高野川と鴨川が合流する出町柳で見た枝垂れ桜が懐かしい。時は過ぎゆく。あの春のひと時、飛び石を歩き川沿いを散歩した。
枝垂れ桜を見て、一対の男女の愛が成就したらいいなーなどと思って詩など書いた。彼らの愛は、桜の花のように散ってしまったのかもしれないが、枝垂れ🌸に惹きつけられていた。
また京都の桜が見たいと思いは馳せるが、それはアメリカの先輩の方はもっと思いが深いに違いない。
今朝、家の前の路面に落ちた花弁を見て、そのピンク調の色合いに、あの時の桜が思い出された。
落ちた花びらが、その軽やかな色合いで目を引き寄せた。落ちてなお、茶色に変色し、土になっていく経過の中で、その入り口の所で、まだ色香を帯びている。
ときめく色がある。ピンクや赤、黄色、紫、橙〜。
色に五感が左右されるのか、イメージなのか。記憶の層から滲み出る何かなのか。
雨に打たれて落ちた花びらを綺麗と思った心を残しておきたい。
古くなった階段の上に落ちたランタナの花びら
路面の上の花々茶色に枯れた花びらも!
ランタナの花々 群生している!