3月上旬の全国一斉休校、
4月21日からの緊急事態宣言に伴う学校の休校
普段の生活に早く戻ってほしいと願う毎日かと思います。
学校の様子はどうかな?
新しい学級には慣れたかな?
しっかりと集中して学んでいるかな?
などの普段抱く不安要素よりもコロナウイルスに感染しないことへの不安が今は大きいかと思います。
例年ならば大型連休であるGWはご家族・友人で外出することも多くなりますが、
今年は自粛方針 「Stay home」ですので、まとまった時間があるこの時期に
2020年に大きく変わった小学校の学びについてお伝えしていければと思います。
さて、2020年はオリンピックイヤー(延期されましたが)でしたが、
2020年から小学校で学ぶことに大きな変化があることも知っていましたか?
知っている・・・という保護者様もすぐに思いつくのは英語が教科化されることではないでしょうか?
実際にお子様が始業式にもらった小学5年生、6年生の教科書を見たという保護者様いらっしゃいますでしょうか?
写真のようなしっかりとした英語の教科書をお子様たちはもらっています。
普段は学校においておくようにとの指示が出ているようですので、ご家庭で見る機会がないかもしれません。
小学5年生で 119ページ
小学6年生で 127ページ
結構なボリュームとなっております。
では実際具体的にはどのような変化があるのでしょうか?
『 小学生の保護者なら、ここだけは押さえておきたい、2020年「小学生の新しい学び」 』
約10年に1回ごとに改定される『学習指導要領』。
時代の変化に応じて人は社会から求められる能力が変わり、それに伴い学ぶ内容も変化していきます。
《 2020年の小学校で変わること 》
1.学びかたが変わる (Part 1)
2.外国語活動から教科としての『外国語』へ (Part 2)
3.国語、算数 、理科、社会の教科書内容の変化 (Part 3,4 )
Part 1 からPart4に分けてブログを書き、皆様にお知らせしていきます。
1. 学びかたが変わるとは? (Part1)
アクティブラーニングという言葉は4~5年ほど前からテレビ、広告などでよく目にすると思います。今までは
先生たちが『何を教えるのか?』を中心に授業が組み立てられ、生徒たちは先生の話を聞き、ノートを取り、問題を解く
授業が中心になっていました。
しかし新しい指導方針として、
『何を知っている、何ができるか』の知識・技能面に加え、
『知っている、理解している、できることをどう使い、相手に伝えていくのか」という思考、判断、表現力を伸ばしていくようになります。
またアクティブラーニングに代表されるように従来の受動的に学ぶだけではなく、
他者と積極的に関わり合い共に学びあっていく主体的、かつ対話を通じた深い学びが授業の中心となってきます。
これにより授業中も今まで以上にグループ活動、自分たちで答えを発見していく活動が多くなっていきます。
文部科学省のホームページには
『これからの社会が、どんなに変化して予測困難な時代になっても、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、
判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。そして明るい未来を、共に創っていきたい』とあります。
まさに2020年のコロナウイルスで社会が働き方、学びかた、生活の仕方を一変せざるを得ない状況になってきています。
このような状況でも屈せず、未来に向かって変革し続ける人を今後も育み続けていく指導方針になっています。
コロナウイルスが終息し、落ち着いたら授業参観などが行われると思いますが、
新しい小学生の学びを知って授業を参観すると
保護者様が学生時代の授業とは大きく異なることに気付かれるかと思います。
次回は、『外国語活動』から教科としての『外国語』へをテーマにブログを書きます。
小中高と連動する英語教育の内容について詳しく書いていきますね。
《 南里英語教室の小学生部とは? 》
南里英語教室の小学部では
国語、算数ののびのびジャンプ、あいキャンコース
公立中学校進学 国語・算数コース
全学年対応 個別指導型英語 Lepton
県立中高一貫私立入試対策
詳細はこちらまで http://www.nanri-english.com/original6.html
を行っております。
上記コースそれぞれ少人数の個別指導形式となっておりますが、
生徒たちの『学ぶ・知りたい』気持ちに寄り添い各生徒の学力にマッチングした問題を選定し指導を行っております。
教え込むよりも、生徒が学び取る指導を大切にしています。
一方的な生徒たちの『知識・技量』をもとに『質問・ヒントによる誘導』を心がけ、
生徒自らが答えを導く自立性を養う授業となっております。
一方授業以外でのイベントで取り組んでいる、
『国際理解講座』
『異文化理解・体験 ~ハロウィン・クリスマス等~』
『サイエンス講演会』
などで生徒たちの『なぜ?なぜ?』を刺激し、子供たちが本来持っている『知りたい』を引き出す企画を継続して取り組んでいきます。
今年も一年間を通じて小学生たちの『明日の自分が楽しみになる』学習環境、学習機会、体験をたくさん提案していきます。
早く生徒たちが元気に教室に戻ってこれるように今は感染拡大を押さえる行動を徹底していきましょう。
南里英語教室