
( 研究棟籠もりを始めたころは夕日の写真だけ撮っていたと記憶している!)
朝、研究棟のベランダの背後からイソヒヨドリが盛んに鳴いている。青年期の彼らの羽の色は濃青色、紺に近い。遠くからピーヒョロロもホーホケキョも聞こえてくるこの静謐な空間に独りたたずむ朝は「しあわせ」のひと時なのかもしれない。爆音がときに総てを覆っていくのも事実ゆえにー。
時間があってないのだと、厳しい状況に変わりはない。ひとつのテーマに取り組むとそれに拘泥して前に進めない悪循環がやってきたりもする。次に行かなければと思いつついけないもどかしさがあって、でも行かなければの週末である。
久しぶりに最近夕日を写真に撮ったのでそれをUPしよう。そしてベランダにやってきた青年のイソヒヨドリさんたち!
雲におされる空!ネズミの花嫁の物語がよぎる。太陽を隠す雲、雲を吹き飛ばす風、風を防ぐ壁、壁を齧るねずみの勇敢さの物語だったようなー。
太陽は平等にあまねく人々を照らしているのだと思っていた。そうではないのだと物語が綴られていた!
イソヒヨドリは最初から瑠璃色ではないのですね!青年の姿です。最近よく鳴いているのは彼らですね。