やっぱり本も好き

忘却率がUPしているのでメモとして

立派になりましたか? 大道珠貴 双葉社

2009年01月31日 21時49分06秒 | 
高校に特殊学級があるとは知りませんでしたが、
そこを卒業して26年後の、10人の物語。
担任の先生の話が、何だか惹かれました、
おとこおんなのカラダだそうで、体調が悪くても
病院に行くのはいやで、と やっていたら、内臓が
悪くて倒れてしまう、一緒に暮している母親は
寝たきりだったのに至れり尽せりの介護を受け、
どんどん元気になっている、きっと100才まで生きるだろう・・・というような
本音の聞こえてくるようなしょっぱい物語でした。

しょっぱいドライブ 大道珠貴 文藝春秋

2009年01月31日 21時34分23秒 | 
芥川賞受賞(2003年)作だそうです。
「九十九さんはひとが良い、謙虚で、恩を着せない。
居直れば、いくらでもつけこめる」という60代の
九十九さんと30代のわたしとの何だかよくわからない
関係。生活に困らないという点だけで考えれば
いっしょに暮すには楽なのかも・・・。

生きるとは、自分の物語をつくること 小川洋子 河合隼雄 新潮社

2009年01月29日 13時11分59秒 | 
先日読んだ「もうろくの詩」にも森毅さんの親友
としての河合さんの話が出て来ました。谷川俊太郎さんと
飲んだくれたり、湯川秀樹さんに呼ばれて「夢」の話を
したことがあるとか、河合さんと繋がりのある方は
数えきれないほどなのでしょう。文化庁長官室で行われたと
いう倒れる直前の対談集ということですが、面白くて、わかりやすいのです。
  「望みのない時はどうするんですか」
  「のぞみのない時は ひかりです」
  「こだま と やまびこ の差は知ってますか、東京駅でおーいって
   言うて、東北の方からおーいって返ってくるのが やまびこ
   関西の方から返って来るのを こだま って言うの」
真面目な話の隙間にこういう話があるのです。

カラーミックス

2009年01月29日 09時48分30秒 | 手芸
が輝くブークレタイプの毛糸です。
本では極細をレース針0号で編むとなっているのですが、
自分流にアレンジというより、簡単にしました。
写真では5色のカラーラメが全然写っていないのが残念です。

がん哲学外来の話 樋野興夫 小学館

2009年01月28日 14時48分33秒 | からだ
こういう科がどこの病院にもあるならいいなぁと
思いました。
「人生いばらの道、にもかかわらず宴会」
「自分の病気についてきちんと理解することはとても
大事なことですが、同時にここが患者さんの不安の出発点に」
「今日が人生最後の日と思って生きると、人間は幸せに近付けるのです。
今日が最後の日だと思ったら、少なくとも再発の心配はしないでしょう」
  週刊誌でこの本を知り、赤線を引きながら、読みました。  
  病気は忘れて生きることだそうで、何となく納得しました。

段染め糸

2009年01月27日 10時36分33秒 | 手芸
手芸屋さんの会員に又なりました。
気になっていた段染め糸で、簡単なものを
編んでみました、どんな色が出てくるのだろうと
いう楽しみがあります(30グラム ふたたま)
ひとたまマフラーにはふたたまかかりそうですが、
初めからこういう毛糸で編んでいれば、もらったひとも
楽しくて良かったかも・・・と思ったりしています。

長さ

2009年01月26日 15時48分38秒 | 手芸
本では157センチなのですが、110センチ位で
終りにしました。
今度は又別なものをやってみます。
いろいろなものを編むほうが楽しいです。