なりとろ日誌

なりとろの『考え』を色々書いていきます。 更新はクダクダです。

真弓よ、それでも監督か。

2010年09月30日 22時43分13秒 | 激愛タイガース

願ったこと。


常にリードを奪い、3点差以内で九回表を迎える。


場内にリンドバーグの曲がかかり、藤川球児がマウンドに上がる。



そして、大きな歓声とともに、背番号39がマウンドの球児に駆け寄る・・・。


球児は、矢野との最後のバッテリーを惜しむように、一球一球力を込めてストレートを投げ込む。
矢野のミット目がけて、全球・火の玉ストレート。


最後の打者のバットが空を切った瞬間、球児と矢野の笑顔が弾ける。

二人は固い握手を交わし、野手が全員マウンドに駆け寄り、矢野とハイタッチ!

優勝マジックは6に減り、奇跡を起こすムーブメントが現実のモノとなる--はずだった。



しかし・・・。



九回表に真弓が選手交代を告げたのは、球児と関本だけ。


球場のすべてから巻き起こる矢野コールを無視して、真弓はベンチへ下がった。


球児の登場曲が全く聞こえないほどのざわめきとブーイング、そして矢野コール。

矢野コールは球児が投球を始めているのに続いた。


誰一人納得行かない九回表の守り。

そんなざわめきの中、球児は集中力を欠いてしまった。

ストライクが入らない。

二者連続四球を与え、続く大洋・村田には高めの棒球をスタンドに運ばれ逆転。

何とも言えない空気が甲子園を包んだ。



真弓よ、君は何のための監督かね。

甲子園のムード、空気は完全に九回表は矢野-球児のバッテリーを望んでいた。

なぜ、それに抗う?


矢野が試合前に、大事な試合を壊してはイケないから出場は辞退していたことは知っている。

優勝を狙うチームだ、矢野の言うことは当たり前の発言だ。



でもな、でも、矢野が出場することによって起こるかも知れない奇跡---。

それは、チームに勢いと力を与える調味料になるのではないか??

最高のかたちで甲子園最終戦を飾り、矢野に貰った無形のチカラで奇跡を起こす下地を作れたのではないか?

残り7試合で7勝なんて、生半可なことでは出来やしない。
タイガースは今シーズン、5連勝迄しかしたことが無いのだから。



真弓よ、何のための監督か。

監督の独断で矢野を使う!
何かあったら全責任はオレが取るから行ってこい!



そう言えなかったのか?



全く、どうしようもない指揮官だ。



自力優勝の可能性が消え、最下位相手に大逆転負け。

どうしようもない試合になってしまった。


今日の雨は、タイガースとタイガースファンの涙雨か。



※※※追記※※※
さきほど、ネットのニュースで知りましたが、九回表の二死から矢野選手の出番が用意されていたそうです。
結果的に、逆転されてしまったから出場ができなかったと・・・。

だとしたら悲しすぎる(涙)
矢野に受けてほしかった球児が、自分の手でその機会を奪ってしまったなんて。

大洋の村田・・・。
ほんとにいい仕事したな。

責めないけどね。
村田のホームランは出会い頭で事故みたいなもんだから。

仕方ないので。

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