なりとろ日誌

なりとろの『考え』を色々書いていきます。 更新はクダクダです。

雨降って 地固まる よね?

2012年06月19日 22時14分18秒 | 競馬

台風がきました。

しかし、大阪はいつものように大きな影響は出ません。

いつも台風が来るたびに、

『電車とまったらどうしよう』とか『浸水したらどうしよう』などと騒いでしまいます。

そして、今回も被害なし。

騒いでた自分が滑稽に見えて、苦笑いしてしまいますわ。

でも油断せず、準備だけはしとかないとね。

大した事なくて良かったです。

 

さて、宝塚記念の週がやってきました。

注目はオルフェーヴルが出走して来るのかどうか、と言う事。

そして、出走してきたとして、果たして能力全開となるのかどうか。

この2点に尽きます。

 

最近明らかにされたようですが、

オルフェーヴルの天皇賞春での状態。

レース前、レース後。

レ−ス前、肝臓の数値が下がっていて軟便気味だった事。 

レース後、消耗が激しく、身体がしぼんでしまっていた事。

使った以上はいい訳にして欲しくないですが、

こうして公表してくれた事に対しては評価したいです。

 

うーん。

天皇賞春での敗戦の理由は大体わかった気がします。

今はどこの新聞にも書かれている事ですが、

やはり阪神大賞典後の不慣れな調教パターンが原因でしょう。

菊花賞や有馬記念後、更に、暴走した阪神大賞典後ですら、

息が上がっていなかったと言われるオルフェーヴル。

そのオルフェーヴルが天皇賞の後には息が戻らなかったと聞きます。

それだけ、オルフェーヴルにとってはキツイ体調だったのでしょう。

 

今回、たったひと月の放牧&3回の追い切りで回復できるのか。

こればかりは素人にはわかりません。

池江調教師は慎重にオルフェーヴルの状態を見ています。

だから、出て来るなら戦える状態。

そう思わなければしょうがないと思います。

天皇賞の時、調教でタイムが出たから大丈夫かも・・・と思って出走させてしまった調教師。

同じ轍を踏まぬよう、細心の注意を払っている事だと信じます。

明日の追い切り後、出走するか、しないかが決まります。

 

なりとろは・・・・出て欲しいです。

焦る訳ではないんだけど、

オルフェーヴルが一番強い事はわかっているんだけど、

ビートブラックG1連覇だとか、

ウインバリアシオン初G1戴冠だとか、

ネコパンチにもチャンスあり!とか言う記事を見ると・・・ね。

なんかね、腹が立ってきちゃって(苦笑)

ブックやギャロを見てても、TMの推奨馬の中に、

オルフェーヴルの名前がほとんどない事にも腹立たしいと言う・・・。

まぁ、ちょっとだけですけどね、ちょっとだけね。

 

オルフェーヴルってこの後きちんと復活したら、

本当にドラマティックな馬やなぁと思いません?

ただ強いだけじゃない、幾つものドラマを描きながら走るスーパーホース。

3冠馬なのに、3歳春先まではエリートでない馬、今までいました?

3冠馬なのに、1番人気で逃避する馬、今までいましたか?

3冠とっても尚、完成していないと言われた馬がいましたか?

すべてにおいて、規格外なところがオルフェーヴルの魅力。

 

強い馬が強い競馬をして勝ちつづける。

これは確かに伝説として語り継がれる事でしょう。

 

でも、その一戦一戦を鮮明に思い出させる名馬もいます。

それは、七転八起してファンと共に成長して行く馬。

それがオルフェーヴルなんだと思います。

人生山あり谷あり、

良い時があれば悪い時もある。

それが生きると言う事。

オルフェーヴルはそれを地で行ってると思いませんか?

 

彼がこの試練を乗り越えて宝塚記念を制し、

そして凱旋門賞へと羽ばたく。

そんな夢を見てみたい。

そんな思いでいる人は、なりとろだけではないと思います。

 

オルフェーヴルって本当に面白い馬です。

一時も目が離せません。

彼に課されたこの試練、

きっと凱旋門賞を盛り上げるためのものだと思います。

そして、歓喜の瞬間を、より大きなものにするための。

 

コメント
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