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志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

納骨堂で吠える魂!

2012-03-08 22:08:09 | 詩、詩集
            (自動車道の仏葬華)

春爛漫、雨が降ったり、晴れたり、春は気まぐれとT・Sエリオットは詩に書いた

春は気まぐれ、沼の淵でもしかし、生きてはいける!

か細くなった身体を抱きしめたい
あなたの声は永遠に輝く光そのもので遠くから勇気を与えてくれる
こんなに生きることが人を頼りに生きざるをえないということ
道化の涙

健全なる魂も健全なる身体もない
あるのは意識の塊

その塊が溶解し水となり海へと流れる
海に帰る

天に吸い込まれる白鷺
地に戻る身体
灰と砕かれた骨

納骨堂の真喜志康忠の遺骨
骨となった塊
あの情熱
あの絶望
あの孤独地獄
あの
あの
あの
笑顔
あの
ウチナーンチュ魂

今では骨坪の中の諦観
それでもあの舞台の虚構空間の
素顔が
見えない空間で吠えている

ウチナーよ
ウチナーよ
ウチナー芝居よ!




(白いつつじの花!母の庭で)

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