こんにちは
NES新聞4月号は私、川口が担当させていただきます。
気づけばあれよあれよといううちに4月になろうとしています。
すっかり春になりましたね。
春といえば、この間帰宅すると枕元に春物の新品の服が置いてありました。
妻が出先で買ってきてくれたものを置いてくれていたのでした。
「服くらい自分で買うのに。」とは思いながらも、春物をあまり持っていなかった僕への気持ちが伝わってきてうれしかったです。
そういえば、先月亡くなったばかりの僕の母親も、よく同じことをしてくれたことを思い出しました。
奥さんや母親にとって、夫や息子などは永遠に子供なのですね。
ここからは教室での出来事になります。
【子供はわたしたちが思っている以上に成長している】
この間の小学生の算数の時間、計算をしている生徒をみながら
「これは筆算をしたほうがいいね」とアドバイスしました。
普段生徒たちには出来るだけ暗算するよう指導しているのですが、
さすがに今解いている問題は暗算は難しいと思ったのでした。
ところが意外なことに「えっ、先生。僕は暗算でもうやりましたよ。」と瞬時に答えを出したのでした。
これにはさすがに参りました。
この2年間、ずっと算数(数学)を頑張っていたのは知っていましたが、「まさかここまで出来るようになろうとは・・」と、
驚きを感じたのです。
この生徒に限らず、最近は僕が困っているかなと助言しようとすると、
「先生、答え言わないで。わたしこの問題出来るから。」と言われることが多くなってきました。
子供たちは私たち大人が思っている以上に吸収力があり、成長するスピードもそのぶん早いのだとあらためて感じさせられた次第です。
【子供は本来勉強が好きなのです】
最近は生徒たちからよく「自分の頭で考える」という言葉をよく耳にするようになりました。
ついこの間も中学生の一人の生徒が隣の生徒に「自分の頭で考えることが大事だよ」と言っているのが聞こえたのでした。
たしかに未知のものを考えるのは骨の折れることですが、考え抜いた先に答えが出た時の快感はたとえようのないものがあります。
ゲームで難しいボスキャラにチャレンジしているのと同じで、ゲームに限らず子供たちは本来考えることが好きなのです。
ご家庭でも、お子様たちが「自分で考えてみる」と言ったときは、そっと手を放して見守ってくださるようお願いいたします。
【さいごに】
中3生、高校3年生のみなさま、受験お疲れ様でした。
この春からいよいよ新しい学校、新しい生活がスタートしますね。
せっかく今まで頑張って入った学校ですので、勉強に部活に充実した生活を送っていきましょう。
教室では春期講座も始まり、生徒たちは気持ちを新たに勉強しております。
私も前年度に負けない充実した1年を生徒たちと過ごしてまいりたいと思います。
今年度もよろしくお願いいたします。
南里英語教室 小城三日月教室
川口 健