Blog満賊亭

少欲知足をモットーに日々の満足を追求していくブログ

旬の京みやげは今日のうちに

2013年10月22日 | 国内
毎日22時過ぎに帰ってテレビを冷やかし、ネットをサクッと小一時間。寝しなの読書…最近はイスタンブールやらイスラムの本…でもほとんど睡眠学習。

高速スクロールの毎日だからこそ、ちょっとした変化には大いに飛びつく。一日のささやかな出来事を最大限のイベントに仕立て上げることこそ、少欲知足をかかげる当Blogの真骨頂!(やせ我慢ともいう)

今宵の主賓はお土産に頂戴した
京とうふ藤野の「くみあげ湯葉」
なま湯葉ですぞ、なま湯葉!
やっぱり京みやげは今日のうちに食さなくては、ネ!

冷蔵庫からあれこれ集めて湯葉三品のできあがり♪

湯葉とほうれん草のおひたし
湯葉の刺身
くみあげ湯葉と海老のきのこあん


日本酒は明日に響くのでここは先日もらったタイのビールで乾杯~!
とろり口に溶ける生湯葉の食感…たまらんですねぇ。
おみやにいただいたので、うまさ割増し加算。ごちそうさま~大変おいしゅうございました^^

【追記】翌朝は朝餉にも。湯葉料理があるだけでワンランク上のお膳にアップグレード。贅沢!


さぁて、イスタンブール…と思ったが、今宵はこいつを睡眠本に。

お豆腐の歴史で外せないのが江戸時代の料理本、豆腐百珍だが、この江戸時代食生活辞典には、江戸の浮世絵師で有名な山東京伝の書物『骨薫集』が紹介されている。それによると日本語の「ゆば」は「姥(うば)」のなまりだそうな。表面にしわがよっているからそうなったのだが、姥のしわは生湯葉ではなく、乾燥湯葉だろうね^^;

他にも、江戸時代「豆腐皮」とも言われたゆばは、製法が煮詰めた豆乳の上面の膜を汲み上げるので「上(うは)」と呼ばれたものが変化して「うば」→「ゆば」になったという説もある。

手間暇かかる製法ゆえ、どこでも作られるわけではなく、昔から高価な食べ物であったらしい。東は日光、西は京都が有名だが、京都は幕末の禁門の変の際に発生した火災「どんどん焼け」で京市中の古い家屋が焼け、豆腐の文献がなくなってしまったそうな。

ということは湯葉の敵は禁門の変を起こした久坂玄瑞ら長州藩ということに…。ゆえに現代においても長州出身者に出される京料理は
シンサクほど高すぎ…なのかも^^;
うむむ…我ながらクダらなすぎる(笑)
寝しなにこれだけ調べたら、今宵の夢はおそらく湯葉かお豆腐か。おもしろきなき夜を面白く♪

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