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やっぱり本も好き

忘却率がUPしているのでメモとして

沈黙博物館 小川洋子 筑摩書房

2009年05月15日 11時29分31秒 | 
不思議な物語りです。形見を集めた博物館を作るという
お話なのですが、登場人物が、ユニークで、特に
シロイワバイソンの毛皮をまとった沈黙の伝道師と
いう人々に惹かれました。ひとの話は聞いても、自分は
ひとことも話さない、沈黙の持ついろいろなものが
深く深く静寂と共に伝わります。
話さないと理解しあえないとは言うけれど、
やっぱり沈黙は金かなと思いました。