながらも親子でやってきたわけだし。
なんだか自分、やっぱり甘えてるのかなぁ?
昔とちがって、今は娯楽も多く、自分もその醍醐味を知ってしまい、娯楽(自分で言うとブログだったり)ができずにイライラしたり。
娯楽の醍醐味を知らなければ知らないなりに、育児や家事を「それが当たり前」とばかりに没頭することができたのかしら?
ムダな思考がグルグルまわり・・・。
ここのところ、自分の時間が皆無だったせいもあって、すっかり凹み気味のねこのすけなのです・・・
あ、そうそう。
最近のねこのすけ流育児について。
暑い夏。
遊び場所を公園からショッピングモールへシフトして。すっかりショッピングモールづいている息子ねこたろう。
おもちゃ売り場へ直行し、ミキサー車などの「はたらく車系」のおもちゃを持って走り回り、レジへ持っていくあたり。そういう学習能力は高い。
おいおい、「買って、買って!」とねだらずに実力行使かよ!?
レジのおねえさんには、「すみませ~ん。子供が勝手に持ち出してしまって~」とやんわり断り、商品を戻しに帰る母。
それでも息子ねこたろうには、「ダメ」という言葉はできるだけ使わないようにしたい。
そして、使った言葉。「今日は買わないけど、ずっと見ていてもいいよ」
「今日は買わないけど、クリスマスまでそれが欲しかったら、サンタさんにお願いしよう!」
「今日は買わないけど、ねこたろうがそれが欲しいのは、お母さんよ~くわかったよ。お母さん、ちゃんと覚えておくからね!」
3つ目の言葉でわかったのかどうなのか。ちゃんと自分でも陳列棚へおもちゃを戻したねこたろう。
「今日はバイバイだね。今度来たら、また会いに来ようよ」と言ったら、素直にバイバイをしたねこたろう。
子供の全ての欲望を叶えるわけにはいかないけれど、「欲しい」という子供の気持ちを否定するのはちがうような気がして。
「欲しい気持ちは、わかったよ」
と極力「共感した」とか「君の気持ちはわかったよ」という言葉を使うようにしています。
自分の母の厳しい言い方を反面教師にして・・・。