なりとろ日誌

なりとろの『考え』を色々書いていきます。 更新はクダクダです。

レッドリヴェールに桜冠を

2014年04月12日 22時28分38秒 | 競馬

明日はいよいよ桜花賞。

2歳牝馬チャンピオン、レッドリヴェールの復帰戦です。

 

いや~、しかし凄いですね・・・。

何がすごいって?

各スポーツ紙&競馬関係者のハープスター推しが、です。

どこを見てもハープスターが1強という記事ばかりで、

応援馬のリヴェールよりもハープの顔を覚えちゃいましたよ(苦笑)

 

確かに勝ったレースは全て圧勝で、

相手を寄せ付けない競馬をしていますね。

強いです。

確実に差してきますから、どんな展開になっても怖い1頭ですね。

 

更に脅威を感じるのが、今日の阪神牝馬Sの結果。

ハイペースの流れを、出遅れたスマートレイアーが追い込みを決めました。

外差しが決まる馬場・・・になっているようです。

スマートはディープ産駒。

明日の桜花賞を見るようで、背筋がゾクっとしました。。。

明日走るのはスマートレイアーではないんですけどね(苦笑)

 

ハープスターが人気を被っているのは、その実績と力以上のファクターがある。

それが、関係者の強気なコメントだ。

ブエナビスタも管理していた松田博調教師が、

ハープはブエナ以上の器で、牝馬にも牡馬にも負ける気がしない。

海外遠征(凱旋門挑戦)させようかと言う馬に、馬場の良し悪しは関係ない。

そう言う事を自信満々に語っていたからだ。

 

現状、

ブエナビスタより上の実績はないし、

3歳一線級牡馬とレースした事も無いし、

海外遠征(凱旋門賞)で勝ち負けした事も無いし(遠征自体がない)、

重馬場で走った事も無い。

 

つまり、だ。

調教師が、ただ単に、そうなるんじゃないか・・・と期待して発言したに過ぎないと言う事。

今まで見てきた管理馬の中で、

一番期待できるんじゃないかと言う事を、コメントしているだけなのだ。

実績なんて、それほどでもない。

G3とG2を1つずつ勝っただけで、G1ではハナ差で競り負けている。

同じ歳の牝馬にだ。

 

ハープスター 単勝1.3倍

 

すさまじい人気の裏には、実像の無い、

危うい期待のみに祭り上げられた真実がある。

まさに虚像。

バブルは大きくなればなるほど、弾けた時は大きな被害になる・・・のです。

 

 

でもまぁ、前述したように、ハープスターは確かに強いんですよ。

チューリップ賞程度の相手になら、あの勝ち方は当然だと言えます。

しかし、今回はG1。

思い通りのレースは、そう容易くは出来ませんよ。

 

リヴェールは3戦3勝。

420キロくらいしかない小さい馬なので、

間隔を詰めて使うと馬体減りしてしまう。

そう言った意味で、これまで全てレース間隔が3カ月以上。

そして、全勝。

派手な勝ち方がない分、ハープスターより下に見られているが、

その非凡なレースセンスと勝負根性は、

ハープスターの末脚に勝るとも劣らない武器だ。

 

リヴェールの目的は、ハープスターに勝つことなどではない。

そんな志の低いものではない。

 

ひとつも負けることなく、ダービーを制する事。

そして、実績を積んで、そこで初めて海外遠征の夢を打ち上げよう。

想像だけで「強者」を作り上げた虚像のスターなどではなく、

ひとつひとつ、確実に積み上げた実績に裏付けされた、

その実力を土台として凱旋門賞へと羽ばたこう。

 

桜花賞は通過点。

ダービーもそう。

静かに見据える目線の先には、

ロンシャンの歓喜が待っている。

 

 

 

シャイニーガールも桜花賞。

ある程度前で、揉まれない競馬に活路を見出す。

スムーズな競馬が出来れば、前走のような事はない。

ハープスターを倒すのは生半可ではないが、

最高のレースをして欲しい。

チューリップ賞のリベンジは、先行抜け出しにこそ活路がある!

 

コメント
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