金曜日の鬼平料理池波にお邪魔して、久々に鬼平談義に花が咲いたものだからその余韻を楽しもうと訪れた浅草。
アンヂェラスでひと息ついた後、久々に「金寿司」へ向かう
ここのお店、今での時々読み返す池波正太郎のエッセイ「散歩のとき何か食べたくなって」にでてくる浅草老舗のお寿司。にぎるのはなんと女性。
過去ログはこちら
「時代の足音」
「作者の残り香を求めて」
前にもエッセイの部分を引用したけれどもう . . . 本文を読む
手術を終えて麻酔が消えぬ中、足を引き引きホテルへ向かう。
なんだかこのままベッドに臥すのも何だか嫌だなぁ。
ふと思い立ち、きびすを返し向かった先は…
鬼平料理 池波(笑)
今宵はお酒を飲むことができないのだけれど、昨年の鬼平忌でお会いして以来お邪魔できていないので女将さんの顔を見にちょっと寄ってきた。
「あらお久しぶりね。いらっしゃい」
「^^;無沙汰の限りをつくしまして…」
なん . . . 本文を読む
東西に長い静岡県。
その距離155km。東海道新幹線の駅保有数は6駅と一番多く(でものぞみは止まらない)
ゆえに、産業・風土・天気も異なる。
東部・中部・西部の三つに区分けされるが、基本的に中部の人間は東京の文化圏に属している意識が強く、静岡弁まるだしでありながら、自らそれが標準語であることを疑わないらしい。
そんな性格の静岡人ゆえ、静岡駅から新幹線でほぼ同じ距離の東京と名古屋どちらにでかけ . . . 本文を読む
「何にしやしょう?」
「季節のものをふたつみっつ」
京野菜のかおりが口中にじわり。卵ははんなり、黄身ほこほこ。
背すじを正していただく蛸長のおでんは、数年に一度のこころへのカンフル剤。 . . . 本文を読む
1946年の開店以来、蒸したものをフライパンで焼いて出す独自のシュウマイは、素朴なお味。
やっと来れた^^
一緒に添えられた白湯スープ(とんこつ牛乳スープ)はマイルドながら山椒が隠し味となり、
クラムチャウダーのようで美味。
おやっさんと池波談議で盛り上がる。 . . . 本文を読む
ヨシカミはやっぱり若手の元気な職人が腕を競いあう姿がいいね。
ここも全国に名の知れた洋食屋なので、昼時の込み具合ときたら半端ない。
何回訪れたか記憶にないが、やはり混雑時を避けて入ったほうが良いお店のひとつ。 . . . 本文を読む
静岡もうなぎどころだけど、こちらのうなぎもしっかり美味しく頂戴しましたよ。
コース料理にあるうなぎのの白焼きがすごい気になったけど、あまりにも素敵過ぎるお値段なので「う巻き」で我慢。こちらも上品なお味でございました。
. . . 本文を読む
池波正太郎フリークであるがゆえ、氏が愛した店を訪れ、その昔の味と雰囲気を楽しむと同時に、作者の人物像に迫れたり、また書き下ろした店のエッセイの続きなどを聞ける楽しさは格別のものではある。
が、おそらく現在の金寿司の状態を作者が見たら・・・というのが正直な感想。
. . . 本文を読む
魔女ランダとは、バリ・ヒンドゥー教のなかに登場する。悪の側面を持つ神。
善の象徴である神獣バロンと終わりなき戦いを続け、倒されても再び復活するという・・・何ともヒトの俗というか業の部分を表した存在として描かれている。 . . . 本文を読む
さぁさぁ忘年会のシーズンでございます。今年は西に東に南に北へと忙年会となりそうな予感。激動の一年、忘れてならぬことが多すぎる一年であり、まだ解決しないことばかりだけど、お酒を身にしみこませながら今年一年を振り返るとしましょう。
. . . 本文を読む
最近の浅草は古いものと新しいものが上手に融合した元気な観光地のひとつになっている。
新しい電波塔スカイツリーが浅草のどの場所からも見える新風景は異論もあろうが、新旧重なり合うさまは時代の流れを目の当たりにしているようで、不思議な空間を演出してくれる。
. . . 本文を読む