Blog満賊亭

少欲知足をモットーに日々の満足を追求していくブログ

イスタンブールへ(13)

2013年11月02日 | 海外(中東編)
■グランドフィナーレ
イスタンブールラストデイ。今日は現実世界へ戻るためのアイテム探し・・・そう、おみやげ買い付けの日。白状するが、実は目利きとしてのセンスがまるでない。テレビの鑑定番組では真贋見極めはそこそこ当たるのが、それはあくまで構成上の流れや、良品が出展されている中での話。玉石混淆というか、圧倒的に石が多い中で良品を見極めるのはそれなりの知識を持って望まない限り無理な話である。

となると次に大事なものはセンス。これまた良くない。それほど高価な衣類でないのに上手に着こなすことができるあなた、
そのセンスどうして身に着けたの??どうも選んだ単体で完成品として捉えてしまうため、全体を俯瞰する能力がないんだろうな。という理由で、雑貨・衣類を買うのには人一倍労力を要するため、下手は下手なりに工夫してみた。

まず、側買いしない。1日寝かしてみて本当に良いものだったのか次の日確認する。
※ただし、迷路のようなバザールのため、再び出会える可能性も考慮する必要はある。

信頼できる方を最初に作っておく。今回はロクム屋さんのYさんご夫婦。毎日お菓子を買いにお邪魔しながら、懇切丁寧にいろいろお教えいただいた。結果こちらのお店で多くのお土産を購入させてもらったので、かなり値引きもしていただいた。ありがとうございました。
ロクムのほか、バクラバというあまーいスイーツは見ておしゃれ食べて美味しい上品なお菓子。チャイと一緒に食べるとうまい!


相場を知る。値段を複数個所で確認しておく。こちらも在住18年という先駆者的な日本人マダムにいろいろお教えいただいたのだが、

知識をひけらかす人ほどぼられるケースが多いらしく、やはり複数のお店で相場を把握しておくのが大事とのこと。

今回の旅をもってしばらく海外とも距離をおくため、旅人の石とされるターコイズ(トルコ石)を手にしようと思ったのだが、
お教えいただくとこれが実に奥が深く、アンティークな石は側買いできるお値段でもなかったのでパスした。次ぎ来た時にはゼヒ手にしたい。

そのお店の物を購入した後に聞けばより親身(本音)でお教えいただけるのも面白い。

てなことを考えながら、旧市街にある2大バザール「エジプシャンバザール」「グランドバザール」に行ってきました。

見るだけならとっても楽しいバザールです。エジプシャンバザールには食品市場も隣接しており、見たことのない食材が並ぶさま、とりわけチーズやオリーブの多さには圧巻されますぜ。




そうそう、姪っ子の民族衣装探し、何とか見つけてお世話になったロクム屋さんに報告しにいったところ、
「どんな民族衣装を買われたんですか?」
あ、写真撮り忘れた。
「ベージュ色のですね・・・エルビセっていう名の民族衣装です!」
「エルビセ?・・・それ、トルコ語で“洋服”っていう意味なんですよ」
・・・すまん姪っ子。何とか脚色してくれ。

おまけ。唯一見つけたパンダ。スケルトンにしか見えませぬ。


さ、現在現地時刻午前5:30これから帰国します!
次の更新はできたらロンドンの空港から。ではでは!


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