
(劇場の神に祈る劇団「うない」の面々)
先日劇団「うない」のハワイ壮行公演の時、団長の中曽根律子さんのウチナーグチは流暢だった。ウチナーグチが毎日使える日がくるかもしれませんね、とウチナーグチでお話されていて、それが印象的でした。芝居はウチナーグチである。芝居役者のこなれたウチナーグチは耳障りがいい。
今日は朝から今帰仁へ、そして名護の歴史博物館へ行く要件がある。名護市立図書館にはまた20日にも行かなければならないかもしれない。戦前の資料収集をしている。聞き取り(インタヴュー)を今帰仁で実施することになった。謝
他、いつも、論文がエコーしているのだが、集中しないと取り組めないね。昨日は久しぶりに真喜志康忠先生の遺影の前でユンタクした。氏の作品が11月には平良進・とみ夫妻によって上演される予定だ。「首里子ユンタ」はいい作品だね。論稿を書いたことがある。作品論はもっと書かれなければならない。それらを英語に翻訳する作業も膨大だ。組織的な取組が必要だと常日頃思うのだが、大きな企画力がないと前に進まない。中央のシンクタンクに頼っている沖縄県の基本コンセプトなんだね。なぜか残念な気がする。独自に基本政策が出せない。大手のコンテンツ会社のリサーチ能力に頼っているのね。
80代の無形文化財琉球歌劇保持者の島 静子さんと髪を結っている佐和田君枝さん
舞台美術の新城栄徳さん
公演前に舞台の立ち位置を確かめる団員のみなさん。