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2017年度沖縄文化協会公開研究発表会:沖縄文化総合研究所の創設が必要ですね。芸大は「ミニ東京芸大」(?)の風評!

2017-06-25 09:31:11 | 沖縄文化研究

総合的に内外に沖縄文化を発信し交流を推進する拠点が必要ですね。そこへ行けば、多様な沖縄文化総体のプラッとフォームとしての学術機関なり諸関連機関、地域、世界へのリンクができる拠点です。大学では無理ですね。長いこと大学で教えてみて、其の限界が見えます。沖縄県としての沖縄文化総合研究所なり沖縄文化総合センターです。東京芸術大学のミニ傀儡的沖縄県立芸大(?)ーーこれは実際芸大出身の方がそう話していましたーーの形式ではなく、沖縄と世界をつなぐ拠点ですね。大学は其々の特性をもった地域研究所、国際沖縄研究所、国際沖縄平和研究所、南島文化研究所などを有していますが、規模が偏っていて小さいですね。

アジア諸国とハワイや南米アメリカとの関係が深くなっているのですが、その他のアフリカ、中東、EU圏もありますね。世界の空手道場で沖縄の芸能もまた紹介できるネッワークができないだろうか?英語だけではなく、中国語、スペイン語、ロシア語など、多言語社会とのパイプも必要になりますね。東京中心の日本の政治・経済・文化の影響は否めないのですが、日本の中の沖縄ですからー。しかし、水平思考で世界に直にリンクしていく方法論が必要ですね。経済も今の無沈空母沖縄本島では、どうでしょうか?物凄い騒音公害に晒されながら日々忍従を強いられているのですよね。金と公害【戦争の脅威も含む】を計りにかけないで、命と安寧を求める方法はないのだろうか?それが文化行政においてもですが、アジアとの結び付きは、一括交付金などで、公演が成されていますね。

香港の芸術家と話し、現地の舞台を見ると、韓国、台湾、香港、シンガポール、マレーシアなど、かなり横のつながりが見えますね。香港はかつてイギリスの植民地だったゆえに、香港には西欧と東欧を結び付ける芸術作品(演劇も)盛んですね。彼らはすぐロンドンやカナダに飛びますね。公演が盛んです。その中に沖縄が入ったらいいですね。汎アジア的な環境が舞台芸術において可能ですね。

一方で、余談ですが、ウェールズ語だけのナショナルシアターがあるのですね。先週学生の発表の中でウェールズ地域の合唱団のすばらしさを堪能したのですが、ウェールズ語と合唱、歌が大きなアイデンティティーになっているのですね。ハープが奏でられ、大勢の男女が合唱するのです。沖縄の歌三線の雰囲気も同じかもしれませんね。圧倒されます。スコットランドはサッカーですね。キルトもバクパイプも有名ですがー。アイルランドは妖精の国なんですね。アイリッシュパブも人気があるのですね。

パブは沖縄の居酒屋のように、泡盛を飲み、民謡や古典が流れるように、きわめて沖縄的でしょうか。以前、ロンドンとダブリンのパブに入ったことがあったのですが、ダブリンから3月に戻ったばかりの女子学生の話がなるほどでした。ダブリンのレストランで始めてあったプロテスタントの青年から小さな聖書をもらった記憶は残っています。よそ者を排外しない優しさが感じられたまだ20代の頃の一人旅でした。又行きたいアイルランドです。ウェールズは残念ながらまだ行ったことがありません。沖縄ケルト【文化】研究会、女子学生などの若者が牽引していけばいいのですがー、意外とスコットランドで学んだ沖縄のインテリの方々がいるのですね。一度研究大会を開催したいですね。ケルト圏で学んだ皆さんや、関心を持っている方々に登場していただくのはいいですね。素案を形にしなければです。


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