ボヘミアンラプソディー

ヒットしているという巷の噂の下に
詳細は何も知らぬまま　場違いのような感じを抱きながらひとり行ってきました
　1991年に45歳でエイズで亡くなられたという伝説のバンドクイーンの方のお話
　ゲイということでの孤独感や悩みの深さ　今まで考えたこともなかった案件
　社会的に成功してお金に恵まれても　ひとにはそれぞれの解決できない悩みがある
　結構深刻なお話なのだけれど
それでも全編に流れる圧倒的な音楽
ライブ感満載の画面に　満足して帰ってきました
隣の席のひとがテイクアウトのパスタを食べていました
私は駅で🍙買っていき始まる前に食べました。　　　　

カ～モンベイビー おいでよ栗原*湯ですぜ大崎

　　　　

新聞にカモンベイビーアメリカのユーチューブ視聴が一億回を超えたとありました
ご当地替え歌に宮城県栗原市　大崎市もあったので　見たら　どちらも
すごい！　面白い! 傑作!
　おいでよ栗原はパンダライオンというプロの方の作品だそうでキレッキレ
　湯ですぜもプロ集団プロデュースということで綺麗でほっこり
　　地域の味方　オダズナー　なんて　ふざけるとおだずなっと叱られた昔。
　　

小さな男*静かな声 吉田篤弘マガジンハウス

私にとってはとても面白いお話でした
はじめはその形式にとまどいましたが　読み進むうちに
自分もそのお話の中に入り込んでいるような気分になり
最後はしみじみして涙がじんわり滲み　
ああ　良かったあ。
上手なお話だったなあ。
B・J・トーマスの歌　「雨にぬれても」　ユーチューブで聴きました
　聞いたことのある曲でした
　世に隠れ住む多くのひねくれ者あるいは変わり者と呼ばれる人々すべてに起こり得る現象とかで
　私も映画「明日に向かって撃て!」を見ていませんが、これからはメジャーなものも避けずに
　受け入れて日々あらたな人間になっていこう!と思います。

ついに

　　ついに雪が積もりました
　　この冬は雪が遅くてとても助かっていました
　　　毎度のことながら　雪が積もると仕方がないと長い冬への覚悟ができます。

それからはスープのことばかり考えて暮らした 吉田篤弘中公文庫

ゆっくり時の流れる幸せなお話です
おいしそうなサンドイッチが出てきて
路面電車が出てきて　空いている映画館が出てきて　ラーメン屋さんが出てきて
手巻きの腕時計が出てきて　おいしそうなスープが出てきて
　読み途中　サンドイッチが食べたくなり　スープが飲みたくなり　ラーメンが食べたくなり
　おいしいものってひとくちめより二口目　たべれば食べるほどおいしくなる
　そうです。
　主人公のお姉さんの話で方向音痴で迷子にばかりなっていたけれど　自信家だったので
　不安なく迷っていたので楽しかったと。
　　我が家の御転婆孫も迷子になっても泣きもせず出てきたのも　そういう心理だったのだろうか。

少しは進歩

遠くの娘に電話　
もしもし　無言　ひよっとして孫かと　○○ちゃんおはよう　無言　のまま切れた
　しばらくして　娘から電話あり　孫がばあちゃん　ばあちゃんと　うるさかったと
　いうことで　わかっていたのかと　少し安心　代わったらもしもしとも言うようになった
　アンパンマン関係はわからぬままだけれど　少しは進歩している。　
　

おさがしの本は 門井慶喜 光文社

探書ミステリーだそうで　結構込み入っています
その謎解きが　一筋縄ではいかない
　へえ～と　思いながら　読み終わりました。

命日

　　　　　　
夫の姪の命日です
2015年11月に心臓病で突然亡くなりました　53歳でした
　その年の6月には姪の一人息子が突然亡くなっていて(28歳)
わたしは度重なる義兄一族の不幸を正面から受け止めきれず　見ないふりをして流していました
　　
がその後その親の義兄が倒れ　義姉が亡くなり　その後始末が夫へ全部かかってきて
無理はしないで　できることだけと　なんとかやっています
　義姉の葬儀の時　姪の旦那から　納骨仏壇は返上したいと言われ死後離婚ということなのだろうと
　夫が義兄一族の納骨仏壇も引き受けることになりました　弱り目に祟り目
　昨年は義姉の初盆と合わせ　姪と孫の三回忌を　拝んでもらって済ませ
　今年は義姉の一周忌を拝んでもらいました
　

2012年に義母が亡くなってから　2013年義姉　2014年義兄　2015年義姪　義孫
2017年義姉　2018年義姉と続いています　夫の加齢なる一族です
　お陰で鰈は　食べたくなくなりました　宗八カレイもあまり食べません。

にょにょっ記 穂村弘 文春文庫

　等身大の疑問や感想で　共感できます
　　バスローブへの疑問
　　　・お風呂から出たら全く体を拭かないでいきなり素肌にこれを着るのか
　　　・もしそうなら一回着たら洗濯するのか
　　　・もしそうならひとりが何着ももっている必要があるのか
　　　・もしそうならこんなに大きなものを家族全員分毎日洗濯するのか
　　　・もしそうなら大変ではないのか
　　　・着たまま寝るのか

　わたしは疑問というより
　・あんなに大きなものは仕舞うところがない
　・あんなに大きなものは乾きが遅いだろう
　・あんなに大きなものは洗濯の手間がかかり大変だろう
　・あんなに大きなものを着たまま寝たくはない
　・あんなに大きなものは寝心地が悪いだろう

雪がないのは大変助かっています
どんより空の下　少し　ぶらぶらしてきました　

深呼吸の必要 長田弘 ハルキ文庫

　　
この本も新聞で紹介していました
手元にあってもいいかなと　買いました　詩集です
　　散歩
　　　ただ歩く。手に何ももたない。急がない。
　　　気に入った曲り角がきたら、すっと曲がる。　

さりげない日常が綴られていて
とても懐かしい
　
　散歩はぶらぶら　道草喰いながらだよねと思いつつ　この頃おこもりさんです。