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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

山に木はある

2021-04-27 19:13:16 | 建築雑談
もうすぐゴールデンウィークですね。

どんだけ楽しみにしてんだか。
でも、皆さんもそれなりにそわそわしてるでしょ。
3密を避けた星空のディスタンスなゴールデンをお過ごしくださいね。

そんなワクワクな中、ギョーカイは現在ざわざわ中でもあります。

山にはこれだけ木があるのに、
材木屋さんには今、いっさい木がありません。

木がなくなるなんて想像したことなかった。

ウッドショックなんて言われています。

どんな状況かっていうのは「ウッドショック」で検索すると結構でてきます。その中ではオーガニックスタジオ新潟さんのホームページにウッドショックのことが分かりやすく記載されていますので、そちらがお勧めです。(なんという他力本願)

それにしても木がなくなるスピードはあっという間でした。
先月位に「木、やばいってよ」って話を聞いたと思うんですけど(情報通はもっと前から知ってたとか)、そこから毎日価格が上昇して、ついになくなりました。

それを実感したのが昨日。

現在、実施設計物件が2件、計画から実施設計に移行する物件が1件あります。
3件とも違う工務店さんとのお仕事なんですが、そのすべての工務店さんから一斉に連絡がきて、

「計画段階で構造計算した樹種がないから別の木で再計算してね」って。

別の木とは国産材のこと。

そう、材木屋さんから消えてしまったのは輸入材。
それを一斉に国産材に切り替えます。

といっても、国産材も林業そのものが輸入材に押されて縮小してしまったので、供給できる体力はわずか。

よって、国産材の取り合い状態で価格は上昇。

まさにウッドショック。

これも元はコロナの影響。とほほ。

流通がもとに戻るには少し時間がかかると思われます。
ただし、国産材に移行するにはいいタイミングととらえています。

今までは目が外に向いてばかりの状態で視野が狭いみたいな状態でした。
今後は国内に向けた視野の広さが必要になってくるようです。

なんか、いろいろと時代の変わり目にいますね。


おまけ
今日のハート君
意外にも「今日のハート君」が楽しみと言ってもらえてとてもうれしいです。(本文の中身がないだけに・・・)
わざわざハート君に会いに来てくれる方までいます。
本当にありがとうございます。

ハートは元気ですよ~。



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