こんにちは。
今回は「小学校の教科書で変わることとは?」のPart4 になります。
『 小学生の保護者なら、ここだけは押さえておきたい、
2020年「小学生の新しい学び」 』
《 2020年の小学校で変わること 》
1.学びかたが変わる (Part 1)
2.外国語活動から教科としての『外国語』へ (Part 2)
3.国語、算数 、理科、社会の教科書内容の変化 (Part 3,4 )
Part 4のテーマは
「国語、算数、理科、社会の教科書内容の変化(その2)」です。
前回までは5教科について述べました。
今回は新たに導入される「プログラミング教育」について触れ、
最後に「南里英語教室で現在行われている教育方針」について述べてまいります。
今回、国がプログラミング教育を導入した目的は、
それを通じて生徒たちに
- 身近な生活でコンピュータが活用されていることに気づかせる。
- 問題の解決には必要な手順があることに気づかせる。
ということです。
現在私たちにとって、コンピュータは必要不可欠なものになっていますよね。
そのことからも、①についてはすでに当たり前のことになっています。
そこで今回重要とされるのが②です。
プログラミングを組み立てるときに必要なのが「プログラミング的思考」と呼ばれるものです。
プログラミング的思考とは手順(アルゴリズム)を理解するということです。
例えば料理を作るときにはその料理のレシピに従います。
「最初は卵を2個入れて、次に砂糖をスプーン2杯入れてかき混ぜ…」
という風に。
その手順通りに作ると、最後は作りたかった料理が出来上がります。
これと同じことをプログラミングでは行います。
たとえば正三角形を作るプログラミングなどを生徒たちは行います。
このときに大事になってくるのは「プログラミングの書き方」よりむしろ、
「正三角形の性質」です。
「3辺の長さがすべて等しい」、「1つの角が60度」など正三角形についての知識がなければそもそもプログラミングは出来ませんよね。
南里英語教室で大切にしているのがココです。
今回の教科書改訂の狙いは、簡単に言えば「知識の応用」です。
一方で、応用させるためには知識を正確に、深く理解している必要があるのです。
土台がしっかりしていないと建物は建ちませんよね。
そのためにも教室での授業では
・知識を教える際には、講師からの一方通行にならないように生徒にも考えさせ、
発言させていく。
・教えた知識をしっかり身に付けるまで演習を通して反復させる。
などを大事にしております。
「単なる知識」ではなく「使える知識」を習得させるのが目標です。
世の中はコロナウイルスにより大変な時代になりました。
このような時代だからこそ、
「自ら考え、判断し、行動する」ことが一人一人に求められます。
南里英語教室では、そのような人財(人のために宝となる人材)を育てていきます。
今後もよろしくお願いいたします。
南里英語教室