摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

3つのS

2010-03-17 23:07:17 | 気づき
先週末、名古屋でコズミックダイアリーの著者、
柳瀬宏秀さんの環境意識についてのセミナーに
参加してきました。

「名刺を持ってる人はぜひ交換しましょう。
そのかわり、セミナーの感想を送ってください」
と柳瀬さんが言われたので、
帰りの電車の中で携帯に打ちこみました。

今日のお話で一番印象に残ったのは、
言葉の創造の力についてです。
マヤの13の月の暦で惑星のキーワードに
「manifestation」という言葉があります。
manifestationという言葉には、
表明するという意味のほかに
顕れという意味もあり、
「始めに言葉ありき」と言われるように、
言葉に表すことで我々は創造していくのだそうです。

言葉を発することによって、
気の流れが生まれる。
それによって、ものが生まれる(創造される)。
日本には、言霊という言葉がありますが、
いいエネルギーを持った言葉(言霊)を
発することが大切というのは、
本当にそれが実現してしまうからなんですね。

コミュニケーションも
現在一般に認識されているその意義は、
意思の疎通ですが、
本当は創造なんだという話、
深く感じ入りました。

そういえば、市民活動をやっている時、
特に背景の違ういろんな人が集まって何かする際は、
最初にできるだけコミュニケーションをはかると
よりスムーズに事が進む気がします。
あれは意思の疎通を図るのはもちろんのこと、
建築で言ったら、基礎の部分をしっかり作っているんですね。


このセミナーに出た後、
2年ほど前に買ったものの、
ほとんど図しか載っていない部分もあって
よく意味が分からなかった柳瀬さんの訳書、
「マヤン・ファクター」をもう一度見てみたくなりました。

昨日、今日とこの本にざっと目を通しましたが、
何かよくはっきりはわからないけど、
すごいことが書いてあると感じました。
私が顕在の世界で学んできた物理や脳科学で言っていること、
スピリチュアルな分野で実践、あるいは体験してきた
レイキやヘミシンクなどで言われていることなどすべてが
ここに書かれていることで説明できてしまうのでは?
という直観がありました。

それで、やっぱり原典にあたってみたくなり、
アマゾンで中古の英語のペーパーバックを注文しました。
こんな本が今から23年も前に出ていて、
それが欧米で多く読まれていたなんて、びっくりです。


先日あるMLの投稿に、
文化人類学者で環境活動家でもある辻信一さんが
今アメリカでは8割の大人が3つのS
(Soil(土)→自然,
Soul(魂)→スピリチュアリティ, 
Society(社会)→社会性)を
大事にするするようになっていると話していた
と書かれていました。

柳瀬さんが言うように、
まず自然の営みを感じることが大切で、
そこから自然とつながっている自分の魂に気づき、
そうすれば自然に自分と根っこでつながっている
全ての人から成りたっているこの社会を
大事にできるようになるのでしょう。


そんなことを考えながら外に出てみたら、
我が家のような街のど真ん中でも
春の息吹がよく感じ取れました。
街路樹の根元には、はこべの葉が青々と伸びているし、
保育園の庭の桜の枝には、大きくなってきたつぼみが
ぶつぶつとついています。
食卓には、つくしや菜の花が並びました。
自然を楽しむには、とてもいい季節になってきましたね。
(花粉は飛んでますが。。)
これからはもっとそんな楽しみを持てる生活を
していきたいと思います。


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